中学理科で勉強するプラスチックの種類は??
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。プルタブ、集めたいね。
中1理科では、プラスチックの種類を勉強していくよ。
プラスチックといえば、身近のいろんなところで使われているね。
携帯電話とか、レジ袋とか、掃除のバケツとか、消しゴムとか、シャープぺんとか、もうほんと色々。
今日はそんな身近なプラスチックの種類のうち、中学理科のテストに出やすいものをわかりやすくまとめてみたよ。
一旦、全部のプラスチックの種類を表にまとめると、こんな感じになる↓↓
スマホは横にしてみてね。
ポリエチレン | ポリエチレンテレフタラート | ポリ塩化ビニル | ポリスチレン | ポリプロピレン | |
---|---|---|---|---|---|
略称 | PE | PET | PVC | PS | PP |
用途 | レジ袋、ラップ、バケツ | ペットボトル、卵の容器、写真フィルム | 消しゴム、ホース、水道管 | CDケース、食品容器、トレイ | ペットボトルのふた、ストロー、医療機器 |
性質 | 油や薬品に強い。安価で加工しやすい | 透明で圧力に強い。薬品に強い | 薬品に強い。光沢、艶がある。軟らかいものと硬いものあり | 断熱保温性。透明で固い、着色が簡単 | 熱に強く、強度に優れる |
密度 [g/cm³] | 0.92~0.97 | 1.38~1.40 | 1.2~1.6 | 1.05~1.07 | 0.90~0.91 |
水に浮く? | YES | NO | NO | NO | YES |
耐熱温度 | 70~110℃ | 85~200℃ | 60~80℃ | 70~90℃ | 100~140℃ |
燃えやすい? | YES | YES | NO | YES | NO |
※参考サイト「こんにちは!プラスチック」
テストに出やすい!中学理科で勉強するプラスチックの5つの種類
それじゃあ、ひとつひとつのプラスチックの種類を詳しく見ていこうか。
種類1. ポリエチレン(PE)
名前 | ポリエチレン(polyethylene) |
---|---|
略称 | PE |
用途 | レジ袋、ラップ、バケツなど |
性質 | 油や薬品に強い。安価で加工しやすい |
密度 [g/cm³] | 0.92~0.97 |
水に浮く? | YES |
耐熱温度 | 70~110℃ |
燃えやすい? | YES |
レジ袋やラップなどに使われているプラスチックポリエチレン。
やすいお値段で加工しやすいから、大量に生産しやすいのが特徴。
水よりも密度が小さいので、水に沈めたら浮くプラスチックの種類だね。
種類2. ポリエチレンテレフタラート(PET)
名前 | ポリエチレンテレフタラート(polyethylene terephthalate) |
---|---|
略称 | PET |
用途 | ペットボトル、卵の容器、写真フィルムなど |
性質 | 透明で圧力に強い。薬品に強い。 |
密度 [g/cm³] | 1.38~1.40 |
水に浮く? | NO |
耐熱温度 | 85~200℃ |
燃えやすい? | YES |
透明で薄く加工しやすいプラスチックの種類。
密度が1[g/cm³]以上なので水に入れると沈む。
種類3. ポリ塩化ビニル(PVC)
名前 | ポリ塩化ビニル(polyvinyl chloride) |
---|---|
略称 | PVC |
用途 | 消しゴム、ホース、水道管など |
性質 | 薬品に強い。光沢、艶がある。軟らかいものと硬いものあり |
密度 [g/cm³] | 1.2~1.6 |
水に浮く? | NO |
耐熱温度 | 60~80℃ |
燃えやすい? | NO |
密度が水よりも大きいため、水に沈む。
燃えにくく、薬品に強いのが特徴。
種類4. ポリスチレン(PS)
名前 | ポリスチレン(polystyrene) |
---|---|
略称 | PS |
用途 | CDケース、食品容器、トレイなど |
性質 | 断熱保温性。透明で固い、着色が簡単 |
密度 [g/cm³] | 1.05~1.07 |
水に浮く? | NO |
耐熱温度 | 70~90℃ |
燃えやすい? | YES |
ポリスチレンと発泡ポリスチレンの2種類が存在。
発泡ポリスチレンは断熱保温性に優れており、牛丼やカップラーメンなどの食品容器として利用されることが多い。
一方、ポリスチレンは透明で着色しやすく、固いからCDケースなどに使われるよ。
密度が1[g/cm³]以上だから水に沈むね。
種類5. ポリプロピレン(PP)
名前 | ポリプロピレン(polypropylene) |
---|---|
略称 | PP |
用途 | ペットボトルのふた、ストロー、医療機器など |
性質 | 熱に強く、強度に優れる。 |
密度 [g/cm³] | 0.90~0.91 |
水に浮く? | YES |
耐熱温度 | 100~140℃ |
燃えやすい? | NO |
プラスチックの種類の中でも密度が最も小さいのが特徴。
比較的耐熱性に優れてるから熱にも強い。
中学理科で勉強するプラスチックの種類はイラストと一緒に覚えよう!
以上が、中学理科で勉強するプラスチックの種類だね。
全部で5つだ。もう一回、表で復習しておこう。
ポリエチレン | ポリエチレンテレフタラート | ポリ塩化ビニル | ポリスチレン | ポリプロピレン | |
---|---|---|---|---|---|
略称 | PE | PET | PVC | PS | PP |
用途 | レジ袋、ラップ、バケツ | ペットボトル、卵の容器、写真フィルム | 消しゴム、ホース、水道管 | CDケース、食品容器、トレイ | ペットボトルのふた、ストロー、医療機器 |
性質 | 油や薬品に強い。安価で加工しやすい | 透明で圧力に強い。薬品に強い | 薬品に強い。光沢、艶がある。軟らかいものと硬いものあり | 断熱保温性。透明で固い、着色が簡単 | 熱に強く、強度に優れる |
密度 [g/cm³] | 0.92~0.97 | 1.38~1.40 | 1.2~1.6 | 1.05~1.07 | 0.90~0.91 |
水に浮く? | YES | NO | NO | NO | YES |
耐熱温度 | 70~110℃ | 85~200℃ | 60~80℃ | 70~90℃ | 100~140℃ |
燃えやすい? | YES | YES | NO | YES | NO |
覚え方はね、ぶっちゃけない。
プラスチックの略称は、英語の名前の頭文字からとってるから、英語の名前をみながら覚えるのが有効だ。
あとは、プラスチックの用途のイラストと名前をみて覚えて、右脳にプラスチックの種類と用途を刻み込んでいこう!
そんじゃねー
Ken