【中1理科】3分でわかる!沸点と融点の違い

沸点と融点の違いってなんなの!?

こんにちは!この記事を書いているKenだよ。チキンスープの匂いがするね。

 

中学1年生の理科では、

  • 沸点
  • 融点

っていう2つのちょっと紛らわしい理科の用語を勉強していくよ。

「沸点」と「融点」はともに、

ある物質が状態変化する温度のことなんだ。

今日はテストでもごっちゃ混ぜにして間違えないように、沸点と融点の違いをわかりやすく解説してみたよ。

よかったら参考にしてみてね。

 

 

3分でわかる!沸点と融点の違い

それじゃあ早速、沸点と融点の違いをみていこう。

 

沸点とは??

沸点とはズバリ、

液体が気体に変化するときの温度のこと

だよ。

 

たとえば、25℃の液体の水を熱し続けて、100℃にしたとき、水が水蒸気に変化し始めたとしよう。

水 状態変化

 

このとき、この水の沸点は100度だ。

 

水 状態変化

 

なぜなら、液体の水が100度で水蒸気という気体に変化したからね。

縦軸を温度、横軸を熱した時間のグラフをかいてあげると、次の温度が沸点になるはずだ。

 

沸点 融点

 

融点とは??

続いて、融点。

融点とは、

固体が溶けて液体に変化するときの温度のこと

だ。沸点は液体から気体への変化する温度だったけど、今度は固体から液体ってわけ。

 

たとえば、-10℃の固体の氷をあっためていたら、0℃で溶け出して水に変化し始めたとしよう。

 

沸点 融点

このとき、水の融点は0度。

なぜなら、氷(固体)が水(液体)に変化した温度だからね。

 

沸点 融点

 

温度と熱した時間のグラフをかくと、次の温度が融点ってことになるね。

 

沸点 融点

 

沸点と融点は何によって決まるの??

ここまでが沸点と融点の基礎だったね。

あと、1つ知っておいた方がいいのが、

沸点と融点は物質によって異なる

ってことだ。

物質の量は関係なく、純粋に何が状態変化するのかで決まってくるんだ。

 

たとえば、下の表は、各物質の沸点と融点を記載している表だよ。

物質名 融点 [℃] 沸点 [℃]
1535 2750
1064 2807
0 100
エタノール -115 78
窒素 -210 -196

物質によってここまで沸点と融点が違うとはね・・・!

鉄や金の沸点は半端ないぜ。

 

 

まとめ:沸点と融点の違いは「状態変化のフェーズ」

以上が沸点と融点の違いだったよ。

もう一度復習すると、沸点と融点は両方とも「物質の状態が変化する温度」のことなんだけど、

沸点と融点では、状態変化のフェーズが違うんだ。

 

沸点とは「液体」が「気体」になるときの温度で、

 

水 状態変化

 

融点とは、固体が液体になるときの温度だ。

 

沸点 融点

 

2つの用語は紛らわしいから、テスト前によーく復習して間違えないようにしよう。

 

そんじゃねー

Ken