顕微鏡の使い方をおしえてほしい!!
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。コーヒー待ちだね。
中学の理科では、
顕微鏡の使い方
を習うよね??
顕微鏡の使い方を知っていると、理科の観察の授業で大活躍できるだけじゃない。
テストによく出てくるから、定期テストの点数まで上がっちゃうんだ。
今日はそんなお得な顕微鏡の使い方を素早く復習していこう。
顕微鏡の例として、よく出てくる、
鏡筒上下式顕微鏡の使い方
を見ていくよ。
![](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/kenb1-847x1024.jpeg)
鏡筒上下式顕微鏡 著者 : zcool.com.cn
完全制覇!顕微鏡の使い方がわかる5つのステップ
顕微鏡の使い方はいたってシンプル。
顕微鏡を覗いたら、
明るくて、
ピントがあって、
みたいものが見たい大きさで見えるように調整する
ってことが顕微鏡の使い方なんだ。
この顕微鏡の使い方の本質さえ分かっていれば、それぞれのステップが何のためにしているのか??
ということがわかって使い方を覚えやすいかな。
それじゃあ、使い方をみていこうか。
- 場所選び
- 倍率調整
- 明るさ調整
- ピント調整
- 視野調整
Step1. 顕微鏡を使う場所えらぶ
まずは、
顕微鏡の観察に丁度いい場所を探してあげよう。
理科の教室から出る必要もないし、バスに乗らなくてもいい。
理科の教室内に「その場所」はあるんだ。
「その場所」とはズバリ、
直射日光が当たらないけど、ほどほど明るくて、平らなスペース
だ。
![顕微鏡 使い方](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/kenb2.png)
直射日光を顕微鏡で観察しちゃうと目を失明しちゃうかもしれないし、
ほどほど明るくないと、顕微鏡で見ても暗いだけ。
ボコボコな机で観察すると、顕微鏡がグラグラするからね。
Step2. 倍率調整
つぎは、顕微鏡の倍率を調整していくよ。
顕微鏡の倍率の調整は、
接眼レンズじゃなくて対物レンズを切り替えておこうなんだ。
まずは一番倍率の低い対物レンズに切り替えて、低い倍率で観察していくのがセオリー。
![顕微鏡 使い方](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/kenb3.png)
なぜなら、
低倍率の方が視野が広くて明るいから観察しやすいからなんだ。
ぶっちゃけ、低い倍率のレンズで観察を終えられるのが一番いいね。
見やすいし観察しやすいし。
だから、ここは高倍率で観察したい気持ちをぐっと抑えて、低倍率の顕微鏡から観察していこう。
Step3. 明るさを調整する
顕微鏡をのぞいても真っ暗じゃなにもみえないよね??
そこで、顕微鏡の視野の明るさを調整してあげる必要があるんだ。
明るさの調整の仕方はいたって簡単。
反射鏡と呼ばれる鏡を動かして、対物レンズに入る光の量を調整してあげればいいのさ。
![顕微鏡 使い方](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/kenb4.png)
顕微鏡から見える視野全体が明るくなるまでいじってみてくれ。
Step4. ピントを合わせる
つぎはいよいよ、
顕微鏡のピントを合わせていくよ。
観察したいものをくっきりみたいもんね。
まずは、調節ネジを回して、対物レンズと観察したいものの距離をむちゃくちゃ近づけてみて。
![顕微鏡 使い方](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/kenb5-1024x522.png)
ここでは、接眼レンズから覗きながらじゃなく、真横から見ながら調節ネジを回してね。
レンズを覗きながら調整しちゃうと、対物レンズをプレパラートにぶつけちゃうからもしれないからね。
ぶつかったらプレパラートのカバーガラスが割れて、先生が怒っちゃうから気をつけて。
カバーガラスを破った経験がある人にしかわからない恐怖ね。
対物レンズをギリギリまで近づけたら、今度は遠ざける番。
接眼レンズを覗きながら、調節ネジを回していくんだ。
徐々に対物レンズを観察したいものから遠ざけてみよう。
![顕微鏡 使い方](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/kenb6-1024x559.png)
なぜ、近づけてから遠ざけるかというと、
これも対物レンズがプレパラートに衝突するのを防ぐためなんだ。
徐々に対物レンズをプレパラートに近づけていくと、
対物レンズがカバーガラスに衝突して破壊する恐れがあるんだ。
理科の先生は怒ると怖いから、
対物レンズを近づけてから遠ざけてピントを合わせる
ということを徹底してみてね。
Step5. 視野を調整する
最後に、顕微鏡で見えてる視野を調整してあげよう。
視野を調整するってズバリ、
「みたいもの」を「レンズの視野の真ん中らへん」に持ってきてあげる
ってことだね。
どいういう風に物体を動かせばいいかというと、
顕微鏡のしぼり
をうまく使っていくんだ。
![顕微鏡 使い方](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/kenb7.png)
しぼりを回してやると、顕微鏡のステージの上にあるスライドガラスが動く仕組みになっているよ。
しぼりを使って、観察したいものをレンズの視野の真ん中に持ってきてあげよう。
顕微鏡をつかってもっと高倍率で観察したいときは?
ここまでが顕微鏡の主な使い方だよ。なんとかマスターできそうかな??
えっ。
もっと高倍率の対物レンズで観察したいときはどうするのかって?
答えはシンプル。
観察したいものが視野の真ん中に来ていることを確認して(真ん中じゃなかったらしぼりで調整)、
レボルバーを回して対物レンズを高倍率のものに変えればオッケー。
![顕微鏡 使い方](https://text.tomo.school/wp-content/uploads/2017/01/kenb8.png)
レボルバーを回すときは、対物レンズとプレパラートの距離を十分広く取ってあげてね。
対物レンズは高倍率のものほど長いから、気をつけないとぶつかっちゃう。
みたいものが見える大きさで見えるまで、ガンガン高倍率に切り替えていこう。
まとめ:顕微鏡の使い方は基本を抑えればいける!
顕微鏡の使い方はどうだったかな??
明るくて、
ピントがあって、
みたいものが見たい大きさで見えているように調整する
っていう基本を押せておけば大丈夫。
あとは、使い方のルールを守って、カバーガラスを割らないように注意しよう。
割っちゃうと、わけのわからない罪悪感に覆われるからね。
幸運を祈る!
じゃあね
Ken