文字式の計算問題の解き方を教えてほしい!!
文字式の表し方をしっかり勉強しましたね??
次はいよいよ文字式の計算問題に挑んで行きます。「文字式の計算問題」と聞くと難しく聞こえますよね??
す、数字だけの計算はもはや通じない。ど、どうしよう、、中間テストが迫ってきている・・・・・
そんな危機的な中学生の方のために、
【中1数学】文字式の計算問題の解き方に関する3つのコツ
という記事を書きました。
文字式の計算問題の解き方をまったく知らない?? そんな中学生でも1秒で問題をとける方法です。中学校のテストで死にそうになってるときに参考にしてみてください。
文字式の計算問題の解き方の3つのコツ!!
さっそく「文字式の計算問題の解き方」のコツを紹介していきます。
文字式の計算問題の解き方は、以下の原則が大前提になっています。それは、
掛け算 → 足し算
です。
これは正負の四則演算でも同じでしたね。文字式でもこの原則は一緒!!
「掛け算」を計算してから「足し算」を片付けるようにしましょう。
それでは、文字式の計算問題を瞬殺するための3つのステップをみていきます。
Step 1. 「掛け算×」と「割り算÷」の計算符号を消す!
文字式の計算では最初に「掛け算記号×」と「割り算記号÷」を消し去っちゃいましょう。
文字式の表し方で、
文字式では「×」と「÷」の演算記号を省略するぜ!
ということを勉強しましたね?? ところが、文字式の計算問題の中には「×」と「÷」が省略されていない文字式もあります。たとえば、
という文字式の計算問題。こういうときは「÷」記号を消し去ることが大切。つまり、割り算の計算をしてしまうということです。
「×」や「÷」の計算記号を残したままでは文字式の計算問題を解いたことになりません。テストで100点をとるためには「×」と「÷」を消去する文字式の解き方を覚えておきましょう。
Step 2. 分配法則でカッコをはずす!
次に、文字式の計算問題の「カッコ()」を消しちゃいましょう!
えっ。文字式の問題でカッコ()のはずし方がわからないですって!?? あ、そういうときは、
分配法則
を使えばいいんです。詳しくは【中学数学】分配法則のチョー便利な1つの使い方を参考にしてくださいね。分配法則とはカンタンに言ってしまえば、「カッコのをはずしたる」ということです。
文字式の計算問題の例をみてみましょう。
たとえば、
という文字式の計算問題があったとしましょう。この文字式には「3」という数字がカッコ()の前についています。分配法則をつかってカッコ()をはずしちゃいましょう!
すると、
となります。
カッコ()がついている文字式の問題は分配法則でスッキリしちゃいましょう!
ここで注意することは、
カッコの外の数字がマイナスの計算問題
です。の場合、とするのは間違いです。なぜなら、にはでなくをかけてしまってるからです。
正しい答えはカッコ内の2つの項に「-3」を等しく掛けたです。カッコをはずすときにはマイナスの符号に注意しましょう!
Step3. 同じ文字同士でまとめる!!
いよいよ文字式の計算の最後のステップです。
「掛け算×」も「割り算÷」もなし!
「カッコ()」もなし!!
これだけでは文字式の計算は終わりません。そのあとに、
同じ文字の項をまとめる!
という作業が残っています。これはいったいどういうことなんでしょうか??? 文字式の例題で確認してみましょう。
たとえば、4(2x-5)-3(9-2x)という文字式の計算問題があったとします。
さっきとりあげたステップのうちの2つ目の「カッコ()をはずす」という解き方を適用すると、
4(2x-5)-3(9-2x)=8x-20-27+6x
となります。ここで最後のステップ「同じ文字同士をまとめる!」という計算をしてみましょう。この式には「x」と「数字」という2種類の文字が存在します。これらをまとめてやると、
8x-20-27+6x=14x-47となります。
同じ種類の文字・数字をまとめてようやく「文字式の計算問題を瞬殺した」と胸を張れます。
最後まで気を抜かないで文字式を計算してやりましょう!!
文字式の計算問題の解き方、ゲットだぜ??
以上の3つのステップを踏めば、文字式の計算問題をたぶんおそらく3秒ぐらいで瞬殺できるはずです!!
文字式の計算に時間がかかりすぎるという悩みをかかえている中学生は参考にしてみくださいね!
それでは、また今度です。
Ken