双眼実体顕微鏡の使い方がわからない!
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。ビタミンはCだね。
中学校の理科の授業で観察するときにときどき、
双眼実体顕微鏡
を使うよね??
双眼実体顕微鏡とは、文字通り、2つの目で観察する顕微鏡のことね。
![双眼実体顕微鏡 使い方](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/sotsu1.png)
双眼実体顕微鏡の使い方は理科の実験や観察で役立つし、定期テストにも出てきやすいんだ。
今日はその使い方をわかりやすく解説していくよ。
双眼実体顕微鏡の使い方がわかる4つのステップ
双眼実体顕微鏡の使い方のポイントは1つ。
それは、
2つの眼で観察する
ということ。
![双眼実体顕微鏡 使い方](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/sotsu4.png)
2つの眼をつかって、顕微鏡で観察するためにはつぎの2つのことをする必要があるんだ。
- 眼の幅を合わせること
- 左眼と右眼でピントを合わせること
このポイントを頭に入れて、双眼実体顕微鏡の使い方をみていこうか。
Step1. 眼の間隔をあわせる
まずは、
鏡筒を動かして、「接眼レンズの位置」を「眼の幅」にあわせてみて。
![双眼実体顕微鏡 使い方](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/sotsu3-1024x593.png)
左右の眼の位置に、接眼レンズをうまく持ってこれれば大丈夫。
左右の視野が重なって見えるはずだ!
Step2. 両目のピントをだいたいあわせる
眼の幅と鏡筒の幅が一致したかな??
つぎは、両目で双眼実体顕微鏡をのぞいてみて。
接眼レンズをのぞきながら、粗動ネジで双眼実体顕微鏡の頭を上下させてみればいいんだ。
これによって、
両目でだいたいピントがあう位置
を見つけてあげてね。
![双眼実体顕微鏡 使い方](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/sotsu5-1024x528.png)
もし、だいたい両目のピントがあったのなら、粗動ネジを回すのをストップ。
つぎのフェーズに行こうぜ。
Step3. 右目のピントを完璧に合わせる!
つぎは、右目のピントを完璧にあわせて行くよ。
右目だけで双眼実体顕微鏡をのぞいてみて。
右目だけでみながら、粗動ネジよりも動きが細かくなった、
微動ネジ
を回してピントを合わせてみて。
![双眼実体顕微鏡 使い方](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/sotsu6-1024x573.png)
Step4. 左目も完璧にあわせる
最後に左目のピントもあわせてあげよう!
もし、左右の目の視力が同じだったら、Step3で左右のピントがあってるはず。
だけど、
人間の目はたいてい、左右の視力が違ってるからね。
たとえば、
- 左:0.6
- 右:0.3
みたいな感じで。
だから、最後に、左右の視力差を微調整してあげるわけ。
ここで使うのが、左の鏡筒についている、
視度調節リング
っていうパーツだ。
![双眼実体顕微鏡 使い方](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/sotsu7-1024x515.png)
ここをぐるぐる回して、左目のピントも調整してみてね。
まとめ:双眼実体顕微鏡の使い方は意外とシンプル
双眼実体顕微鏡の使い方は一見むずかしそうだけど、大丈夫。
「双眼実体顕微鏡」 = 「2つの目で観察する顕微鏡」
って覚えておけば、
- 左右の目の幅を調整
- 左右の視力の違いを調整
をすればいいって気づくはずだ。
授業で双眼実体顕微鏡を触りながらおぼえていこう。
そんじゃねー
Ken