被子植物と裸子植物の違いがわからん!
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。コーヒー3杯目だね。
中学理科で間違えやすいのは、
「被子植物」と「裸子植物」の違い
だ。
被子植物と裸子植物って文字が1つしか違わないからややこしいよね??
しかも、幸か不幸か、テストにむちゃくちゃ出てきやすいんだ。
そこで今日は、
被子植物と裸子植物の違いをわかりやすく解説してみたよ。
よかったら参考にしてね。
3分でわかる!被子植物と裸子植物の違い
被子植物と裸子植物の違い。
それはズバリ、
胚珠が外から見えるか見えないか
の違いだけなんだ。
胚珠が隠れて見えなければ「被子植物」。
胚珠がむき出しになっていて、見えちゃってる植物は「裸子植物」と呼ばれているわけさ。
でも、どっちがどっちかわからなくなるから、わかりやすい覚え方を伝授していこう。
被子植物の覚え方
被子植物は、
将来「種子」になる「胚珠」が「子房」に被って隠れている植物のこと
だ。
たとえば、ツツジの花を想像してくれ。
![被子植物 裸子植物 違い](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/tutuji.png)
スパッと断面で切り開いてみると、こんな構造をしているんだ。
![被子植物 裸子植物 違い](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hira2.png)
ちょうど、真ん中にある丸いやつが、将来種子になっちゃう「胚珠」ってやつだ。
ツツジの場合、「子房」がかぶさって見えなくなってるね。
![被子植物 裸子植物 違い](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/hira3.png)
こういうタイプの植物を「被子植物」っていうわけ。
裸子植物の覚え方
裸子植物は、
将来「種子」になる「胚珠」が裸になってむき出しで見えてる植物のこと
なんだ。
たとえば、マツの花がそうだ。
マツの木をよーくみてると、先っちょの部分に花がついてる。
![マツの花のつくり](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/manamana2.png)
雌花からりん片を取ってみると、こんな感じになってるよ↓↓
![マツの花のつくり](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/manamana3.png)
このりん片の中に胚珠がついてる。
でもね、このマツの花の胚珠はどこにも隠れやしない。
![マツの花のつくり](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/manamana5.png)
被子植物のツツジのように子房の中に入ってるわけでもない。
裸のむき出しで頑張っているんだ。
このマツの花のように、「胚珠」が裸でむき出しになっている植物を「裸子植物」っていうわけね。
合点合点!
まとめ:被子植物と裸子植物の違いは胚珠が見えるか見えないか
被子植物と裸子植物の違いはどうだったかな??
胚珠が見えるか見えないか
なんて案外簡単な違いだったよね。
最後にごっちゃ混ぜにしないように復習しておこう。
- 被子植物:将来種子になる、胚珠が子房に被って隠れている植物のこと
- 裸子植物:将来種子になる、胚珠が裸になってむき出しで見えてる植物のこと
被子植物と裸子植物の違いを覚えられるように「胚珠の歌」を作ってみたから良かったら聴いてみてね。
そんじゃねー
Ken