花のつくりとはたらきがわかる図が欲しい!
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。あちこち暴れてるね。
中1の理科では、
花のつくりとはたらき
と言う単元を勉強していくよね??
ここでは、主に、
花のパーツにどういう働きがあるのか??
ってことを学んでいくんだ。
「花のつくりとはたらき」がわかる図を書いてみた
今日は、ツツジの花のつくりを例にとって、
被子植物の花のつくりとはたらきを振り返ってみよう。
その1. 「花粉」
まずは、花粉から。
花粉症で苦しんでる人も多いから、「花粉」って聞いたことがあるんじゃないかな。
花粉とはズバリ、
植物が子孫を残すために生み出す粉
のこと。
その2. 「やく」
で、その花粉はどこに入ってるかというと、
やく
と呼ばれる袋状のパーツに入ってるんだ。
この「やく」で花粉が生み出され、ここに保存されているわけだ。
その3. 「おしべ」
んで、その花粉が入ってる「やく」と、それがついてる細長いパーツ全体を、
おしべ
っていうんだ。
ちなみに、「やく」を支えている細長い棒は「花糸(かし)」っていうよ。
「おしべ」= 「やく」+ 「花糸(かし)」
って覚えておこう。
その4. 「柱頭(ちゅうとう)」
だが、しかし、植物は花粉だけじゃ子孫を残せない。
じつは、
花粉が「柱頭」というパーツにくっつかないと、
子孫を残せないようになってるんだ。
この「柱頭」に「花粉」がつく行為を「受粉」と呼んでいるよ。
その5. 「胚珠(はいしゅ)」
植物が子孫を残す方法は、タネを残すことだ。
でも、どこでタネができるのか疑問に思わない??
じつは、花の「胚珠」っていうパーツが将来「タネ」に進化するんだ。
進化するのは、花粉が柱頭についたとき(受粉)だけ。
その6. 「子房(しぼう)」
んで、胚珠はどこにいるかっていうと、
子房
っていう膨らんだ部分に入ってるんだ。
ただ、胚珠を入れているだけじゃない。
受粉できたら、果実になるところなんだ。
りんごとか、みかんも、元々は子房だったわけね。
その7. 「めしべ」
じつは、さっきまで紹介してきた、
- 柱頭
- 子房
の2つの部分をひっくるめて、
めしべ
っていう名前がついてるよ。
まあ、これは「おにぎり」と「のり」と「ご飯」の関係に似てるね。
おにぎりは、
ご飯
と、
のり
の2つ合わせておにぎりって呼んでるわけだ。
それと同じで、
子房と柱頭を合わせて「めしべ」と呼ぶと覚えておこう。
その8. 「花弁(かべん)」
植物が子孫を残すためには、
柱頭に花粉が付着する必要がある
って習ってきたね??
じゃあどうやって、花粉を柱頭につけさせるのかというと、
「花弁(花びら)」がその役割を担っているんだ。
花びらはあざやかな色だったり、いい匂いを放ったりしてない??
じつは、これにより、動物や昆虫を花に引きつけるんだ。
そして、花に動物や昆虫が来てもらったときに、自分の花粉をしれっとつける。
んで、こいつがまた別の花に引き寄せられて花と接触すれば、
さっきの花粉が次の花にくっつくわけだ。
だから、きれいな花とか、いい匂いのする花とかは、
植物が受粉するために作られたに備えた機能だったわけね。
その9. 「がく」
子孫を残すために大事な「花弁」を支えるのが、
がく
っていうパーツだ。
花弁の下についてるパーツのこと。
「がく」がないと、花弁が安定しないから、動物や昆虫を引き寄せることができないわけね。
まとめ:「花のつくり」は「はたらき」を考えればわかりやすい!
以上が花のつくりとはたらきだよ。
- 花粉:植物が子孫を作るための粉
- やく:花粉を入れる袋
- おしべ:やくがついてる細長いパーツ
- 柱頭:花粉がつくと受粉が起きるところ
- 胚珠:将来、タネになるところ
- 子房:胚珠が入ったところ。将来、果実になる
- めしべ:子房+柱頭
- 花弁:花ひらのこと。動物や昆虫を引きつける
- がく:花弁を支えるパーツ
花のつくりのそれぞれのパーツが、どういう働きをしているのか??
を考えると覚えやすいよ。
そんじゃねー
Ken