堆積岩とは一体何者??
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。バナナ、高値で仕入れたね。
地層
についても勉強していくよ。その地層の単元でテストに出やすい用語として、
堆積岩(たいせきがん)
ってやつがあるね。
堆積岩とは簡単にいってしまうと、
ある物体が積み重なって固められてできる岩石のこと
なんだ。
あるものが幾重にも積み重なることを「堆積」と呼んでいるから、この堆積によってできた岩石を「堆積岩」というわけね。
テストに出やすい!堆積岩の6つの種類
で、じつはじつは、この堆積岩というやつは、
何が積み重なってできるのか??
によって種類がわかれるんだ。
中学理科で勉強していく堆積岩の種類は次の6つ。
- れき岩
- 砂岩
- 泥岩
- 石灰岩
- チャート
- 凝灰岩
れき岩
まず「れき岩」。
こいつは「れき」というやつが積み重なって固まってできた岩石だね。
「えっ、れきって聞いたことないわ!」
ってキレそうになってるだろうから説明すると、「れき」とは粒の直径が2mm以上の岩石の破片のことね。
砂や泥と比べると、ちょっとでかい岩の破片ってわけ
砂岩(さがん)
砂が降り積もって固まってできた堆積岩の「砂岩」。
砂は日常的に登場するもので、校庭の砂場とかでよくお世話になっていると思うんだ。
じつは、ここでいう「砂」は厳密にいうと、
直径が0.06mm以上〜2mm未満の岩石の破片のこと
なんだ。
これが積み重なって固まると砂岩になるわけね。
泥岩(でいがん)
泥が積み重なってできた堆積岩は「泥岩」。
泥も日頃からお世話になっていて、馴染みのある物体だと思うんだよね。
泥をかけたりかけられたりしているはずだ。
この「泥」というやつは厳密にいうと、
0.06mm未満の直径の岩石の破片
のことで、れきや砂と比べるとかなり小さいやつらなんだ。
この泥が積み重なって固まると泥岩になるってわけね。
石灰岩(せっかいがん)
ここまでは、「岩石の破片が積み重なってできた堆積岩」を見てたけど、ここからはちょっと別物。
まずは石灰岩。
こいつは、
サンゴやプランクトンなど生物の死骸が積み重なってできた堆積岩のこと
なんだ。
この堆積岩の特徴としてよく知られているのが、
薄い塩酸をかけると気体が発生する
ということ。
じつはこの気体は二酸化炭素。
二酸化炭素の発生方法のところででてきた、石灰石に塩酸をかけた実験を思い出してほしいぜ。
チャート
続いては「チャート」という堆積岩。
石灰岩と同じように生物の死骸が積み重なってできた堆積岩なんだけど、
石灰岩とはちょっぴり性質が違うんだ。
まず、塩酸をかけても石灰岩のように気体が発生しないし、
石灰岩よりもちょっと硬い。
その理由としては、
石灰岩とチャートが異なる物質からできているからなんだ。
石灰岩は主にカルシウムでできてるのに対し、チャートの原料は主にガラスになってるのね。
凝灰岩(ぎょうかいがん)
凝灰岩は、火山灰が積み重なってできた堆積岩だ。
「火山灰」といえば火山が噴火するときに出てくる物質のことで、マグマが冷えて結晶になった鉱物を何種類か含んでいるよ。
まとめ:堆積岩は何が積み重なるかによって種類が違う!
以上が堆積岩の基礎と種類だったね。
堆積岩の種類は全部で、
- れき岩
- 砂岩
- 泥岩
- 石灰岩
- チャート
- 凝灰岩
の6種類あって混乱するかもしれないけど、大事なことは1つ。
堆積岩は何からできているのかによって種類が違ってくるということだ。
堆積岩の種類を覚えるときは、堆積岩のもとになった物体も一緒に覚えるといいね。
堆積岩の基礎をマスターしたら次は「示相化石と示準化石の違い」を勉強していこう。
そんじゃねー
Ken