マツの花のつくりに特徴ってなに??
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。背中に目が欲しいね。
中学1年生の理科では「植物の世界」を勉強していくよね??
その中でも注目して欲しいのは、
マツの花のつくり
だ。
マツはけっこう身近な植物。
そこら中に植えられてるし、盆栽とかでも育てられてるからね。
今日は、このマツの花のつくりの特徴をわかりやすく解説していくよ。
よかったら参考にしてみて。
3分でわかる!マツの花のつくりの4つの特徴
テストにも出やすい、マツの花のつくりには次の4つの特徴があるよ。
特徴1. 「雄花」と「雌花」がある
なんとマツの花には、
- 雄花(おばな)
- 雌花(めばな)
の2種類存在しているんだ。
ちょうど人間で男子と女子がいるみたいにね。
ここまで勉強してきたアブラナの花には、1種類の花しかなかったよね??
そいつらとはちょっと違うってわけ。
特徴2. 「りん片」に違いが!
雄花と雌花はだいたい同じようなつくりをしているんだけど、ちょっとだけ違うんだ。
その違いは、
うろこ状の片割れ「りん片」にあるんだ。
雄花のりん片には、
「花粉のう」と呼ばれる、花粉を収納していいる入れ物がついてるよ。
花粉って、植物が子孫を残すために必要な粉だから、かなり大事なもの。
こいつが、雄花の小さな一部のりん片についてるわけさ。
一方、雌花には花粉なんか入ってない。
花粉の代わりに、
将来種子になる「胚珠」がついてるんだね。
>>詳しくは花のつくりと働きを参照
特徴3.「胚珠」がむき出しに!
んで、この雌花にもっと注目して欲しい。
じつは、雌花のりん片を拡大してみると、
胚珠がむき出しになってることがわかるんだ。
こんな感じで、胚珠がむき出しになっている植物をまとめて、
裸子植物
って呼んでるよ。
逆に、アブラナの花みたいに、胚珠が子房に包まれて隠れている植物を「被子植物」っていうんだったね。
>>くわしくは「裸子植物と被子植物の違い」へ
特徴4. 「花弁」と「がく」がない!
最後の特徴は、マツの花には、
- 花弁
- がく
がないってこと!
つまり、きれいな色をしている花ひらもないし、それを支える「がく」もついてないわけね。
みんな違ってみんないいから、別にマツの花に花弁なくてもいい。
だけど、花弁がないことによって影響が出てくるんだ。
それは、
花粉の移動のさせ方。
美しくて、いい匂いのする花弁で昆虫や動物を引き寄せて、花粉を運んでもらう
ってことを勉強したよね??
つまり、
美しい花を持たないマツの花は基本的に誰もよってこないから、花粉を運んでくれる動物がいないんだ。
だから、マツの花の花粉はたいてい、
風
で運ばれることになるね。
強い風が吹けば、マツの花の花粉がブンブン飛ぶことになる。
風でしか花粉を移動させられないからこそ、マツの花の花粉は風で拡散しやすいようになってるわけ。
まとめ:マツの花のつくりは裸子植物のつくり!
ここまで耳にタコができるぐらい、マツの花のつくりの特徴を勉強してきたね。
- 雄花と雌花あり
- りん片に違いが
- 胚珠がむき出し
- 花弁・がくはない
これらの特徴は、マツの花だけじゃなくて、
裸子植物
の特徴とも言えるよ。
例えば、裸子植物のイチョウとかソテツの花とかも同じってわけ。
ただ、マツの花のつくりはなぜかテストに出やすいから、しっかりと押さえておこう。
そんじゃねー
Ken