【中3理科】原子核と電子とは一体何もの?
おっす、パンダの妖精の月縄だ!
中学2年生の理科では、
全ての物質はこれ以上分割できない原子から成り立っている
って勉強してきたよな!
中3理科では、その続きを勉強していくぞ。
ドルトンというイギリス人男性が原子説を提唱してから約100年後。
今度はイギリスのラザフォードと、デンマークのボーアっていう男性によって、この原子に関する新しい考えが提唱されたんだ。
それは、
原子核と電子からできている!!
ってやつだ。
原子核と電子とは一体何もの?
詳しくそれぞれ原子核と電子を見ていこう。
原子核
まずは、原子核だ。
原子核は、
原子の中心にある物質
のことさ。

さらにこの原子核ってやつは、
- 陽子(プラスの電気を持つ)
- 中性子(電気を持ってない)
という2つの物質から成り立っているんだ。
電子
電子は、原子核の外に存在していて、マイナスの電気を持った物質さ。
原子と原子核と電子の関係を図に表すと、こうなるぞ!

原子は電気を帯びていない?
ここまでの流れはオッケー?
さて。
ここであることに気がつかないかかい?
そう、
原子核と電子はプラスとマイナスの相反する電気を帯びている
ってことさ。
そして偶然にも、この原子核でプラスを帯びている陽子の数と、電子の数は一緒。
しかも、それぞれが持つプラスとマイナスの電気のパワーも同じ。

その結果、電気的に打ち消しあって、原子の全体は電気的に中性。
電気を帯びていないってことになるんだ。
えっ?
世界は広いから、原子の中には、電気を帯びた奴もいるんじゃないかって?
そう、ナイス推測!
じつは、原子核と電子の電気的なバランスが崩れて、電気を帯びた原子もいるんだ!
それが次で勉強していく「イオン」ってやつなんだ。
それじゃあこの勢いで、次のイオンも勉強していこう!!

