中学理科で勉強する全反射とはどういう現象??
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。鳩、目があったね。
中学1年例の光の世界の単元では、いくつか重要な事柄を勉強してきたね。
今日はもう一つ重要な光の現象を紹介するよ。
その名も、
全反射(ぜんはんしゃ)
というやつだ。
3分でわかる!全反射とは??
ってことで、全反射をわかりやすく復習していこう。
透明な物体(水やガラス)から空気へ光が通るとき
まずは全反射が起こるシチュエーションから。
全反射が起こるのは、水やガラスなどの透明な物体から、空気中へ光が通るときなんだ。
その逆の、空気から透明な物体へ光が入ってくるときは全反射は起きないと覚えておいてね。
屈折せずに反射する
んで、このシチュエーションのとき、何が起こるのかを見てみよう。
全反射とはズバリ、
入射角を大きくしていくと、光が屈折しないで反射してしまう現象のことだ。
透明な物体から空気中に光が飛び出さず、また透明な物体の方向へ跳ね返されてしまうわけ。
どういうこと??
ここで、光の屈折の法則を思い出して欲しい。
光の屈折の法則によると、
透明な物体から空気へ光が通るとき、屈折角は入射角よりも大きい
って習ったよね??
だから、入射角をどんどん大きくして、
徐々に90度に近づいてくると、
入射角よりも屈折角の方が先に90度に達してしまうんだ。
屈折角が90度ってことは、透明な物体と空気の境界面と平行に光が進んでいくことになるよね??
それよりも入射角を大きくして屈折角が90度より大きくなると、光は境界面を飛び越えて空気へ行けなくなっちゃう。
これが全反射だ。
全反射の時は「光の反射の法則」が適用される
一度全反射になると、光の道筋には「光の反射の法則」が適用される。
どういうことかっていうと、
入射角と反射角が等しい
ってことさ。
もはや屈折してないから屈折角じゃなくて名前が反射角になってる点に注意してね。
以上で全反射の概要終わり!
テストにも出やすいからよーく復習しておこう!
そんじゃねー
Ken