【中1理科】3分でわかる!飽和水溶液・溶解度・溶解度曲線とは??

飽和水溶液・溶解度・溶解度曲線とはなんだろう??

こんにちは!この記事を書いているKenだよ。水と、生きてるね。

 

中1理科の「身のまわりの物質」という単元では、

  1. 飽和水溶液
  2. 溶解度
  3. 溶解度曲線

という3つを習っていくよね??

漢字ばっかりでとっつきにくいけど、これらの用語はテストによく出てくる。マスターしておくことに越したことはないね。

そこで今日は、飽和水溶液・溶解度・溶解度曲線の3つをわかりやすく解説していくよ。

 

 

3分でわかる!飽和水溶液・溶解度・溶解度曲線とは??

今回勉強していく、

  • 飽和水溶液
  • 溶解度
  • 溶解度曲線

は主に、

ある物質を水に溶かすときに使う理科の用語

なんだ。

 

 飽和水溶液 溶解度 溶解度曲線

 

まずはこのシチュエーションを頭の中で想像してみて。

 

飽和水溶液とは??

ある物質を水に溶かすとき、じつは、

水は無限にその物質を溶けさせることはできない。

 

 飽和水溶液 溶解度 溶解度曲線

 

水には物質を溶けさせることができる限界ってもんがあるんだ。

 

んで、

ある物質が水の限界まで溶けきった水溶液のことを、

飽和水溶液

って呼んでいるのさ。

 

 飽和水溶液 溶解度 溶解度曲線

 

飽和水溶液にこれ以上その物質を加えてみても、その物質は溶けずに沈殿しちゃうだろうね。

 

溶解度とは??

飽和水溶液をつくるためにどれくらい物質を溶かしたのか?

を表したのが「溶解度」ね。

 

もっと具体的にいうと、

ある物質を水100gにとかして飽和水溶液にした時のとかした物質の量

のことさ。

 

 飽和水溶液 溶解度 溶解度曲線

 

たとえば、水100gにミョウバンを混ぜまくって、ミョウバンの飽和水溶液を作ったとしよう。

このとき、ミョウバンを40g混ぜて飽和水溶液ができたとすると、このミョウバンの飽和水溶液の溶解度は40gさ。

 

溶解度曲線とは??

じつは、この溶解度というものは、

温度によって変化することが知られているよ。

 

たとえば、20℃の時の溶解度が40gだったとしても、あぶって100℃にしたら溶解度が80gになることもあるわけだ。

この、水の温度によって溶解度が変化する様子をグラフにしたものを、

溶解度曲線(ようかいどきょくせん)

と呼んでいるよ。

 

この溶解度曲線というグラフは、

  • 縦軸:溶解度 [g]
  • 横軸:水の温度 [℃]

をとったものだね。

だいたいこんな感じ↓↓

 

 飽和水溶液 溶解度 溶解度曲線

 

この溶解度曲線というグラフの読み取り方は簡単。

たとえば、物質Aの30℃の溶解度を知りたいときは、30℃の時の溶解度を溶解度曲線から読み取ってあげればいいんだ。

下の例だと、物質Aが30℃の時の溶解度は50gになりそうだね。

 

 飽和水溶液 溶解度 溶解度曲線

 

 

飽和水溶液・溶解度・溶解度曲線も完璧だ!

以上が飽和水溶液・溶解度・溶解度曲線だったね。

最後に復習しておこう。

  1. 飽和水溶液
  2. 溶解度
  3. 溶解度曲線

っていう用語は全て、

ある物質が水に溶けるシチュエーション

で使う用語。

 

 飽和水溶液 溶解度 溶解度曲線

 

飽和水溶液とは、ある物質がこれ以上溶けきれないぐらい溶けきった水溶液のこと。

溶解度とは、ある物質が飽和水溶液に溶ける質量のことで、100gの水溶液に溶ける質量のこと。

 

 飽和水溶液 溶解度 溶解度曲線

 

溶解度曲線とは、温度ともに変化する溶解度の変化をグラフにしたものだったね。

 

 飽和水溶液 溶解度 溶解度曲線

 

これらの用語をマスターしたら、次は溶解度曲線の問題を解いてみよう!

 

そんじゃねー

Ken