式の値の解き方がよくわからない?!?
中学1年数学で勉強する「式の値」の解き方がよくわからない。
そんな声をよく耳にします。式の値とか急に言われてもピンと来ないし、いくら想像してもいったいどんなモンスターなのか検討もつきません。
できれば「式の値」という中1数学の単元をスキップしたいですよね??難しい数学の単元なんてお断りしたいです。
だがしかし、です。
「式の値の解き方」を知らずに中間・期末テストを迎えるとテストで確実に爆死します。
中学数学でいい成績をとっておきたい。
そんな目標を持っていたら「式の値の解き方」をマスターしておきましょう。この記事では以下の順番で式の値を解説していきます。
- 式の値の意味
- 式の値の解き方のコツ
式の値の解き方を勉強すれば、中間テストの数学でいい点数をとれること間違いなしです!!
それでは、さっそく見て行きますよー
式の値とはいったい何者???
式の値とはいったいどこの何者でしょうか???
名前を見る限りむずかしくて気難しいヤツにみえます。だがしかし、中1で勉強する式の値はいたってシンプルな内容なんです。
式の値はただの省略形??
式の値とはずばり、
文字式の文字に数字を当てはめたときの値
のことです。
「文字式の文字に数字を当てはめたときの値」=「式の値」
というわけですね?? なるほど、ただの省略形だったわけですね。
中学の数学では「文字に数字を当てはめる」作業のことを「代入」、当てはめる数のことを「文字の値」と呼んでいます。
「式の値」の具体例
式の値の具体例をみていきましょう。たとえば、次のような文字式
があったとしましょう。これはある中学生のひと月のお小遣いの状態を表しています。xという文字は「洗った皿の枚数」です。つまり、1枚お皿を洗うという家事の手伝いをすると40円お小遣いが増えるというわけです。
今月は皿洗いに力を注いだので43枚の皿を洗う事に成功しました。すると、この中学生の今月のお小遣いは、
[円]と計算できますよね??
このときの「文字mに43を入れること」を「代入する」といい、文字式に代入する「43」を「文字の値」と呼んでいるんです。
それで、文字式にある数字(文字の値)を代入して求めることができた値を「式の値」と呼んでいます。
上の例でいえば、m(皿を洗った枚数)に43を代入した結果得られる「2220」がこの文字式の「式の値」というわけです。もうおわかりですね??
まとめると、
式の値とは、文字式に数字をぶちこんだときの計算結果
ということになります。
式の値の解き方のたった1つのコツ
式の計算は思ったよりカンタンでしたね???
文字式の文字に数字をぶちこんでやるだけです。その結果得られる数字を「式の値」と呼んでいるわけです。
ただ、「式の値」の問題の解き方にはある1つのコツがあります。
それは、
あせらずにゆっくり式の値を求める
ということです。ものすごく当たり前のこといっていますね。 ただ、式の値を求める計算問題では焦るとミスしてしまうことがあるのです。
したがって、
式の値の問題では計算過程をはぶかずにすべて書くことをおすすめします。
なぜなら、マイナスの符号が絡んだ「式の値の計算」ではミスが出やすいからです。
たとえば、
のとき、次の式の値を5秒で求めなさい
という式の値の問題があったとしましょう。このとき、
式の値?? はあ?カンタンだよ、文字に数字を入れるだけやろ?!
といきり立っていきなり答えを書き込んではいけません。計算ミスを防ぐために文字に数字を代入する計算過程を丁寧に書いてみましょう。
先の例で言えば、
という感じで式の値を算出する計算過程を書いておく。これにより−の符号関連の計算ミスを最小限にとどめることができます。
計算過程を書くなんて正直だるいですよね??
ただ、数学のテストでケアレスミスをなくすために途中の計算式を書いた方がいいんです。決して答えを急いではいけません。
ゆっくりと慎重に式の値を計算する。
これが唯一の式の値の解き方のコツです。テスト時間に余裕がある限りなるべくゆっくり計算問題をといてみてください。
式の値の解き方、ゲットだぜ!
式の値の解き方はいかがだったでしょうか??
「式の値」とか名前はクールですがあまり大したことありまえせんでしたね??。
式の値の計算問題でいつもミスをする!そもそも式の値の意味がわからない!!
そんな中学生の助けになったら嬉しいです。
それでは、また今度です!
Ken Sawai