シダ植物とコケ植物の違いってなんなの??
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。顔面マッサージしてるね。
中1理科の植物の世界っていう単元では、
などの植物を勉強してきたよね。
こいつらは、種子を作って子孫を増やしているから、
種子植物
って呼ばれてる植物なんだ。
「じゃあ、世界に存在する全植物が種子植物なのかな??」
いや、これは違う。
植物の中には、
種子で子孫を増やさない植物だってあるんだ。
そんな種子に頼らない植物は、
- シダ植物
- コケ植物
の2種類が存在しているよ。
こいつらは、
種子じゃなくて胞子で増えている植物たちなんだ。
これがシダ植物とコケ植物の共通点だ。
じゃあ、「シダ植物」と「コケ植物」の違いってなんなんだろうね?
3分でわかる!シダ植物とコケ植物の違い
シダ植物とコケ植物の違いはズバリ、次の2点だ。
- 葉っぱ・茎・ねの区別がある
- 維管束があるか?
シダ植物とコケ植物をそれぞれ詳しく見えて行こうか。
シダ植物
まずはシダ植物。
この植物は種子じゃなくて胞子で増えるんだけど、
葉っぱ・茎・根っこの区別がはっきりしていて、維管束もある植物なんだ。
ここまで勉強してきた種子植物との違いは1点しかない。
子孫を増やすために、種子じゃなくて胞子を使っているということさ。
それ以外は同じ。
根から水を吸い上げて維管束を通して全身に運ぶし、光合成で生きてるし、まあ大体一緒だ。
例えば、イヌワラビとか、ゼンマイとかがシダ植物だね。
コケ植物
つづいてはコケ植物。
コケ植物とシダ植物の違いはズバリ、
葉っぱや茎や根っこの区別がないということ。
ってことは、そこを通っているはずの維管束もないことになる。
でも、維管束とか根っこがないとさ、
「どうやって水分を補給しているんだろう??」
って思うよね。
じつは、コケ植物では維管束や根っこの代わりに、
体の表面から水分を直接吸収しているんだよ。
例えば、コケ植物の種類としては、コスギゴケヤやゼニゴケがあるよ。
まとめ:シダ植物とコケ植物の違いは「葉っぱや茎、根っこの区別あるかどうか」
最後にシダ植物とコケ植物の共通点と違いをまとめておこう。
シダ植物 | コケ植物 | |
---|---|---|
子孫の増やし方 | 胞子 | |
葉っぱの区別 | ○ | × |
茎の区別 | ○ | × |
根っこの区別 | ○ | × |
維管束はある? | ○ | × |
シダ植物とコケ植物は両方、種子じゃなくて胞子で増える植物。
違いは、
- 葉っぱ・茎・根っこの区別があるか?
- 維管束はあるか?
の2点。
葉っぱや茎や根が区別できる植物はシダ植物、
区別できない奴はコケ植物と覚えておこう。
そんじゃねー
Ken