花のつくりとはたらきがわかる図が欲しい!
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。あちこち暴れてるね。
中1の理科では、
花のつくりとはたらき
と言う単元を勉強していくよね??
ここでは、主に、
花のパーツにどういう働きがあるのか??
ってことを学んでいくんだ。
「花のつくりとはたらき」がわかる図を書いてみた
今日は、ツツジの花のつくりを例にとって、
被子植物の花のつくりとはたらきを振り返ってみよう。
![花のつくりとはたらき 図](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hantu1.png)
その1. 「花粉」
まずは、花粉から。
花粉症で苦しんでる人も多いから、「花粉」って聞いたことがあるんじゃないかな。
![花のつくりとはたらき 図](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hantu2-1024x685.png)
花粉とはズバリ、
植物が子孫を残すために生み出す粉
のこと。
その2. 「やく」
で、その花粉はどこに入ってるかというと、
やく
と呼ばれる袋状のパーツに入ってるんだ。
![花のつくりとはたらき 図](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hantu3.png)
この「やく」で花粉が生み出され、ここに保存されているわけだ。
その3. 「おしべ」
んで、その花粉が入ってる「やく」と、それがついてる細長いパーツ全体を、
おしべ
っていうんだ。
![花のつくりとはたらき 図](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hantu4.png)
ちなみに、「やく」を支えている細長い棒は「花糸(かし)」っていうよ。
「おしべ」= 「やく」+ 「花糸(かし)」
って覚えておこう。
その4. 「柱頭(ちゅうとう)」
だが、しかし、植物は花粉だけじゃ子孫を残せない。
じつは、
花粉が「柱頭」というパーツにくっつかないと、
子孫を残せないようになってるんだ。
![花のつくりとはたらき 図](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hantu5.png)
この「柱頭」に「花粉」がつく行為を「受粉」と呼んでいるよ。
![花のつくりとはたらき 図](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hantu6.png)
その5. 「胚珠(はいしゅ)」
植物が子孫を残す方法は、タネを残すことだ。
でも、どこでタネができるのか疑問に思わない??
じつは、花の「胚珠」っていうパーツが将来「タネ」に進化するんだ。
![花のつくりとはたらき 図](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hantu7.png)
進化するのは、花粉が柱頭についたとき(受粉)だけ。
その6. 「子房(しぼう)」
んで、胚珠はどこにいるかっていうと、
子房
っていう膨らんだ部分に入ってるんだ。
![花のつくりとはたらき 図](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hantu8.png)
ただ、胚珠を入れているだけじゃない。
受粉できたら、果実になるところなんだ。
りんごとか、みかんも、元々は子房だったわけね。
その7. 「めしべ」
じつは、さっきまで紹介してきた、
- 柱頭
- 子房
の2つの部分をひっくるめて、
めしべ
っていう名前がついてるよ。
![花のつくりとはたらき 図](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hantu9.png)
まあ、これは「おにぎり」と「のり」と「ご飯」の関係に似てるね。
おにぎりは、
ご飯
と、
のり
の2つ合わせておにぎりって呼んでるわけだ。
![花のつくりとはたらき 図](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hantu10.png)
それと同じで、
子房と柱頭を合わせて「めしべ」と呼ぶと覚えておこう。
その8. 「花弁(かべん)」
植物が子孫を残すためには、
柱頭に花粉が付着する必要がある
って習ってきたね??
じゃあどうやって、花粉を柱頭につけさせるのかというと、
「花弁(花びら)」がその役割を担っているんだ。
![花のつくりとはたらき 図](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hantu11.png)
花びらはあざやかな色だったり、いい匂いを放ったりしてない??
じつは、これにより、動物や昆虫を花に引きつけるんだ。
![花のつくりとはたらき 図](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hantu12-1024x417.png)
そして、花に動物や昆虫が来てもらったときに、自分の花粉をしれっとつける。
![花のつくりとはたらき 図](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hantu13.png)
んで、こいつがまた別の花に引き寄せられて花と接触すれば、
さっきの花粉が次の花にくっつくわけだ。
![花のつくりとはたらき 図](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hantu14-1024x417.png)
だから、きれいな花とか、いい匂いのする花とかは、
植物が受粉するために作られたに備えた機能だったわけね。
その9. 「がく」
子孫を残すために大事な「花弁」を支えるのが、
がく
っていうパーツだ。
花弁の下についてるパーツのこと。
「がく」がないと、花弁が安定しないから、動物や昆虫を引き寄せることができないわけね。
![花のつくりとはたらき 図](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hantu15.png)
まとめ:「花のつくり」は「はたらき」を考えればわかりやすい!
以上が花のつくりとはたらきだよ。
- 花粉:植物が子孫を作るための粉
- やく:花粉を入れる袋
- おしべ:やくがついてる細長いパーツ
- 柱頭:花粉がつくと受粉が起きるところ
- 胚珠:将来、タネになるところ
- 子房:胚珠が入ったところ。将来、果実になる
- めしべ:子房+柱頭
- 花弁:花ひらのこと。動物や昆虫を引きつける
- がく:花弁を支えるパーツ
花のつくりのそれぞれのパーツが、どういう働きをしているのか??
を考えると覚えやすいよ。
そんじゃねー
Ken