二重根号の外し方の公式〜2がない・分数になる解き方も対応〜

 

クマシロ
クマシロ
よう、消しゴムの妖精のくましろだ。たぶん、外気が呼んでる

 

中学数学ではいろんな根号を外してきたな。

高校数学では2ステップぐらい上がって、

二重根号

を外していくぜ。

 

二重根号とは文字通り根号が2重になっているやつだ。

根号の中に根号がある、つまりは、ルートの中にルートがあるんだ。聞いただけでやっかいだろ?

例えば次のやつが二重根号だ。

7+26

 

 

二重根号の外し方の公式

初めて見た時はビビるかもしれえねえが、安心しろ。

ありがたいことに、

二重根号を簡単に外せる公式があるんだ。それは次の2つだ。

 

a>0, b>0,

a+b+2ab=a+b

 

a>b>0,

a+b2ab=ab

 

2abの符号がプラスなのかマイナスなのかで2パターン公式があるんだ。

どっちの公式でも使い方は大体一緒だ。

要は、

  • たしたら2の中身 になる
  • かけたら2の前の数字になる

という条件をみたす2つの数字のセットを見つけりゃいいのさ。

そして、そのセットにそれぞれルートをつけたやつを足すのか、それとも引くのかするわけだ。

それじゃあ具体的な例を解いていこう。

 

基本パターン

7+26

まずは最初に見たこいつな。

要は、

  • たしたら7になる
  • かけたら6になる

という条件をみたす2つの数字のセットを見つけりゃいいのさ。

そいつは・・・・そう、

  • 6
  • 1

のセットじゃあるまいか?

だって、こいつらたしたら「7」だし、かけたら「6」だもんな。

ってことで、二重根号の外し方の公式でいうabは、

  • a=6
  • b=1

となる。ゆえ、

7+26

=6+1

になるな。

 

2がない二重根号の外し方

たまに、二重根号の中に「2ルートがない」問題があるんだ。

例えば次のようなものがな。

743

「2ルート」じゃなくて「4ルート」になっている・・・と。

 

こういう時はな、

2を強引に作って公式で突破していくぞ。

「4ルート」を「2ルート」にすればいいよな。ルートの中身に22をかけりゃ、「4ルート」を「2ルート」にできる。

743

=723×22

=7212

この変形が終わったら、あとは公式通り。

  • たしたら7になる
  • かけたら12になる

という条件をみたす2つの数字のセットを見つけりゃいいのさ。

そいつは・・・・そう、

  • 4
  • 3

のセットじゃあるまいか?

だって、こいつらたしたら「7」だし、かけたら「12」だもんな。

 

でも、この公式はマイナスバージョンであることに注意しようぜ。

マイナスバージョンの公式は

a>b>0

という条件がある。つまり「 aのほうがでかい」んだ。

ってことで、二重根号の外し方の公式でいうabは、

  • a=4
  • b=3

ゆえ、

7212

=43

=23

になるな。

 

分数になる問題

でもちょっと次の問題を見てほしい。

5+21

こいつも「2がない二重根号の問題」だ。が、しかし、こいつはちょっと厄介。

ルートの前に何もついてないパターンだ。

 

この場合、さっきみたいに「2ルート」を強引に作ると、二重根号の中身が分数になっちゃうんだ。

5+21

=5×2+2212

=10+2212

でもな、安心しろ。

分数があろうがなかろうが、やる事は同じだ。

つまり、

無理矢理、二重根号の中身に「2ルート」の形を作って公式に当てはめるだけだ。

 

すると次のようになる。

5+21

=5×2+2212

=10+2212

=10+2212

あとは公式を分子の10+221で使えばいいな。

  • たしたら10になる
  • かけたら21になる

という条件をみたす2つの数字のセットを見つけりゃいい。

そいつは・・・・そう、

  • 7
  • 3

のセットじゃあるまいか?

ってことで、

5+21

=5×2+2212

=10+2212

=10+2212

=7+32

最後に分母の有理化をして分配法則で()を展開だ。

=7+32

=2×(7+3)2×2

=14+62

 

オッケー、最後はちょっと厄介だったが、これでゲームクリアだ。

 

クマシロ
クマシロ
2がない時はあきらめず強引に2を作って突破だ!

 

次はこの二重根号の公式がなぜ使えるのか、っていう証明をやっていこう。

証明までマスターしておけば、公式を本番で忘れても大丈夫だからな。

 

それじゃな!