中学理科で勉強する「音源・発音体・振幅・振動数・ヘルツ」って何??
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。オレンジで補給してるね。
中1理科の身のまわりの世界では、
音
についても勉強していくよ。
その中でも重要なキーワードとなってくるのが、
- 音源
- 発音体
- 振幅
- 振動数
- ヘルツ(Hz)
っていう5つの用語だ。
今日は中学理科で勉強する音の世界を完全制覇するために、音の基礎となるこれらの用語を勉強していこう。
音源・発音体とは何もの??
まずは、
- 音源(おんげん)
- 発音体(はつおんたい)
っていう2つの用語から見ていこう。
音源とは、
音を発している物体のことだ。
「発音体」は音源の別名で、2つの言葉は同じものを指しているよ。
食料と食べ物の関係に近いかな。
んで、この音源・発音体は、音を出すときに、
必ず振動しているっていうことが重要だ。
たとえば、タンバリンを思い浮かべてほしい。
このタンバリンの音源はこのベルみたいな鈴だ。
タンバリンを鳴らしたときのこのベル部分を拡大してみると、こんな感じで振動しているってわけ。
もし、このベル部分を手で押さえつけて振動しないようにしちゃうと、タンバリンが音を発しなくなっちゃうんだ。
なぜなら、ベルの振動を手で止めてしまったからね。
こんな感じで、音源とは音を発する物体なんだけど、それと同時に、音を出すときは振動しているってことを頭に置いておいてくれ。
振幅とは??
続いては、振幅(しんぷく)だ。
振幅とは、
振動の中心からの距離のこと
なんだ。
振幅が大きいほど振動の波の大きさが大きくなって、大きな音になるんだ。
たとえば、タンバリンのベル部分が次のように振動していたとしよう。
このとき、振動の中心からの距離のこの部分が振幅だ。
振動の中心から山のてっぺんまでの長さと覚えておけばいいね。
音の振幅は「音の大きさ」をあらわしているから、
振幅が大きくなればなるほど大きい音になるし、
逆に振幅が小さければ小さいほど小さい音になるってわけ。
振動数・ヘルツとは??
次は振動数(しんどうすう)だ。
振動数は、
音源が1秒間に振動する回数のこと
なんだ。
たとえば、タンバリンの振動が1秒間にこんな感じで振動していたとしよう。
このとき、2回同じ振動を繰り返してるから、振動数は2ってことさ。
この振動数が大きくなればなるほど、音が高くなって、
小さくなればなるほど音が低くなるわけね。
振動を山に例えるなら、1秒間あたりの振動数は山の数だ。
山の数が増えれば増えるほど振動数は大きいことになる。
じゃあ、「ヘルツ」って何かっていうと、
振動数の単位のことだ。
つまり、さっきのタンバリンが1秒間に2回振動していたら、
このタンバリンの振動数は「2ヘルツ」ってことになるのね。
ちなみに、この「ヘルツ」っていう単位を英文字で表してやると、
Hz
になるよ。
ヘルツ=Hz
ってわけね。
「音源・発音体・振幅・振動数・ヘルツ」も完璧!
以上が、「音源・発音体・振幅・振動数・ヘルツ」だよ。
最後に復習しておこう。
音源とは、音を発する物体のことで、音を出すときには振動していて、
別名を発音体ともいう。
音源が振動しているとき、振動の中心からの幅のことを「振幅」って言って、音の大きさをあらわしているね。
1秒間あたりに振動する回数を振動数っていって(単位はヘルツ)、振動数が大きければ大きいほど高い音になる。
音の基本をマスターしたら花火の距離を計算する問題に挑戦してみてね。
そんじゃねー
Ken