電力の求め方がわかる計算公式って?
中2理科で新しく出てくるのが「電力」という言葉。
電力とはズバリ、
1秒あたりに使われる電気エネルギーの大きさのこと
だ。
この電力を計算できる公式は
電力[W] = 電圧×電流
電圧をV、電流をI、電力をWとしてアルファベット表記で表すと
W = VI
になるね。
例えば、電源電圧が10 Vで、抵抗に0.2Aの電流が流れたとしよう。
この抵抗に発生している電力は「電圧」と「電流」をかけて
電力[W] = 電圧×電流
=10×0.2
= 2 [W]
になるわけだ。
電力の計算方式の覚え方
電力の計算の公式は簡単。なにせ、
電圧に電流をかけるだけ
だからね。
だがしかし、テストまでに公式を忘れないか心配だよね。
そんな時のために、電力の公式の語呂合わせを考えてみたよ。
WにVサイン
だ。
アルファベット表記で電力の計算公式を表していて、
- W →電力
- に(二)→ =
- V → 電圧V
- サインの「イ(I)」→ 電流I
を表しているんだね。
語呂のシチュエーションとしては、
カメラの前で W の形に V サインしてるやつを想像してみてほしい。
2つでVサインをしてWを作っているわけね。
電力公式はオームの法則と絡めると世界が広がる
あと、電力の公式で知っておきたいのは、
オームの法則を使えば「W=VI」以外の公式に変化する
ってことかな。
前回勉強したオームの法則の公式を使うと、公式の表現の幅が広がってくるんだ。
例えば先ほどの
W=VI
のVに、オームの法則の「V = RI」を代入してやると、
W = VI
W = RI²
になるね。つまり、電力は抵抗と電流で表すと、
電力=抵抗値×電流²
になるんだ。
同じことが、オームの法則の電流の公式(I = R分のV)でもできる。
電力の公式を「抵抗」と「電圧」だけで表すと、
W = VI
W = R分のV²
になる。つまり、電力は電圧と抵抗値で表すと、
電力=電圧² ÷ 抵抗値
でもあらわせるんだ。
このように、電力の公式はオームの法則を絡めると力が倍増。
そんじゃねー