イリエダ
こんにちは、イルカの妖精イリエダよ。
前回は「アナログデータとデジタルデータの違い」を勉強してきたわね。
じつは、今みんなが使っているコンピューターは、そのうちの
デジタルデータを取り扱うことが得意な機械なのよ。
例えば、文字とか写真とか画像とか動画とかって、本来アナログデータでしょう?
で、このアナログデータたちがデジタル化して処理できるのがコンピューターってわけよ。
それじゃあ、どうやってこのアナログデータたちがデジタル化されるのかしら??
それはね、
アナログデータを「0」と「1」の数字に変換したデータにするのよ。
このように、
「0」と「1」の2種類の数字で数値を表現する方法
を業界用語で
二進法(にしんほう)
と呼んでいるわ。
この二進法を使って、コンピューターたちはアナログデータを取り扱えるわけね。
それじゃあ、どうやってコンピュータは「0」と「1」を表現するのかしら?
コンピュータたちは、
電圧の高い・低い
を0と1して読み取っているのよ。
電圧が高い場合は1、電圧は低い場合は0
というルールによって、0と1の数字を処理しているの。
電気回路に流れる電圧が、
- 高い信号 → 1
- 低い信号 → 0
って処理しているのね。
この二進法をコンピューターが利用する利点はズバリ、
ノイズの影響を受けにくいことよ。
ちょっとぐらい電圧の大きさがぶれても大丈夫。
電圧が高い・低いの2種類の判断なら迷うないわね。ちょっとぐらいギザついてもびくともしないわ。
「二進法」が私の授業でしっくりきた、わね?
イリエダ
次は情報の単位「ビット・バイト」を学んでいくわよ
それじゃあね!