【平面図形】5ステップでできる!点対称移動の作図・書き方

 

点対称移動の書き方がいまいちわからない??

こんにちは、この記事をかいているKenだよ。コーヒー豆が好きだね。

 

前回まで、

っていう3つの図形移動を勉強してきたね。もう正直、図形なんて移動させたくないでしょ??。

だけど、今日はもう1つだけ知っておくべきことがあるんだ。

点対称移動 書き方

それは、

点対称移動の書き方・作図

というやつさ。

 

 

点対称移動は「回転移動の1種」だった??

点対称移動ってきくと、

また図形移動が増えんのかよ?!? ざけんな!

っていいたくなるよね。

だけど、点対称移動は回転移動の一種なんだ。

 

回転移動にもいろんなやつがいて、そのうちの1人だと考えてもらって構わない。

たとえば、「回転移動の図形をあつめたクラス」があったとしたら、点対称移動はこころせましと座っているうちの一人。

点対称移動

クラスにもいろんな奴がいると思うけど、回転移動のクラスだって同じさ。

 

それじゃあ、どんな奴が点対称移動になるのかって気になるよね??

じつは、

回転移動のうち、

回転角度が180°のものを「点対称移動」って呼んでいるんだ。

点対称移動 書き方 作図

ちょっと点対称の正体がわかったでしょ??

つぎは点対称移動の書き方をみていこう!

 

 

点対称の図形の書き方ってなにを使えばいいの??

点対称移動の作図をマスターするためには、

点対称移動の図形の性質

をおさえておくべきなんだ。平行移動でも回転移動でもそうだったように、性質を知っていると移動方法がわかってくるんだ。

 

教科書では、

点対称移動では、対応する点と回転の中心はそれぞれ1つの直線上にあります。

って書いてあるね。つまり、

「対応する点」をむんでできた直線の上に「回転の中心」があるってことになる。

 

たとえば、三角形ABCを回転の中心Oで点対称移動させたとしよう。

点対称移動 作図

点対称移動後の三角形A’B’C’とすれば、

線分AA’、BB’、CC’には必ず「回転の中心O」がふくまれているんだ。

 

この性質を使ってガンガン点対称移動させまくろう!!

 

 

5ステップで完成!? 点対称移動の書き方・作図方法

それじゃあ、点対称移動の書き方をみていこう。

 

三角形ABCを「回転の中心O」で点対称移動させよ!

っていう例題をつかって解説していくね。

点対称 書き方

 

 

Step 1.  「ある頂点」と「回転の中心」を直線でむすぶ

最初に、「1つの頂点」と「回転の中心」を直線でむすんであげよう

たとえば、三角形ABCの「頂点A」と「回転の中心O」って感じで↓↓

点対称 書き方 作図

定規をつかってむすんであげてね。

 

 

Step 2. 頂点と「回転の中心」の距離を測る

つづいては、さっきできた新しい線分の長さを測ってあげよう。

点対称移動 書き方

つまり、「図形の頂点」と「回転中心の距離」をはかるってことだね。

こいつを定規でびしっと測ってやろう。

 

 

Step 3. 線分をのばす

つぎは、さっき作った新しい線分を伸ばしてあげよう。

点対称の図形 書き方

線分を伸ばす方向は移動させる図形とは逆側だ。

ぐんぐん適当にのばしておこう!

 

 

Step 4.  ステップ2で測った長さのところで直線上に点をうつ

つぎは、伸ばした直線の長さを決めてやるフェーズだ。

ステップ2ではかった長さだけ、回転の中心Oから離れたところで点をうつんだ。

点対称移動 書き方

例題でいうと、点A’がそれにあたる。

これが三角形ABCの頂点Aに対応するA’になるね。

 

 

Step 5. ステップ1~4を他の頂点でもくり返す!

ここまでのステップを他の頂点でもやってみよう!!

 

例題でいうと、残りの頂点BとCだね。

こいつらもAと同じように、結んだり点を打ったりすると、

点対称 書き方 

こうなるね。そんで新しくできた移動後の頂点たち(A’、B’、C’)をむすんであげると、

点対称移動 作図

 

点対称移動したあとの三角形A’B’C’があらわれるでしょ??

これで点対称移動はおしまい!

ふう、疲れたー

 

 

まとめ:点対称移動は回転移動の一種である

点対称移動は回転移動のうちの1種。

だから、とくに新しいことを覚える必要なんてない。

ただ、回転移動と同じ方法で作図するのはちょっと疲れるんだ。

めんどくさがり屋な奴こそ、点対称移動の書き方をおぼえておこう。

つぎは点対称と線対称の違いについて書いてみるねー!

そんじゃねー

Ken