単子葉類と双子葉類の違いってなんなの??
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。カミカミだね。
中1の理科の「植物の世界」っていう単元で、
被子植物
を勉強してきたね。
被子植物って簡単に言っちゃうと、
種子になる元の胚珠が子房に被って隠れている植物
だったね。
>>詳しくは「被子植物と裸子植物の違い」へ
じつは、この被子植物はもう一段階こまかく分類することができるんだ。
それは、
- 単子葉類
- 双子葉類
の2種類さ。
漢字が一つしか違わないし、ちょっとややこしい分類だね。
今日はテストでも間違えないように「単子葉類と双子葉類の違い」をわかりやすく解説していくよ。
3分でわかる!単子葉類と双子葉類の違い
単子葉類と双子葉類の違いはズバリ、
子葉が一枚か二枚かの違いなんだ。
子葉が一枚(単数)だったら、「単子葉類」。
子葉が二枚(双つ)だったら、「双子葉類」ってわけね。
子葉とは、
種から最初に出てくる葉っぱのことだよ。
だから、単子葉類の場合、種から最初に出てくる葉っぱの枚数は1枚。
双子葉類だったら、二枚ってわけね。
これが単子葉類と双子葉類の違いの基本さ。
単子葉類と双子葉類の違いは子葉の数だけじゃなかった?!
だがしかし、だね。
単子葉類と双子葉類の違いは子葉の数だけじゃないんだ。
単子葉類と双子葉類は、
- 葉脈の形
- 維管束の並び方
- 根っこのタイプ
の3つでも違うことがわかっているんだ。
これらの違いについてもうちょっと深掘りしてみよっか。
違い1. 「葉脈の形」
まず1つ目の違いが、
葉脈の通りかたの違うね。
単子葉類では、葉脈はそれぞれ平行に通ってるよ。
一方、双子葉類の植物の葉脈は平行になんか走っちゃいない。
双子葉類の葉脈は、
網目状に張り巡らされているんだ。
単子葉類と双子葉類の葉脈の違いをまとめると、次のような表になるよ。
葉脈の通り方イラスト | ||
---|---|---|
単子葉類 | 平行 | |
双子葉類 | 網目状 |
違い2. 「茎の維管束の並び方」
単子葉類と双子葉類は、茎の維管束の並び方も違うよ。
維管束とは、道管と師管からできている管の束のことで、根から吸い上げた水分や養分を運んでいたね。
この維管束の並び方が単子葉類と双子葉類でちがうわけさ。
単子葉類では、茎の維管束はバラバラに散らばってる。
だがしかし、双子葉類では、茎の維管束は輪っかみたいにぐるっと並んでいるんだ。
この違いを表にすると、次のようになるよ。
茎の維管束の並び方 | ||
---|---|---|
単子葉類 | バラバラ | |
双子葉類 | 輪っかに並んでる |
単子葉類と双子葉類の違い3. 「根のタイプ」
最後の単子葉類と双子葉類の違いは根っこのタイプさ。
単子葉類の根っこは、
ひげ根
というタイプ。
これは細い「ひげ根」っていうダンブルドアのひげみたいなやつがたくさんついてるタイプだ。
双子葉類の根っこは、
というタイプ。
メインの「主根」と、そこから生える「側根」で構成されているやつね。
この根っこの違いを表にまとめると、こんな感じかな。
根っこのタイプ | ||
---|---|---|
単子葉類 | ひげ根 | |
双子葉類 | 主根と側根 |
まとめ:単子葉類と双子葉類の違いは子葉・葉脈・維管束・根の4つ
以上が、単子葉類と双子葉類の違いだよ。
こいつらの違いは、
- 子葉の数
- 葉脈の通り方
- 茎の維管束の並び方
- 根のタイプ
の4つあったね。
最後にもう一度、単子葉類と双子葉類の違いを全部表にまとめてみたよ。
単子葉類 | 双子葉類 | |
---|---|---|
子葉の数 | 1 | 2 |
葉脈の通り方 | 平行 | 網目状 |
茎の維管束の並び方 | バラバラ | 輪っか状 |
根のタイプ | ひげ根 | 手根と側根
|
テストでよく狙われるところだからよーく復習しておこう!
そんじゃねー
Ken