【中学数学】関数の「変域」ってなんだろう??

 

中学数学でならう関数の変域がヤッカイ!!

こんにちは、この記事を書いているKenだよ。まんじゅうを食べたい。

 

関数を勉強するって大変だよね??

「関数の意味」とか「変数」とかの用語をおぼえなきゃいけないからさ。

※ 関数の意味がわからないときは「関数とは??」という記事を参考にしてくれ。

 

その「関数」の用語の中でもヤッカイなのが

変域(へんいき)

という言葉だ。変域ってまちがいなく日常生活ででてこない単語だし、ちょっと怪しいよね??。

関数 変域

そこで今日は、

関数の変域とはなにか??

ということを説明していくね。

 

 

関数の変域ってなんだっけ??

関数の変域ってなんだろうか。とりあえず教科書をみてみると、

変数のとる値の範囲

のことを「変域」っていうらしい。

ん??

これじゃあイマイチぴんと来ないから、具体的な関数の例をみてみよう。たとえば、

「y = 2x」 という関数があったとする。

この関数での「変数」って「x」と「y」だったよね??

関数 変域

だって、xを変えるとyの値も変わるからね。たとえば、xに「2」をいれたときと、

fun1

「3」をいれたときじゃyの値は変わってくるでしょ??

fun2

こういう、色んな数を入れたりできる数や、それによって異なる数字がでてくる文字を「変数」って呼んでいたね。

xとyのような変数がとれる「値の範囲」のことを「変域」っていうんだ。

 

 

 

中学数学で登場する「変域」の例

たとえば、

「y=2x」という関数の調子がわるいとしよう。故障中のため、xに入れることができるのは、

0以上2以下の数

っていうことになった。

これが「xの変域」だ。数式であらわすと、

0 ≦ x ≦ 2

変域 中学数学

となるね。

このxの変域が「y = 2x」で適用されるとき、

xに2を入れることはできても、

fun1

 

xに3を入れることはできないんだ。

関数 変域

だって、xは「2以下」じゃなきゃダメよ。

っていう変域が設定されているからね。

 

中1数学で「変域」といえば、

変数xの範囲のこと」を指す場合が多いよ。

heniki5

変域がxかyのかで迷ったら「xの変域」ってことにしちゃえばいい。

 

 

もっとわかりやすい変域の例(自動販売機??)

関数とはなにか??という記事で、

関数は自動販売機みたいなもんだよ。

って説明したね??

変域の意味を理解するときも「自動販売機のたとえ」をつかってあげると分かりやすいんだ。

 

たとえばここに、自動販売機があったとする。ちょっと古い。

中学数学 関数とは

で、じつは、

500円玉を認識できなくて、しかも一回に1枚のコインしか入らない

という故障をかかえていたとしよう。

heniki8

このとき、この自動販売機にいれるお金をxとしたら、xの変域ってなんだと思う??

そう。

0 ≦ x ≦ 100

さ。えっ、なぜなら、

お金を何もいれない状態(x=0)がいちばん小さくて、

100円玉を1枚いれる状態(x=100)がいちばん大きいからさ。500円玉(x=500)は

0 ≦ x ≦ 100(0以上100以下)

という変域の外にでてしまってるね??

heniki9

だから、500円玉は入れられないんだ。どう??ちょっと変域が身近になったでしょ??

 

まとめ:変域とは「変数の値の範囲のことである」

関数の変域がちょっとわかったような気がした??

次回はいよいよ「比例」について勉強していくねー!

そんじゃねー。

Ken