【中1理科】3分でわかる!地層のでき方

地層はどうやったらああなるの??

こんにちは!この記事を書いているKenだよ。バナナ、3本目だね。

 

「地層」の単元で重要なのはいうまでもなく、

地層自身。

そして、

地層がどうやってできるのか?

が大事。

これを理解しておけば、地層の単元の理解も深まるようになっているんだ。

今日はそんな地層の基礎の基礎をみていこう。

 

 

プレイヤー別に整理しよう!地層のでき方

地層のでき方は、

地層を作るプレイヤーによってわけて考えるとわかりやすいよ。

ズバリ言ってしまうと、地層を作っているのはこの3プレイヤーだ。

  1. 火山
  2. 生物

 

地層のでき方

 

水のはたらきによる地層のでき方

まず、一番メインとなるプレイヤー、

によって地層ができる方法をみていこう。

地層のでき方

水のはたらきによって地層が作られるときは次の4つのステージを経ているんだ。

  1. 風化
  2. 侵食
  3. 運搬
  4. 堆積

 

まず、山の高いところに転がっている大きくて硬い岩を想像してくれ。

 

地層のでき方

 

こいつはすごく硬くて、とてもじゃないけど削りとるのは至難の技。

この硬い大きな岩石も無傷ではいられない。

長い年月をかけて、気温の変化に晒されたり、風や雨が吹き付けたりするんだ。

 

地層のでき方

 

その結果、超硬かった岩石がもろくなっていく。

この岩石がもろくなっちゃうことを「風化」というよ。

 

地層のでき方

 

風化してもろくなった岩石はもちろん無事ではいられない。

激しい雨風によって削られたり、川の流れによってえぐられてボロボロととれてきちゃう。

 

地層のでき方

 

この風化でもろくなった岩が削られることを「侵食」というんだ。

 

水によって削られた岩石の破片たちは今度は水の流れで運ばれる。

 

地層のでき方

 

このことを「運搬」というよ。

大きい岩は重すぎる流れが強い川の上流までしか運べない。

川の上流では大きい岩たちが、海に近い川口とかでは小さい岩が運ばれるというわけね。

 

ここまできてやっと「堆積」。

地層のでき方

つまり、水に運ばれてきた岩どもが積もり始めるというわけ。

運ばれる粒の重さによって運搬される距離が変わってくるから、粒の重さ・大きさが似た者同士がグループになって降り積もっていくんだ。

こうやって水のはたらきにより地層ができてくるよ。

 

火山

続いて、地層を作るプレイヤーとして紹介するのは火山。

 

地層のでき方

 

こいつはどうやって地層を作るかというと、

火山が噴火した時に出てくる火山灰によって地層を作っているんだ。

 

 

地層のでき方

 

たとえば、さっきの地層がある近くの山が突然噴火したとしよう。

このとき、すでに存在している地層の上に火山灰が降り積もるはず。

 

地層のでき方

 

このように、火山の噴火によって新しくできる地層もあるってわけだ。

 

生物

また、プランクトンの生物の死骸も地層を作ってるよ。

 

地層のでき方

水のはたらきで堆積物が運ばれてこない沖の方では、

プランクトンなどの生物の死骸が地層を形成しているんだ。

地層のでき方

土砂が積もらなくても、火山が噴火しなくても、海の沖の方では地層ができていくわけね。

 

 

まとめ:地層のでき方は3つのプレイヤーに注目して覚えていこう

以上が地層のでき方だよ。

  1. 火山
  2. 生物

が地層を作り出しているんだったね。

地層の基本がしっくりきたら次は「しゅう曲のでき方」を勉強していこう。

 

そんじゃねー

Ken