こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。100%勇気だね。
中1理科で「シダ植物とコケ植物」を勉強していくよね?
シダ植物・コケ植物は、種子植物と違って、
「種子」ではなく「胞子」で子孫を残す
って習ったね。

でもさ、そもそも、
「種子」と「胞子」って何が違うんだろう
って思わない?

両方とも見た目は種っぽいし、漢字だって1文字しか違わない。
子孫を残すっていう目的は同じだし、一体全体、何が種子と胞子の違いなんだよ!?
種子と胞子の違いはズバリ、
受精するタイミング
が違うんだ。
もっと詳しくいうと、
ばらまかれる「前」に受精するのか、ばらまかれた「後」に受精するか??
の違いがあるんだよ。
種子と胞子の違いをそれぞれ見ていこうか。
まずは種子からね。
種子は、ばらまかれる「前」に受精するんだ。

雄花が放った花粉が雌花について受精すると、「胚珠」っていう奴が「種子」に進化するんだったね??
そして、受精が起こった後に、種子がばらまかれて子孫が増える仕組みになっているんだ。

これが種子。
続いては胞子。
胞子は、ばらまかれた「後」に受精するようになってるんだ。

胞子はばらまかれた後、配偶体と呼ばれるものに成長して、その上で受精が起きるようになっているんだ。

シダ植物のイヌワラビだったら、胞子が発芽して前葉体というものになり、そこで受精が起きるんだったね。

だから、胞子の時点では受精は起きてない。
受精する前にばらまかれてるっていうのが胞子の特徴だ。
以上が、種子と胞子の違いだよ。
違いはズバリ、
受精のタイミングだったね。
ばらまかれる前に受精するのが「種子」、ばらまきの後に受精するのが「胞子」と覚えておこう。

そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。武者が震えてるね。
中1理科の植物の世界のテストではよく、
イヌワラビ
っていう植物の問題が出題されるんだ。
なぜだか知らないけどね。
イヌワラビのことを事前にテスト前に仕込んでおかないと、
「イヌワラビって、犬の雑種?」
って勘違いしちゃうかもしれない。

そこで今日は、テストに出やすいイヌワラビの特徴を5つにしぼってまとめてみたよ。
よかったら参考にしてね。
それじゃあ早速、イヌワラビの特徴を紹介していくよ。
まずイヌワラビの特徴の中で一番大きいのは、
イヌワラビは「シダ植物」
っていうことだ。
「シダ植物とコケ植物の違い」の記事でも見てきたけど、シダ植物は、
種子で増えない植物
だったね。

種子の代わりに胞子で増えるんだ。

でも、コケ植物だって胞子で増える植物だ。
じゃあシダ植物とコケ植物がどう違うのかっていうと、
の4つがシダ植物にはあって、コケ植物にはないって話だったね。

どう?だんだんシダ植物に関して思い出してきたかな??
ってことで一旦まとめてみよう。
イヌワラビはシダ植物の一種で、シダ植物っていうだけで、
っていう特徴があるんだ。
これらの全部の特徴を単に覚えるんじゃなくて、イヌワラビがシダ植物ってことを押さえておけばオッケーだよ。
イヌワラビは胞子で増えるシダ植物の一種だったね。
じゃあ、イヌワラビの胞子はどこで作られるんだろうね??
じつは、イヌワラビの胞子は、
胞子のう
っていうところで作られるんだ。

この袋みたいな「胞子のう」にたくさんの胞子が詰まってるんだよ。
んで、この胞子のうはどこにあるのかっていうと、ズバリ、
葉っぱの裏側さ。

こんな感じで、イヌワラビの葉っぱの裏側を見てみると、数え切れないぐらいたくさんの胞子のうがついてるわけ。
この胞子のうが破れると、中に入ってる胞子が外に飛び出る。

そして、地面に落ちてやがて発芽していくんだ。

胞子が発芽して成長すると、ハート型をしている
前葉体(ぜんようたい)
っていうものに変化するよ。

ここでは主に、子孫を残すために卵と精子が作られて受精が行われるんだ。
無事に受精が終わると、この前葉体から新しい葉っぱが出てくるわけね。
イヌワラビは、日がサンサンしている日向で育つんじゃなくて、
日陰で湿った場所で育つよ。

イヌワラビはシダ植物だから根があるのに、なんで湿った水分が豊富な場所を好むんだろうね??
じつは、その原因は、
前葉体の受精のプロセスにあるんだ。
前葉体の受精では、前葉体でできた精子が卵まで泳いで到達しないといけないんだ。
精子が泳ぐためにはどうしても、
水分
が必要になってくる。

だから、イヌワラビは受精して子孫を残しやすいために、水分が豊富な場所を好むというわけだ。
どう?しっくりきたかな?
と、ここまでがイヌワラビの特徴だったよ。
この中でも一番出やすいのは、イヌワラビが「シダ植物」であること。
シダ植物であるってことがわかっていれば、シダ植物の特徴の、
っていう特徴があるはずだからね。
しっかりテスト前に復習しておこう!
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。顔面マッサージしてるね。
中1理科の植物の世界っていう単元では、
などの植物を勉強してきたよね。
こいつらは、種子を作って子孫を増やしているから、
種子植物
って呼ばれてる植物なんだ。
「じゃあ、世界に存在する全植物が種子植物なのかな??」
いや、これは違う。
植物の中には、
種子で子孫を増やさない植物だってあるんだ。
そんな種子に頼らない植物は、
の2種類が存在しているよ。

こいつらは、
種子じゃなくて胞子で増えている植物たちなんだ。
これがシダ植物とコケ植物の共通点だ。

じゃあ、「シダ植物」と「コケ植物」の違いってなんなんだろうね?
シダ植物とコケ植物の違いはズバリ、次の2点だ。
シダ植物とコケ植物をそれぞれ詳しく見えて行こうか。
まずはシダ植物。
この植物は種子じゃなくて胞子で増えるんだけど、

葉っぱ・茎・根っこの区別がはっきりしていて、維管束もある植物なんだ。

ここまで勉強してきた種子植物との違いは1点しかない。
子孫を増やすために、種子じゃなくて胞子を使っているということさ。
それ以外は同じ。
根から水を吸い上げて維管束を通して全身に運ぶし、光合成で生きてるし、まあ大体一緒だ。
例えば、イヌワラビとか、ゼンマイとかがシダ植物だね。
つづいてはコケ植物。
コケ植物とシダ植物の違いはズバリ、
葉っぱや茎や根っこの区別がないということ。
ってことは、そこを通っているはずの維管束もないことになる。

でも、維管束とか根っこがないとさ、
「どうやって水分を補給しているんだろう??」
って思うよね。
じつは、コケ植物では維管束や根っこの代わりに、
体の表面から水分を直接吸収しているんだよ。

例えば、コケ植物の種類としては、コスギゴケヤやゼニゴケがあるよ。
最後にシダ植物とコケ植物の共通点と違いをまとめておこう。
| シダ植物 | コケ植物 | |
|---|---|---|
| 子孫の増やし方 | 胞子 | |
| 葉っぱの区別 | ○ | × |
| 茎の区別 | ○ | × |
| 根っこの区別 | ○ | × |
| 維管束はある? | ○ | × |
シダ植物とコケ植物は両方、種子じゃなくて胞子で増える植物。
違いは、
の2点。
葉っぱや茎や根が区別できる植物はシダ植物、
区別できない奴はコケ植物と覚えておこう。
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。カミカミだね。
中1の理科の「植物の世界」っていう単元で、
被子植物
を勉強してきたね。
被子植物って簡単に言っちゃうと、
種子になる元の胚珠が子房に被って隠れている植物
だったね。
>>詳しくは「被子植物と裸子植物の違い」へ
じつは、この被子植物はもう一段階こまかく分類することができるんだ。
それは、
の2種類さ。

漢字が一つしか違わないし、ちょっとややこしい分類だね。
今日はテストでも間違えないように「単子葉類と双子葉類の違い」をわかりやすく解説していくよ。
単子葉類と双子葉類の違いはズバリ、
子葉が一枚か二枚かの違いなんだ。
子葉が一枚(単数)だったら、「単子葉類」。
子葉が二枚(双つ)だったら、「双子葉類」ってわけね。

子葉とは、
種から最初に出てくる葉っぱのことだよ。
だから、単子葉類の場合、種から最初に出てくる葉っぱの枚数は1枚。

双子葉類だったら、二枚ってわけね。

これが単子葉類と双子葉類の違いの基本さ。

だがしかし、だね。
単子葉類と双子葉類の違いは子葉の数だけじゃないんだ。
単子葉類と双子葉類は、
の3つでも違うことがわかっているんだ。
これらの違いについてもうちょっと深掘りしてみよっか。
まず1つ目の違いが、
葉脈の通りかたの違うね。
単子葉類では、葉脈はそれぞれ平行に通ってるよ。

一方、双子葉類の植物の葉脈は平行になんか走っちゃいない。
双子葉類の葉脈は、
網目状に張り巡らされているんだ。

単子葉類と双子葉類の葉脈の違いをまとめると、次のような表になるよ。
| 葉脈の通り方イラスト | ||
|---|---|---|
| 単子葉類 | 平行 | ![]() |
| 双子葉類 | 網目状 | ![]() |
単子葉類と双子葉類は、茎の維管束の並び方も違うよ。
維管束とは、道管と師管からできている管の束のことで、根から吸い上げた水分や養分を運んでいたね。
この維管束の並び方が単子葉類と双子葉類でちがうわけさ。
単子葉類では、茎の維管束はバラバラに散らばってる。

だがしかし、双子葉類では、茎の維管束は輪っかみたいにぐるっと並んでいるんだ。

この違いを表にすると、次のようになるよ。
| 茎の維管束の並び方 | ||
|---|---|---|
| 単子葉類 | バラバラ | ![]() |
| 双子葉類 | 輪っかに並んでる | ![]() |
最後の単子葉類と双子葉類の違いは根っこのタイプさ。
単子葉類の根っこは、
ひげ根
というタイプ。
これは細い「ひげ根」っていうダンブルドアのひげみたいなやつがたくさんついてるタイプだ。

双子葉類の根っこは、
というタイプ。

メインの「主根」と、そこから生える「側根」で構成されているやつね。
この根っこの違いを表にまとめると、こんな感じかな。
| 根っこのタイプ | ||
|---|---|---|
| 単子葉類 | ひげ根 | ![]() |
| 双子葉類 | 主根と側根 | ![]() |
以上が、単子葉類と双子葉類の違いだよ。
こいつらの違いは、
の4つあったね。
最後にもう一度、単子葉類と双子葉類の違いを全部表にまとめてみたよ。
| 単子葉類 | 双子葉類 | |
|---|---|---|
| 子葉の数 | 1
|
2
|
| 葉脈の通り方 | 平行
|
網目状
|
| 茎の維管束の並び方 | バラバラ
|
輪っか状
|
| 根のタイプ | ひげ根
|
手根と側根
|
テストでよく狙われるところだからよーく復習しておこう!
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。五穀米、一択だね。
中1理科の「植物の世界」という単元で、
気孔(きこう)
という植物のパーツがあるって勉強してきたよね??
気孔とは、
葉っぱの裏側についている口のような機構のこと。

正面から見た気孔
「孔辺細胞」っていう、くちびるみたいな2つの細胞に挟まれてできてるんだ。
本当に口みたいだよね。
今日はこの「気孔」というパーツが、どういう働きをしているのかを振り返ってみようか。
植物の「気孔」にはつぎの2つの働きがあるよ。
気孔の1つ目の働きは、
水蒸気を植物の体内から外に出す
ってこと。
これによって、
体内の水分量を調節したり、古い水を入れ替えたりしているんだ。
人間でいうと、汗をかいたり、尿を出したりっていう行為に近いかな。
植物の体内の余分な水分を外に出すことを植物業界では、
蒸散(じょうさん)
って呼んでるよ。

>>詳しくは「蒸散とは??」の記事を読んでみてね
2つ目の気孔の働きは、ズバリ、
空気の交換だ。
植物は、
という2つの働きをしているって習ったよね??
昼間は植物は光合成と呼吸の両方をするけど、夜はひっそり呼吸のみ行うね。
じつは、この「光合成」と「呼吸」では、
の2つの気体を交換しているんだよ。
具体的にいうと、光合成の時は、酸素を外に吐き出して、その代わりに二酸化炭素を体内に取り入れてる。

逆に、呼吸の時は、僕ら人間と同じように、
二酸化炭素を吐き出して、酸素を体内に取り入れているんだ。

こんな感じで、植物が生きる上で欠かせない「光合成」と「呼吸」を行うために気孔は必要なんだ。
気孔の働きは、
の2つ。
これだけ押さえておけば、中学1年生の理科も楽勝だね!
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。布団をたたみたいね。
中1理科の植物の世界では、
っていう2つの言葉を勉強していくよね。
くわしくは「葉の作り」の記事を読んで欲しいんだけど、
一体、
「維管束」と「葉脈」の違いってなんなんだろう??
って思わない??
教科書を読んでもよく違いがわからないし、誰かはっきりさせてほしいよね?
そこで今日は、
維管束と葉脈の違いをわかりやすく解説してみたよ。
よかったら参考にしてみてね。
ズバリ言ってしまおう。
維管束と葉脈の違いは、、
だいたいない。
だいたい一緒だね。
葉脈 は 維管束のこと
だと思ってもらえればいいね。
だがしかし、
「えっ、なんだ。葉脈 = 維管束かああ」
って安心するのはまだ早い。
じつは、
「維管束は葉脈である」ってことは言えないんだよね。
つまり、
維管束と葉脈はビミョーに違うってことだ。
どういうことかというと、
葉脈は「葉っぱにある維管束のこと」
なんだ。
葉脈は維管束の中の1種類のわけさ。
この状態を図で表すとこうなる↓↓

これは例えるなら、犬と柴犬の関係に似てるね。

柴犬は犬だけど、犬は柴犬じゃない。
なぜなら、柴犬以外にもチワワとか、ダックスフンドとか、いろんな「犬」がいるはずだからね。

それと同じで、維管束には葉脈以外にもたくさんある。
「茎の維管束」だったり、「根の維管束」だったり、いろんなやつがいるわけさ。

数多くの維管束の中から、葉っぱの中の維管束だけを「葉脈」って呼んでるわけだ。
どう?スッキリしたでしょ!
葉脈の正体は維管束だけど、維管束は必ずしも葉脈とは限らない。
茎の維管束とか、根の維管束があるからね。

葉脈と維管束の違いがわからなくなったら、柴犬、チワワ、ダックスフンド、犬の関係を思い出してみよう。

そんじゃねー
Ken
こんにちは!Kenだよ。半角が好きだね。
中学校の理科の授業では、よく頻繁に、
顕微鏡を使って観察するよね??
顕微鏡といっても、中学理科で使うのは一種類だけじゃない。
3種類もあるんだ。
3種類もあるから、使い方とか、顕微鏡の使い分けがごっちゃになってるはず。
そこで今日は、
中学理科で使う顕微鏡の種類とその違い
を解説していくよ。
よかったら参考にしてみて。
中学理科で使う顕微鏡は次の3種類だよ。
一見、3種類に見えるんだけど、「顕微鏡の使い方」で分けると2種類に分類することができるよ。
2つの目で観察するタイプの顕微鏡に、
ってやつがあるよ。

この、2つの目で観察する「双眼実体顕微鏡」には、つぎの2つの特徴があるよ。
双眼実体顕微鏡は2つの目で観察するから、
観察したいものが立体的に見える
っていう特徴があるね。
片目を隠してみるとわかるけど、片目だと物体を立体的に見ることはできないよね?
立体的にものごとを見るためには、両目による2つの視界が必要なわけ。
だから、両目で観察できる双眼実体顕微鏡の視野は立体的なわけね。
双眼実体顕微鏡には反射鏡が付いてないのが特徴。
反射鏡がないから、
反射光(物体に当たった光が跳ね返ったもの)
で観察していくんだ。

以上の特徴から、双眼実体顕微鏡では、
に使用していくよ。
たとえば、花のおしべとかめしべを観察するときに使うかな!
一つの眼だけで観察する顕微鏡は2種類あるよ。

こいつらはだいたい一緒なんだけど、
顕微鏡のどのパーツが上下に動くか??
ということが違うね。
鏡筒上下式顕微鏡はその名前の通り、
顕微鏡の「鏡筒」と呼ばれるパーツが上下に動かせるんだ。

一方、ステージ上下式顕微鏡は、
「ステージ」っていうパーツを上下して顕微鏡のピントを合わせていくんだ。

この顕微鏡の特徴はつぎの2つあるよ。
まずは、透過光を使って観察するっていう特徴。
透過光で観察するために、反射鏡っていうパーツがついてる。
これは、ものの下から光を当てるためのパーツのこと。
この反射鏡で光の向きを調整して、観察したいものに下から光を当てていくんだ。

だから、必然的に、
観察するものは薄くて光を通すもの
じゃないとダメってことだね。
1つの目で観察するから、
観察するものは立体的には見えない。。
これはしょうがないね。
必然的に、このタイプの顕微鏡で観察する者たちは、薄くて元々立体感がないものばかりだよ。
たとえば、ミジンコやミドリムシのような微生物とかね。
中学理科で使う顕微鏡の種類はどうだったかな?
の3種類あったんだけど、こいつらは、
何個の目を使って観察するのか??
と
どこを上下させてピントを合わせるのか??
の2つのポイントで分類できるんだ。
理科の観察でガンガン使いながらマスターしていこう。
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。背中に腕が欲しいね。
中学理科ではいろいろな花のつくりを勉強していくよね??
ここまで、
をみてきたね。
今日は、理科の夏休みの自由研究で「王道中の王道」として知られる、
アサガオ(朝顔)の花のつくり
を復習していこうね。
アサガオ(朝顔)を分解してみると、つぎの図のような構造になってるよ。

ちょっとこれだけだとわかりづらいから、アサガオ(朝顔)の特徴を見ていこうか。
アサガオの花弁は、1枚につながっているんだ。

こう言う花弁が一枚につながっている植物を、
合弁花類
っていうよ。
アサガオの花弁は1枚につながってるんだけど、
実はその1枚の中には「5枚の花弁」が含まれているんだ。
物理的には一枚なんだけど、模様をよーく見ると、5枚の花弁に分かれているんだ。
ちなみに、アサガオを分解して見ると、
になってるね。

アサガオの花では、子孫繁栄に必要な、
の2つが1つの花の中に一緒に含まれているよ。

これはヘチマやマツの花とは違った花のつくりだね。
アサガオの花では、
「胚珠」が子房に隠れて外からは見えなくなっているよ。

こういう植物を業界では、被子植物って呼んでるよ!
>>詳しくは「被子植物と裸子植物の違い」を読んでみてね〜
アサガオ(朝顔)の花のつくりはどうだったかな?
アサガオの種は簡単に買えるから、家で育てて観察してみよう!
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事をかいてるKenだよ。アボガド摂取したいね。
中学理科ではいろいろな花のつくりを勉強していくね。
これまでも、
とかをみてきたけど、今日はもう一つ、
ヘチマの花のつくり
を復習しておこう。
ヘチマの花のつくりにはつぎの4つの特徴があるよ。
ヘチマの花には、
の2種類があるんだ。
ちょうど、人間や犬にオスとメスがいるの一緒だね。

雌花と雄花の違いはもちろん名前だけじゃない。
花のつくりだって、ぜんぜん違うんだ。
雄花には、花粉を作って拡散する機能が備わってる。
具体的に言うと、
雄花にはおしべが5本についてるんだ。

ここで花粉をつくって、動物や昆虫、もしくは風とかに運んでもらうよ。
一方、「雌花」には、
花粉を受粉するために必要な機能が付いている。
受粉を行なう「柱頭」や、受粉後に果実になる「子房」があるんだ。

こんな感じで、姿や機能が異なる2つの花、
があるってことを押さえておこう。
ヘチマの花を分解してみると、
雄花には、

雌花には、
がついてるんだ。

ヘチマはウリ科の植物だから、花弁は5枚あるよ。
スイカやキュウリの花も、ウリ科だから花弁の数は5枚で一緒!
ヘチマの花の「胚珠」は子房の中にあって、外から見えない!

ヘチマの花みたいに、胚珠が子房に隠れて見えない植物のことを、
被子植物
って呼んでいるよ。
「えっ、なにそれ!?」
ってときは、被子植物と裸子植物の違いを復習してみてね。
ヘチマの花の子房は受粉して果実になると、何になるかな??
じつは実は、
ヘチマの実
になるんだよ。

ヘチマの実はむちゃくちゃ便利。
料理して「ヘチマ炒め」を作ってもいいし、
皮と果肉を腐らせて「ヘチマタワシ」をこしらえてもいい。
これで体をゴシゴシ洗えちゃうわけだ。
ヘチマの花のつくりの特徴はどうだったかな?
さあ、ヘチマのタネを買ってきて育てて観察してみよう!
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。晩飯は肉じゃがだね。
中1の理科では、いろんな花のつくりを勉強していくよ。
中でも知っておいて損がないのが、
アブラナの花(菜の花)のつくり
だ。

アブラナって結構身近な植物。
花をしぼって油をとってサラダ油にしたり、葉っぱを茹でて食べたりしてるね。
好き嫌いはあるだろうけど。
そんなアブラナの花(菜の花)のつくりは次の図のようになってるよ。

図をまるっと覚えるのは大変だから、アブラナの花(菜の花)のつくりで覚えておいてほしいことを4つまとめてみたよ。
まずは、アブラナの花を分解してみよう。
それぞれのパーツがいくつずつあるのかみていくよ。
花弁、おしべ、めしべ、がく、はそれぞれ、
あるんだ。

1つのアブラナの花の中に、
が一緒に存在しているよ。

えっ。当たり前だって!?
いや、そうとは限らない。
植物の中には「雄花」と「雌花」に分かれている種類だってあるんだ。
たとえば、この前勉強した「マツの花」は雄花と雌花に分かれていたね。
「おしべ」と「めしべ」が1つの花に一緒に入ってること
はアブラナの花の特徴として覚えておこう。
アブラナの胚珠は、子房にすっぽりと隠れて外から見えない。
こういう、子房がかぶさって胚珠が見えない植物を、
被子植物
って呼んでたよね??

つまり、アブラナは被子植物ってことさ。
>>詳しくは「被子植物と裸子植物の違い」を呼んでみてね。
被子植物の子房は受粉するとやがて、
果実になる
ってことが知られてるね。
りんごの花だったらりんご、みかんの花だったらみかんになるわけだ。
じゃあ、アブラナの花の果実は受粉したら何になるんだろうね??
じつは、アブラナの花の果実は、
さや
になるんだ。

「さや」がわからないときは、枝豆を想像してくれ。
豆を包んでるやつあるでしょ??
あれが「さや」だ。

アブラナの花が受粉したら、子房が何になるかまでしっかりと押さえておこう。
アブラナの花(菜の花)のつくりの特徴はどうだったかな??

アブラナは身近な植物だから、すぐそこらへんにいるかも。
見つけたら解剖して花のつくりを調べてみよう。
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。背中に目が欲しいね。
中学1年生の理科では「植物の世界」を勉強していくよね??
その中でも注目して欲しいのは、
マツの花のつくり
だ。
マツはけっこう身近な植物。
そこら中に植えられてるし、盆栽とかでも育てられてるからね。
今日は、このマツの花のつくりの特徴をわかりやすく解説していくよ。
よかったら参考にしてみて。
テストにも出やすい、マツの花のつくりには次の4つの特徴があるよ。
なんとマツの花には、
の2種類存在しているんだ。
ちょうど人間で男子と女子がいるみたいにね。

ここまで勉強してきたアブラナの花には、1種類の花しかなかったよね??
そいつらとはちょっと違うってわけ。
雄花と雌花はだいたい同じようなつくりをしているんだけど、ちょっとだけ違うんだ。
その違いは、
うろこ状の片割れ「りん片」にあるんだ。
雄花のりん片には、
「花粉のう」と呼ばれる、花粉を収納していいる入れ物がついてるよ。

花粉って、植物が子孫を残すために必要な粉だから、かなり大事なもの。
こいつが、雄花の小さな一部のりん片についてるわけさ。
一方、雌花には花粉なんか入ってない。
花粉の代わりに、
将来種子になる「胚珠」がついてるんだね。

>>詳しくは花のつくりと働きを参照
んで、この雌花にもっと注目して欲しい。
じつは、雌花のりん片を拡大してみると、
胚珠がむき出しになってることがわかるんだ。

こんな感じで、胚珠がむき出しになっている植物をまとめて、
裸子植物
って呼んでるよ。
逆に、アブラナの花みたいに、胚珠が子房に包まれて隠れている植物を「被子植物」っていうんだったね。
>>くわしくは「裸子植物と被子植物の違い」へ
最後の特徴は、マツの花には、
がないってこと!
つまり、きれいな色をしている花ひらもないし、それを支える「がく」もついてないわけね。
みんな違ってみんないいから、別にマツの花に花弁なくてもいい。
だけど、花弁がないことによって影響が出てくるんだ。
それは、
花粉の移動のさせ方。
美しくて、いい匂いのする花弁で昆虫や動物を引き寄せて、花粉を運んでもらう
ってことを勉強したよね??
つまり、
美しい花を持たないマツの花は基本的に誰もよってこないから、花粉を運んでくれる動物がいないんだ。
だから、マツの花の花粉はたいてい、
風
で運ばれることになるね。

強い風が吹けば、マツの花の花粉がブンブン飛ぶことになる。
風でしか花粉を移動させられないからこそ、マツの花の花粉は風で拡散しやすいようになってるわけ。
ここまで耳にタコができるぐらい、マツの花のつくりの特徴を勉強してきたね。
これらの特徴は、マツの花だけじゃなくて、
裸子植物
の特徴とも言えるよ。
例えば、裸子植物のイチョウとかソテツの花とかも同じってわけ。
ただ、マツの花のつくりはなぜかテストに出やすいから、しっかりと押さえておこう。
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。あちこち暴れてるね。
中1の理科では、
花のつくりとはたらき
と言う単元を勉強していくよね??
ここでは、主に、
花のパーツにどういう働きがあるのか??
ってことを学んでいくんだ。
今日は、ツツジの花のつくりを例にとって、
被子植物の花のつくりとはたらきを振り返ってみよう。

まずは、花粉から。
花粉症で苦しんでる人も多いから、「花粉」って聞いたことがあるんじゃないかな。

花粉とはズバリ、
植物が子孫を残すために生み出す粉
のこと。
で、その花粉はどこに入ってるかというと、
やく
と呼ばれる袋状のパーツに入ってるんだ。

この「やく」で花粉が生み出され、ここに保存されているわけだ。
んで、その花粉が入ってる「やく」と、それがついてる細長いパーツ全体を、
おしべ
っていうんだ。

ちなみに、「やく」を支えている細長い棒は「花糸(かし)」っていうよ。
「おしべ」= 「やく」+ 「花糸(かし)」
って覚えておこう。
だが、しかし、植物は花粉だけじゃ子孫を残せない。
じつは、
花粉が「柱頭」というパーツにくっつかないと、
子孫を残せないようになってるんだ。

この「柱頭」に「花粉」がつく行為を「受粉」と呼んでいるよ。

植物が子孫を残す方法は、タネを残すことだ。
でも、どこでタネができるのか疑問に思わない??
じつは、花の「胚珠」っていうパーツが将来「タネ」に進化するんだ。

進化するのは、花粉が柱頭についたとき(受粉)だけ。
んで、胚珠はどこにいるかっていうと、
子房
っていう膨らんだ部分に入ってるんだ。

ただ、胚珠を入れているだけじゃない。
受粉できたら、果実になるところなんだ。
りんごとか、みかんも、元々は子房だったわけね。
じつは、さっきまで紹介してきた、
の2つの部分をひっくるめて、
めしべ
っていう名前がついてるよ。

まあ、これは「おにぎり」と「のり」と「ご飯」の関係に似てるね。
おにぎりは、
ご飯
と、
のり
の2つ合わせておにぎりって呼んでるわけだ。

それと同じで、
子房と柱頭を合わせて「めしべ」と呼ぶと覚えておこう。
植物が子孫を残すためには、
柱頭に花粉が付着する必要がある
って習ってきたね??
じゃあどうやって、花粉を柱頭につけさせるのかというと、
「花弁(花びら)」がその役割を担っているんだ。

花びらはあざやかな色だったり、いい匂いを放ったりしてない??
じつは、これにより、動物や昆虫を花に引きつけるんだ。

そして、花に動物や昆虫が来てもらったときに、自分の花粉をしれっとつける。

んで、こいつがまた別の花に引き寄せられて花と接触すれば、
さっきの花粉が次の花にくっつくわけだ。

だから、きれいな花とか、いい匂いのする花とかは、
植物が受粉するために作られたに備えた機能だったわけね。
子孫を残すために大事な「花弁」を支えるのが、
がく
っていうパーツだ。
花弁の下についてるパーツのこと。
「がく」がないと、花弁が安定しないから、動物や昆虫を引き寄せることができないわけね。

以上が花のつくりとはたらきだよ。
花のつくりのそれぞれのパーツが、どういう働きをしているのか??
を考えると覚えやすいよ。
そんじゃねー
Ken