こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。からい、ね。
「回路に流れている電流の大きさを計測したい!」
そんな時に便利なのが、
電流計
という電気器具だ。

中学理科では電流を計測する実験があって、電流計の使い方を覚えておくと実験で大活躍できる。
しかも、理科のテストにも電流計のつなぎ方がよく出てくるんだ。
今日はその厄介だけど必要な「電流計の使い方」をわかりやすくまとめてみたよ。
早速、電流計の使い方を解説していくよ。
例として、次の直列回路に流れている電流の大きさを計測したい場面を想像してみてね。

まずは電流計を回路につなげてみよう。
つなげ方のルールは、
直列でつなぐ
ってこと。
回路の途中に電流計のプラス端子、マイナス端子にコードをさして回路に組み込んでいくよ。

ここで注意したいのがマイナス端子を指す場所。
電流計のマイナス端子には3つの端子が用意されていて、それぞれで計測できるマックスの電流の大きさが異なるんだ。
右からそれぞれ、
まで計測できるようになってるよ。

まずは一番大きな電流まで測れる5Aの端子につないでいくんだ。
なぜ一番大きな端子からなのかというと、
電流計の針が振り切れてしまって計測できなくなるのを防ぐためだね。

たとえば、2Aの電流が流れている回路に500mAまでしか測れないマイナスの端子をつなげてしまうとどうなる?
そう、2Aの電流が最大の500mAとして計測されてしまうんだ。
もしかしたら、針が振り切れ過ぎて電流計がぶっ壊れてしまう可能性だってある。
ってことで、安全のためにもマイナス端子は単位が大きいものからつないでいくようにしよう。
電流計のマイナス端子は一番大きいものにつないでみたね??
一発でうまくいくこともあるけど、
電流計がピクリともしないときだってある。
そんなときはマイナス端子を1段階小さい単位のものに切り替えてみよう。
具体的にいうと、5Aのマイナス端子で針が動かなかったら次に大きい500mAに切り替えてみる。

それでも針がふれなかったら一番小さい50mAの端子にしてみる。
ちょうどいいマイナス端子を求めて小さい方にどんどん切り替えていくわけだ。
無事に電流計の針が動いたら、あとは電流の大きさを読むだけ。
読み方はいたって簡単で、
マイナス端子をさした単位のメモリを読むだけでいいのね。
それ以外のメモリは無視してしまうのがコツだ。
たとえば、電流計でマイナス端子500mAにしていたとき、次のように針がふれたとしよう。

このとき注目して欲しいのは赤い字の500mAのメモリのみ。
マックス500mAのメモリだけに注目してみると、この回路に流れている電流は200mAということがわかるね。
これで電流計の使い方は終了!
回路に流れる電流の大きさが計測できたはずだ。
電流計の使い方はだいたいわかったね。
ただ、ちょっと気になるのが、
なぜ電流計は直列つなぎにする必要があるのか??
ということだ。
直列でも並列でもいいじゃないか?
なんて思っちゃうよね。
じつは電流計のつなぎ方を直列つなぎにこだわる理由は、
直列回路と並列回路に流れる電流の大きさの違い
にあるんだ。
直列回路では、
回路全体に流れる電流の大きさは等しい
っていう性質がある。
電流計を直列つなぎにしてしまえば、そのつなげた回路に流れる電流の大きさがわかるってことだ。
どこに直列つなぎしても同じ電流の大きさが得られるし便利。

しかしながら、並列回路だとちょっと事情が違ってくる。
なぜなら、並列回路の電流はどこでも等しいってわけじゃなくて、
枝分かれした電流を足すと、枝分かれ前の電流の大きさになる
っていう性質があるからね。

もし、回路に流れている電流を図りたいときに電流計を並列つなぎしてしまうと、
が違うことになるんだ。
ってことで、電流の大きさを計測したいときは、電流計を直列つなぎしてみよう。
電流計の使い方をマスターしたら次は「電圧計の使い方」も勉強してみてね。
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。力士、みかけたね。
回路とは、
の3つが含まれている電気の回線のことで、

回路を誰でも読めるようにする回路図のかきかたなんかも勉強してきたよね。

じつはその回路というやつは2種類にわかれるんだよ。

今日はこの回路の種類の違いと見分け方をわかりやすくまとめてみたよ。
まずは直列回路と並列回路の違いを確認していこう。
ズバリ、この2種類の回路の違いは、
導線の道筋の数
だ。
もし、導線の道筋が一本で繋がっているなら直列回路、

1本じゃなくて2本以上ならば並列回路なんだ。

と、ここまでで直列回路と並列回路はなんとなくわかった。
でも、
どうやって直列回路と並列回路を見分けたらいいのかわからない!
と困っている子もいるはずだ。
そんな子のために、
直列回路と並列回路のとっておきの見分け方
を伝授しよう。
とある回路が直列回路か並列回路なのか?を見分けるときは、
回路の道筋を一筆書きできるか?
を検証してみるといいよ。
もし、一筆書きで回路の道筋をかけるならば、そいつは直列回路、

一筆じゃ無理で、二筆、三筆使わないとかけそうにないときは並列回路ってことになる。

回路のタイプに迷いが生じたときはこの見分けかたを使ってみよう。
つぎは「電流計の使い方」を勉強してみてね。
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。玄米、絞り出したね。
中学理科では電気の勉強をして行くんだけど、中でもテストに狙わられやすいのが、
回路図の書き方
だ。
しつこいぐらいに、
「この回路の回路図をかいてください」
と言ってきたり、
「回路図の記号の意味を答えなさい」
とか攻めてくる問題が多いね。
今日はそんな回路図の書き方の問題を瞬殺するために、
中学理科で勉強する回路図の書き方のルール・決まり
を復習してこう。
回路図の書き方を勉強して行く前にちょっと待って。
まずは回路図とは何かを復習しておこう。
回路図とはズバリ、
回路を記号で表した図
のことだったね。

ここで出てくる回路とは、
電流が流れる道筋のこと。
この回路には次の3つがなくてはならないことになってるよ。

たとえば、「電気を使うところ」がない電池と導線だけだと回路は成立しなくなってしまうし、

「電池」がなくても、

「導線」がなくても回路にはなれないというわけね。

えっ。別に回路図なんか使わなくても生きていけるって!?
いやいや、そんなことはない。
回路図を使うと、自分が作った回路を他のだれかが再現できるようになるんだ。

たとえば、回路図がない世界で、自分の発明品の回路をスケッチしたとしよう。
そのスケッチによって伝わる人にはわかるかもしれないけど、もし絵心がない発明家だったら誰にも伝えられずに生涯を閉じることになっちまうだろうね。
しかし、回路図が全てを変えた。
誰でも同じ共通のルールで回路を回路図で表現できるようになったからだね。
誰かの回路図を読んで回路を理解できるし、自分が回路図を書けばだれかに自分の回路を伝えられるようになったんだ。
いわば回路図は電気界のほんにゃくこんにゃくみたいなもんで、回路図があるからみんな理解し合えるんだよ。
さて、いよいよ回路図の書き方のルールを見ていこう。
まず、回路の導線のかきかた。導線は、
直線でかくことがルールになっているよ。

こんな感じでゲジゲジしててはいけないし、

弧を描いてもいけない。

回路図の導線を描くときは必ず定規を使って直線で表現してやろう。
お次は電気器具たちの書き方だ。
電気器具とはたとえば、
などだね。
回路図ではこれらの電気器具をリアルにスケッチしてはダメで、器具たちを記号で表現するんだ。
中学理科で使う電気器具の記号は次のようなやつらだね↓
| 電気器具 | 記号 |
|---|---|
| 電池、電源 | |
| 電球 | |
| スイッチ | |
| 抵抗器・電熱線 | |
| 電流計 | |
| 電圧計 | |
最初は記号が覚えられんかもしれないけど、何回か回路図を書いていくうちになれるよ。
続いて導線に関する細かいルール。
導線の曲がり角は直角、つまり90度になっている必要があるんだ。

こんな感じでちょっと斜めになっててもいけないし、

広すぎてもいけない。

導線の角が90度になるように三角定規などを用いてかいてやろう。
導線の角には電気器具をかいてはいけないんだ。
たとえば、こんな感じで電球を角っこにおいたり、

電池を置いたりしちゃいけない。

電気器具たちは導線の直線部分に書いてみようね。
導線が交わってるところには点を打つようにしよう。
たとえば、2つの導線が交わっている箇所にはこんな感じで点を打ってやる。

逆に、導線が交わってないけど導線が交差してしまったとき。
この場合は点を打たないで直線同士を交差させてやろう。

以上が回路図の書き方のルールだったね。
最後に実際の電気回路を回路図にしてみよう。
今回は次のような電球2つと電池、それに電流計が繋がっている回路の回路図をかいてみよう。

まず電源をかいて、電源から出る導線をかいて伸ばしてみて、電球が2つ。
さらに電流計が1つ。

これで回路図がかけたね!
回路図の書き方をマスターしたら次は「直列回路と並列回路の見分け方」を勉強していこう。
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。ぺんぺん草、捉えたね。
中2理科では電気についての勉強が待っているけど、その基礎でおさえたいのが、
電流
っていうやつね。
今日はこの「電流の正体」をわかりやすく基礎から解説してみたから、こんがらがってる時に参考にしてみてね。
ズバリ言ってしまおう。
電流とは、
金属中の電子の流れのこと
なんだ。

えっ、電子とか金属とか流れとかよくわからないだって?!?
そうだね。この電子の正体を理解するために1つ1つ基本を振り返って行こう。
まず「電子」って言葉がでてきたね。
こいつはマイナスの電気を帯びている小さな粒子のことだ。

この電子というやつはすべての物体に宿っているもので、もちろんこの記事を書いているぼくの手にもいるし、

鉛筆や消しゴムの中にだっているものなんだ。

いろんな物体の中に電子がいるっていったけど、特に
金属中の電子はすごい。

なぜなら、誰かに束縛されていなくて、自由に動き回ることができるからね。

普通の電子たちは自由ではなく何かに束縛されて毎日にを生きているのが普通なんだ。

たとえば、金属の導線の中にいる電子も自由。
ぼくらの手の中にいる電子や消しゴムの中の電子と比べるととんでもなく自由に動ける。
電流とは、この導線などの金属の中にいる電子たちが流れるように移動することをいうわけだね。
じゃあ、どういう時に金属の中の電子が動くのか??
じつは、電気の力の性質を使って動いているんだ。
電気の力の性質を復習すると、
同じ電気同士は反発しあって、

違う電気同士は引かれ合うというものだったね。

マイナスとマイナスの電気は弾きあって、マイナスとプラスなら引き合ってくっつくというわけだ。
ここで電池に導線をつなげてみる。

電池とは簡単にいうと、一方の+極にはプラスの電気が集まっていて、もう一方の – 極にはマイナスの電気が集まっているやつね。

この電池に導線をつなげてみたとしよう。
すると、導線の中にいる電子のうち、電池のマイナス極に近い奴らは、電気の性質によって、
電池のマイナス極から退けられる力
を受けるんだ。

なぜなら、電子の電気はマイナス、電池のマイナス極の電気もマイナスだからね。
で、一方、電池のプラス極に近い導線の電子たちをみてみよう。
電池のプラス極の電気はプラス、電子の電気はマイナスだから、
電子たちはプラス極に向かって引かれることになるね。

ここで電池と導線の全体を見てみると、
という現象が起きているね。
だから全体で見ると、導線の中の電子はマイナス極からプラス極へ向かって動いているはず。

こんな感じで、金属中の電子が流れることが電流の正体ってわけね。
しかし、だよ?
じつは電流には向きが定められていて、
電池の+から- へ流れる
というルールになっているんだ。

これはさっきみてきた、電子の動きとは全く逆。正反対というやつね。
でも、なんで電流の向きは電子の動きと逆になっちゃってるんだろうね??
その答えはズバリ、
電子よりも電流の方が先に発見されたからなんだ。
19世紀の初め、ボルタというイタリアの哲学者が電流なるものを発見した。

当時、電気には+と-のものがあると知られていて、電池を導線につなぐと電流なるものが流れることがわかったんだ。
でも、その時はまだ電子を発見してなかった。
ゆえに、この当時の学者さんたちの間で、
とりま、電流はプラス極からマイナス極へ流れるものということにしましょうや
というルールが決定されたんだ。

それからおおよそ100年後。
今度は19世紀の後半の方に、イギリスのトムソンという物理学者が電子を発見。

電流の正体はどうやら電子が移動する流れであることを突き止めたわけね。
トムソンとしては、電流の向きは電子の流れの向きに沿ってマイナス極からプラス極にしたかったけど、

すでに業界では、
電流の向きはプラス極からマイナス極
と決まってしまっていたんだ。
だから、まあ
電子の流れの向きと電流の向きは逆だけどまあ別にいっか
ということに行き着いたんだ。
以上が電流とは何かの解説だったよ。最後に復習しておこう。
電流とは、
金属の中の電子の流れのことで、
という電気の力の性質があるから、電池を導線に繋げると、導線中の電子たちがマイナス極からプラス極に向かって動き出すわけね。

あとは、電流の向きと電子の動きは逆だってことも頭の片隅に置いておけば完璧だ。
電流をマスターしたら次は回路図の書き方を勉強してみてね。
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。マイナンバー、手に入れたね。
中学2年生の理科では電気を勉強していくんだけど、もっとも基本的でかつ、身近でわかりやすいのが
静電気
と呼ばれる現象だね。
今から約2600年前に発見された現象で、この発見が電気の世界の始まりだったとされるんだ。
今日はこの「静電気」とは一体何者なのかということをわかりやすく解説してみたよ
= 目次=
ズバリ言ってしまおう。
静電気とは、
物体の電気のバランスが崩れている状態、
もしくは、
バランスを崩している電気そのもののこと
なんだ。
えっ。全然ピンとこないって?!
そんな時のために図を用いて説明していこう。
まず基本として押さえておきたいのが、
物体は+と-の電気をそれぞれ同じだけ持っていて、電気のバランスがちょうどいい具合になっていること。

+を多く持ってるわけでもないし、-を多く持ってるわけでもない。

しかし、だよ?
異なる物体同士がこすったりなどして接触したとしよう。

この衝突によって、ある物体の「-の電気」が他の物体にうつっちまうことがあるんだ。

その結果、-の電気を取られた物体の電気のバランスは、マイナスの電気が減って+が多くなってるね???

逆に、-の電気をぶんどってしまった物体は、マイナスの電気が多くなってる。

つまり、両者ともに接触することで電気のバランスを崩してしまったんだ。
で、この電気のバランスを崩れた状態のことを「静電気」と言ったり、

もしくは、このバランスを崩している電気自体を静電気と呼ぶこともある。
たとえば、+が多い物体だったら+の電気、-が多い物体だったらマイナスの電気が静電気ってことね。

静電気という言葉が電気のバランスが悪いことを表しているのか??
はたまた、バランスを悪くしている電気自体のことを指しているのかは「静電気」という言葉が使われている文脈で読み取ってみてね。
2つの異なる物体が接触すると静電気を帯びることはわかった。
じゃあ、
静電気を帯びた物体はどうなってしまうんだろうね??
一番特徴的なのが、
っていう2つの現象かな。
たとえば、教科書にもよく出てくる静電気の現象の具体例として、
ストローを袋から引き抜く
ってことがある。
給食で飲まないといけない牛乳あるでしょ??
あの牛乳にはこんな感じでビニールに包まれたストローが入ってる。

この袋からストローを引きぬくと、袋とストローは接触。

この時に袋のマイナスの電気があろうことかストローに移動しちゃった。

すると、袋はマイナスの電気が少なくなってるからどっちかというと、+の方が多い状態に。
逆に、マイナスの電気をゲットしたストローは、-の方が多いという状態になる。

ここで、こいつらを近づけてみると、、
くっつこうとするはずだ!

なぜなら、電気の力には、
符号が違う電気同士は引かれあう
っていう性質があるからね。
>>詳しくは「力の種類と性質」を復習してみてね。
逆に、マイナスの静電気を帯びたストロー同士を近づけたらどうなる??
そう、そうなんだ。
ストロー同士は退けあうはずだ。

なぜなら、同じ符号の電気は退けあうという性質があるからね。
静電気はその名の通り、
静かに止まって動かない電気だから「静電気」と呼ばれる。
ってことは、静電気が静電気じゃ無くなる時は、
バランスの悪い電気たちが動いて、電気の調和のとれた状態に戻ろうとする時
だね。
で、この電気が元の状態に戻ろうとする時は次の2つの場合があるよ。
まず1つ目が電流が流れるだね。
電気のバランスが悪い物体同士が接触すると、電気のバランスをもとに戻そうとして電流が流れることがあるよ。
たとえば、ドアノブがあろうことかマイナスの静電気を帯びていたとしよう。

たぶん、ちょっと前にドアノブを触った人からのマイナスの電気が移動しちゃったんじゃないかな。
で、あろうことか、手には+の電気が帯びている。
もしかしたら手袋にマイナスの電気を取られちゃったのかもしれん。

この時、ドアノブに手を触れると、
手にドアノブのマイナスの電気が流れることになる。
つまり、電流が流れるってことさ。

手に電流が流れると痛いから、アウチって叫んじまうだろうね、たぶん。
さっきは接触して元の電気の状態に戻ったけど、たまにマイナスの電気は接触せずとも空気中を移動することがあるんだ。
このマイナスの電気が空気中を移動してしまうことを、
放電(ほうでん)
というよ。
静電気が放電する例としてよくあるのが、
雷
だね。
雲の中を見てみよう。
雲の中の小さい氷の粒たちがこすれまくって、ある粒たちはマイナスの電気、ある粒たちはプラスの電気を帯びることがある。
当然、マイナスの電気が多い方が重いから、マイナスの電気を帯びた粒たちは雲の下の方に、プラスだけの奴らは上に移動することになる。

この時、氷の粒に含むことができるマイナスの電気の限界をこえちまうと、氷の粒の塊から、プラスを帯びた地面の方に電気が流れることがあるんだ。
地上が+の方が多い電気の状態になっていたら、この雲の氷の粒に溜まっていた限界を超えたマイナスの電気が地上に降ってくるのさ。

これが雷だね。
このように、触れもせずに空気中に電気がバンバン移動しちゃうことを「放電」というよ。
以上が静電気の基礎だったよ。最後に復習しておこう。
静電気とは、
を表す言葉で、
2つの物体が擦れたりしてマイナスの電気が移動してしまうことによって生じてしまうんだったね。

静電気が起きると、+が多い電気の状態、-が多い電気の状態のどちらかになって、その物体同士がくっついたり退けあったりするんだ。
静電気は電気の勉強の基礎だからよーく復習しておこう。
静電気をマスターしたら次は「電流とは何か」を勉強してみてね。
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。エナジー飲料、一杯目だね。
中学理科の地層の勉強もいよいよ終盤。今日は、
柱状図(ちゅうじょうず)
というものを勉強していこう。
柱状図とは、
ある地点の地層のようすを柱っぽくあらわした模式図
のことだね。
ある地層の主な成分と地表からの深さが柱の図で一発でわかるんだ↓

たとえば、調査の結果、近所の丘で次のような地層を発見したとしよう。

こいつを柱状図で模式的にあらわしてやると、
こんな感じになるわけね。

地表からの深さと地層の成分が書いてあればおっけーだ。

じゃあ、この柱状図を使うとどんなことがわかるんだろうね??
柱状図ビギナーならば次の5つのポイントを押さえておけばいいね。
柱状図を使えば、地層の中に含まれる層の新しさ・古さがわかるんだ。
ポイントとしては、
柱状図の一番上が新しい層で、
一番下のやつが古い層になってるよ。

たとえば、次のような柱状図があったとしよう。

この地層の中で新しい層、古い層を判断したいとき柱状図なら一発。
柱状図の上にある層ほど新しく、下にある層ほど古いから、
一番新しいのは「泥」の層、一番古いのは「れき」の層ってわかるわけね。
複数の地層の柱状図を使うと、
地層がつながってるのかどうか?
がわかるよ。
見方としては、
火山灰の層を見つけて、その上下の層の種類が同じだったらつながってると推測できるんだ。
たとえば、2つの地層の柱状図が次のようなものだったとしよう。

このとき、まずは火山灰の層に注目。

うん。2つの柱状図とも火山灰の層あるな。
で、その火山灰の隣にある上下の層もみてみる。

うん、2つの地層とも火山灰の上下になるのは「泥の層」と「れきの層」だね。
ってことは、この2つの地層はつながってるはず!
なぜなら、火山灰は広範囲に降り積もるから、この2つの地層とも同じ層である可能性が高い。
なおかつ、その火山灰の前後にある層が同じだから、さらに地層がつながっている確証が強くなるわけね。
柱状図を使えば、地層が傾いているかどうかもわかっちゃうね。
地層の標高をあわせて、同じ種類の層がどの位置にあるかをチェックしてやればいいんだ。
たとえば、次の2つの柱状図A・Bがあったとしよう。

それぞれ、Aは標高200m、Bは標高100mの地点の柱状図らしい。
まず、柱状図の一番上をその標高に合わせてみる。

地層が傾いていなければ同じ標高の成分と位置が一致するはずなんだけど、ちょっとずれているよね??
このずれがわかるように2つの柱状図で同じ成分がある層へ向けて線を引いてやると、地層の傾きがわかるね。

この柱状図の例だと、AからBの方向へ下へ地層が傾いているってわけだ。
おそらく、地面が隆起したり沈降したりして地層が傾いてしまったんだろうね。
柱状図を使えば発見できなかった層の成分まで推測できちゃうね。
複数の地層がつながってることがわかったら、層が出現する順番は一緒
ってことを使ってやればいいね。
たとえば、さっきのポイント2を使って柱状図がつながってることがわかったとしよう。

このとき、Bの一番下の層のさらに下の見えない層を推測してみよう。
Aの柱状図をみてみると、れきの層の下には泥の層がきているね。
2つの地層はつながってるから、AとBの地層の出現する層の順番は同じ。
ゆえに、
Bの層の一番下の「砂の層」の下の層も「れきの層」と判断できるわけだ。

柱状図から地層が堆積した当時の環境を推測できるよ。
たとえば、ある層が堆積した当時の環境を推測したいとしよう。

この層はれきの層だから、泥や砂に比べると大きな粒の岩石の破片が降り積もってできた層だ。
砂や泥よりも重いから、水で遠くまで運ばれず、海岸に近いところに堆積しているはずだ。
もっと軽い粒子たちは海岸から離れた沖の方に堆積するからね。
ってことで、この層が堆積した当時は海岸近くにあったことが推測できるのさ。

柱状図を使えば堆積した当時の環境だけでなく、年代も推測できちゃうよ。
柱状図のある層から化石が発見されたとすると、その化石から堆積した年代がわかるんだ。
たとえば、柱状図のとある層からトリケラトプスの化石が発見されたとしよう。

このことから、この層が降り積もった年代はトリケラトプスが生きていた時代、つまり白亜紀であると推測できるわけね。

ちなみに、このトリケラトプスの化石みたいに、地層の年代がわかる化石を「示準化石」といったね。
以上が中学理科で勉強する柱状図の見方だったよ。
ポイントをおさえていれば、中学理科のテストで出題されやすい柱状図の問題も解けるようになるはず。
問題をたくさん解いてテストに備えておこう。
「そもそも地層がよくわからない。。」
という君は「地層のでき方」を復習してみよう。
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。山に、目覚めそうだね。
地層とは、水によって運ばれた土砂や、火山から降ってきた火山灰、生物の死骸などが蓄積してできる層のことだったよね?
この「地層」というやつは、普通は地面に水平でこんな感じになってると思うんだ。

だけどね、
たまに、
こんなうねうねした地層もいるし、

縦になってる地層や、

斜めになってるやつまでいるんだ。

このように、地層が曲がってしまっている現象を
しゅう曲(褶曲)
というのね。
しゅう曲のあらましは大体わかった。
じゃあなんで地層がうねうねと曲がってしまうんだろうね?
その答えは地震の仕組みと同じで、
プレートの動き
によるんだ。

ぼくらがすむ地球という惑星はプレートという地盤で覆われていて、このプレートたちは動く動く。
地球上の地層も当然、このプレートの動きによる影響を受けてしまうのね。
たとえば、プレートの動きにより地層が左右から力を受けてしまったとしよう。

すると、こんな感じで地層が盛り上がってしまう。
下敷きに両側から力を加えると上に曲がってしまう現象と同じだ。

そして、さらに力を受け続けると、ぐにゃっとしちまう可能性もある。

しゅう曲ごとにプレートから受ける力が違ってくるから、この地球にはいろんな形のしゅう曲が見られるというわけね。
しゅう曲をマスターしたら次は「柱状図の見方」を勉強していこう!
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。バナナ、3本目だね。
「地層」の単元で重要なのはいうまでもなく、
地層自身。
そして、
地層がどうやってできるのか?
が大事。
これを理解しておけば、地層の単元の理解も深まるようになっているんだ。
今日はそんな地層の基礎の基礎をみていこう。
地層のでき方は、
地層を作るプレイヤーによってわけて考えるとわかりやすいよ。
ズバリ言ってしまうと、地層を作っているのはこの3プレイヤーだ。

まず、一番メインとなるプレイヤー、
水
によって地層ができる方法をみていこう。

水のはたらきによって地層が作られるときは次の4つのステージを経ているんだ。
まず、山の高いところに転がっている大きくて硬い岩を想像してくれ。

こいつはすごく硬くて、とてもじゃないけど削りとるのは至難の技。
この硬い大きな岩石も無傷ではいられない。
長い年月をかけて、気温の変化に晒されたり、風や雨が吹き付けたりするんだ。

その結果、超硬かった岩石がもろくなっていく。
この岩石がもろくなっちゃうことを「風化」というよ。

風化してもろくなった岩石はもちろん無事ではいられない。
激しい雨風によって削られたり、川の流れによってえぐられてボロボロととれてきちゃう。

この風化でもろくなった岩が削られることを「侵食」というんだ。
水によって削られた岩石の破片たちは今度は水の流れで運ばれる。

このことを「運搬」というよ。
大きい岩は重すぎる流れが強い川の上流までしか運べない。
川の上流では大きい岩たちが、海に近い川口とかでは小さい岩が運ばれるというわけね。
ここまできてやっと「堆積」。

つまり、水に運ばれてきた岩どもが積もり始めるというわけ。
運ばれる粒の重さによって運搬される距離が変わってくるから、粒の重さ・大きさが似た者同士がグループになって降り積もっていくんだ。
こうやって水のはたらきにより地層ができてくるよ。
続いて、地層を作るプレイヤーとして紹介するのは火山。

こいつはどうやって地層を作るかというと、
火山が噴火した時に出てくる火山灰によって地層を作っているんだ。

たとえば、さっきの地層がある近くの山が突然噴火したとしよう。
このとき、すでに存在している地層の上に火山灰が降り積もるはず。

このように、火山の噴火によって新しくできる地層もあるってわけだ。
また、プランクトンの生物の死骸も地層を作ってるよ。

水のはたらきで堆積物が運ばれてこない沖の方では、
プランクトンなどの生物の死骸が地層を形成しているんだ。

土砂が積もらなくても、火山が噴火しなくても、海の沖の方では地層ができていくわけね。
以上が地層のでき方だよ。
が地層を作り出しているんだったね。
地層の基本がしっくりきたら次は「しゅう曲のでき方」を勉強していこう。
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。カラオケ、満室。
中1理科では地層を勉強していくんだけど、中でもちょっとややこしいのが、
化石の種類
というやつだ。
という2種類の化石の種類が出てきて、これらの違いを理解していないとテストでいい点数とれないからね。
今日はこの化石の基礎と示相化石と示準化石の違いをわかりやすくまとめてみたよ。
=目次=
まず示相化石と示準化石の違いに入る前に、
化石とは何か??
という「そもそも」を復習しておこう。
化石とはズバリ、
地層に埋もれてしまった生物の死骸や巣穴のこと
だね。
ちょっとわかりづらいから、化石になってしまった魚の人生を振り返ろう。

この魚は、遠い遠い昔、元気に泳いでいたんだ。海でね。

でもね、徐々に年老いてしまって体力が衰え、餌が取れなくなって餓死してしまったんだ。

死んでしまった魚は海の底へ沈む。
しばらくこの魚の死骸は放置されてんだけど、とある時期に川から一気に土砂が運ばれてきた。

するとどうだろう??
この魚の死骸は、土砂の下に埋もれてパックされた状態になっちゃう。

この地層の下に長いことパック状態で放置されていた魚の死骸が化石になるのね。
で、この化石というやつは、
「化石からわかること」によって2つの種類にわけることができるんだ。
まずは示相化石(しそうかせき)。
この化石はズバリ、
化石が埋もれていた地層の当時の環境を知ることができる化石
のことだね。
たとえば、しじみの仲間の化石がある地層から発見されたとしよう。

この化石から、
しじみの化石が含まれる地層は湖の底に堆積してできたんじゃないか??
って推測できるのさ。

なぜなら、しじみの仲間は湖とか川の入り口に住むからね。
こんな感じで、化石が含まれていた環境を知ることができるのが示相化石だね。
次は示準化石(しじゅんかせき)。
このタイプの化石は、
化石が含まれる地層の年代を知ることができるんだよ。
たとえば、とある地層からアンモナイトの化石が発見されたとしよう。

この場合、アンモナイトの化石が含まれる地層の年代は「古生代〜中生代」と予測できるんだ。
なぜなら、アンモナイトは古生代に生まれて中生代に栄えて絶滅しちゃった生物だからね。

こんな感じで、化石が埋もれている地層の年代を推測できるのが示準化石ってわけだ。
と以上が示相化石と示準化石の違いだったね。
えっ。示相化石と示準化石の名前がややこしくて覚えるのが大変だって?!?
そんな暗記が苦手な君も安心してくれ。
じつは、示相化石と示準化石の違いを忘れないための覚え方がしっかりと存在しているんだよ。
いや、作ったんだけどね、さっき。
示相化石を覚えるときは次のゴロを思い出してくれ。
あたし、しそ・うめの育った環境がわかる・・・っ!

だ。
シチュエーションとしては、そうだな、生まれながらにしそと梅の育った環境を知っていた神童がいたんだ。
で、この神童は突如、ある日突然、シソと梅がかつて育ってきた環境を思い出したんだ。
そういう、なんだろうね、神秘的なシチュエーションを想像してもらえれば万々歳ね。
このゴロを使えば、
シソ・ウメの環境を知ることができるのが示相化石
と覚えられるはずだ!
続いて示準化石。
示準化石を覚えたいときは次のゴロを参考にしてみてくれ。
あたし、じゅんの年、知りたい。

だ。
シチュエーションとしては、「じゅん」という男性が気になっている女性を想像してくれ。
2人は偶然街中でばったり出会ったんだけど、まだ、じゅんは自分の年齢を明かしていなかったのさ。
で、ちょっとじゅんが気になり出してきた女性は、
じゅんの個人情報である「年齢」が気になり出したというわけだ。
よくある恋の始まりを想像してもらえれば示準化石もイチコロね。
なぜこのゴロで示準化石が地層の年代を知ることができる化石だと覚えらるかというと、
あたし、じゅんの年齢を知りたい
の「し、じゅんの年齢」に注目。
このフレーズを何回か唱えると、示準(し、じゅん)化石は地層の年代(年齢)を知れる化石だと思い出すはずだ。
以上が化石の2つの種類の、
の違いだったね。
最後に軽く復習しておくと、
地層の環境を知ることができるのが示相化石、
地層の年代がわかるのが示準化石だったね。
示相化石と示準化石は名前がよく似ていて間違えやすいから、語呂を駆使してテスト前には忘れないようにしておこう。
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。バナナ、高値で仕入れたね。
地層
についても勉強していくよ。その地層の単元でテストに出やすい用語として、
堆積岩(たいせきがん)
ってやつがあるね。
堆積岩とは簡単にいってしまうと、
ある物体が積み重なって固められてできる岩石のこと
なんだ。

あるものが幾重にも積み重なることを「堆積」と呼んでいるから、この堆積によってできた岩石を「堆積岩」というわけね。
で、じつはじつは、この堆積岩というやつは、
何が積み重なってできるのか??
によって種類がわかれるんだ。

中学理科で勉強していく堆積岩の種類は次の6つ。
まず「れき岩」。
こいつは「れき」というやつが積み重なって固まってできた岩石だね。

「えっ、れきって聞いたことないわ!」
ってキレそうになってるだろうから説明すると、「れき」とは粒の直径が2mm以上の岩石の破片のことね。

砂や泥と比べると、ちょっとでかい岩の破片ってわけ
砂が降り積もって固まってできた堆積岩の「砂岩」。

砂は日常的に登場するもので、校庭の砂場とかでよくお世話になっていると思うんだ。
じつは、ここでいう「砂」は厳密にいうと、
直径が0.06mm以上〜2mm未満の岩石の破片のこと
なんだ。

これが積み重なって固まると砂岩になるわけね。
泥が積み重なってできた堆積岩は「泥岩」。

泥も日頃からお世話になっていて、馴染みのある物体だと思うんだよね。
泥をかけたりかけられたりしているはずだ。
この「泥」というやつは厳密にいうと、
0.06mm未満の直径の岩石の破片
のことで、れきや砂と比べるとかなり小さいやつらなんだ。

この泥が積み重なって固まると泥岩になるってわけね。
ここまでは、「岩石の破片が積み重なってできた堆積岩」を見てたけど、ここからはちょっと別物。
まずは石灰岩。
こいつは、
サンゴやプランクトンなど生物の死骸が積み重なってできた堆積岩のこと
なんだ。

この堆積岩の特徴としてよく知られているのが、
薄い塩酸をかけると気体が発生する
ということ。

じつはこの気体は二酸化炭素。
二酸化炭素の発生方法のところででてきた、石灰石に塩酸をかけた実験を思い出してほしいぜ。

続いては「チャート」という堆積岩。
石灰岩と同じように生物の死骸が積み重なってできた堆積岩なんだけど、
石灰岩とはちょっぴり性質が違うんだ。

まず、塩酸をかけても石灰岩のように気体が発生しないし、

石灰岩よりもちょっと硬い。
その理由としては、
石灰岩とチャートが異なる物質からできているからなんだ。
石灰岩は主にカルシウムでできてるのに対し、チャートの原料は主にガラスになってるのね。

凝灰岩は、火山灰が積み重なってできた堆積岩だ。

「火山灰」といえば火山が噴火するときに出てくる物質のことで、マグマが冷えて結晶になった鉱物を何種類か含んでいるよ。

以上が堆積岩の基礎と種類だったね。
堆積岩の種類は全部で、
の6種類あって混乱するかもしれないけど、大事なことは1つ。
堆積岩は何からできているのかによって種類が違ってくるということだ。
堆積岩の種類を覚えるときは、堆積岩のもとになった物体も一緒に覚えるといいね。
堆積岩の基礎をマスターしたら次は「示相化石と示準化石の違い」を勉強していこう。
そんじゃねー
Ken
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。波で集中してるね。
大地が揺れまくる現象、地震。
地震には大きくわけて2種類存在するって知ってたかな??
ぼくらにとってはただの揺れでしかないけど、地震が起きる仕組みによって次の2種類にわけられるんだ↓
今日はこの地震の種類と仕組みを詳しく見ていこう。
=目次=
まず、
地震が起きてしまう原因
を暴いていこう。
じつは地震を引き起こしているのは次の2つ。

まずプレートだね。

プレートといっても、給食でお皿を載せるやつじゃない。
ここでいうプレートとは、
地球の表面を覆っている厚みのある岩盤のことで、日本周辺には、
の4つのプレートがうごめいていることで知られているよ。

こいつらはただ地球の表面を覆っている岩盤なんかじゃない。
それぞれ一定の方向に動いていて、地球の内部に沈んだり、地球の内部から出てきたりして、常に動いているんだよ。

で、このプレートという岩盤が動いて、プレート同士の境界で沈んだり、地球の内部から出てきたりしているよね?
だから、当然、
プレートは無事では済むわけがない。
あちこちから力がかかってくると、当然、その力に耐えきれなくて壊れちゃう部分が出てくるのさ。

このように、プレートの動きに耐えられなくて壊れてしまった部分を「断層」と呼ぶんだ。

こいつが原因となる地震もあるわけだ。

ここまでで地震の原因となっている犯人が見えてきたね。
お次はこれらが原因となって発生する地震の種類を見ていこう。
プレート境界部でプレートの動きが原因で引き起こされる地震を「海溝型地震」というよ。
複数のプレートが集まっている境界部では、一方のプレートに、ほかのプレートが沈み込んだりしているんだ。
で、プレートが沈み込むと、当然、沈み込まれたプレートもちょっと巻き込まれて一緒に沈んじまう。

この沈み込まれたプレートは最後まで沈みきれないから、あるところで元の位置に戻ろうとする力が働いて元に戻るんだ。
つるん、とね。

このプレートが元に戻った動きにより、プレート上には揺れが生じることになる。
これが海溝型地震という種類だね。
4つのプレートの境界が集まっている日本ではこの種類の地震が起きやすいわけだ。
しかも、プレートの境界は海の下にあるから、海底で地震が起きて津波になってしまうこともあるのね。
続いて「内陸型地震」というやつだ。
巷では「直下型地震」と呼ばれることもあるね。
こいつは、
断層がずれることで引き起こされる地震だ。
プレートの動きで生じてしまった岩盤の亀裂が断層だったね?

この断層は一度生じてしまうと、修復は不可能。
岩盤に切れ目が入った状態で生きていくしかないんだ。
プレートはそれでも動き続けるから、断層ができた時と同じく、岩盤にプレートによって大きな力が働く。
そして、この断層がまたずれてしまうときがあるんだ。
するっとね。

このように、一度生じてしまった断層がまたずれてしまうことで生じる地震を「内陸型地震」と呼んでいるんだ。
ちなみに、このように再びずれる可能性がある断層を「活断層」と呼んでいるよ。
活断層は日本に結構あるみたいで、産業技術総合研究所が出している「活断層マップ」で確認できちゃうね。
以上が地震の種類と仕組みだったね。
忘れないように最後にもう一度復習しておこう。
地震を引き起こす原因は主に、
の2つがある。

プレートがうごめく境界で、プレートが沈み込みすぎて耐えきれなくなったプレートが反発して地盤が揺れる地震を「海溝型地震」、

断層がプレートの動きでずれて起きてしまう地震を「内陸型地震」とよぶんだったね。

テスト前によーく復習しておこう。
地震の種類をマスターしたら次は「堆積岩」について勉強してみてね。
そんじゃねー
Ken
tomo の中学1年生の理科の記事を章ごとにまとめてみました。
テスト前に参考にしてみてくださいね。