小数と分数をふくむ一次方程式の解き方

小数と分数が含まれちゃってる方程式は??

「一次方程式」には色々なタイプがあるけど、中には

分数と小数の両方を含む厄介な奴

がいるんだよね。

 

例えば次のような問題さ。

次のステップを踏むと解けるよ。

 

小数を分数にする

最初にすべきことは

「小数」を「分数」にすることだ。

これによって、分数だけの方程式に進化させるのさ。

分数だけの方程式にしてあげればもう大丈夫。分数を含む方程式の解き方なら知っているもんね。

この問題でいうと、小数の3.5を分数にして3510にするんだ。

これで分数だけの方程式のできあがり。

x42x73=x+3.5
x42x73=x+3510

 

分母の最小公倍数を両辺にかける

あとは、分数を含む方程式の解き方でとくだけ。

セオリー通り、分母の最小公倍数を両辺にかけて分数を消し去ろう

例題では、

  1. x4
  2. 2x73
  3. 3510

っていう3つの分数項があるから、こいつらの分母に注目。

分母の4、3、10の最小公倍数は「60」だね。

よって、方程式の両辺に60をかけると、

x42x73=x+351015x20(2x7)=60x+210

になる。

 

方程式を解く

方程式から分数がなくなったから、あとはいつも通りに一次方程式を解くだけ。

 

15x20(2x7)=60x+210

 

この状態では、()を含む方程式になっているから、分配法則でカッコを展開しよう。

15x20(2x7)=60x+21015x40x+140=60x+210

85x=70

x=1417

になるはずだね。

 

こんな感じで、小数を分数にしてやれば、あら不思議。

小数と分数が含まれていようが、分数だけの方程式に様変わりだ。

テスト前によーく復習しておこう。

 

そんじゃねー

Ken