平方根(ルート)の足し算・引き算の仕方って??
こんにちは!この記事をかいているKenだよ。出会いは突然だね。
ここまで、
- 平方根の掛け算
- 平方根の割り算
を勉強してきたね。
こいつらはぶっちゃけ簡単。
ルートの中身を掛け算・割り算すればいいからね。
でもじつは、平方根の計算でめんどいのは、
ルートの足し算・引き算
なんだ。
足し算・引き算をマスターすれば大丈夫。
どんな平方根の計算もクリアできるはずさ。
今日はその、
平方根(ルート)の足し算・引き算の計算方法
を解説していくよ。
よかったら参考にしてみてね。
ルートの足し算・引き算の仕方の3ステップ
足し算・引き算は3ステップで計算できるよ。
- ルートを簡単にする
- 中身が同じ平方根をさがす
- 中身がおなじ平方根の整数部分を計算
例題をといてみよう。
例題
つぎの平方根の計算をしなさい。
√18 – √75 +√32
Step1. ルートを簡単にする
ルートを簡単にしよう。
簡単にすると計算しやすくなるからね。
⇒ ルートを簡単にする方法はこちら
例題では、
- √18
- √75
- √32
の3つの項を簡単にすると、
- √18 = 3√2
- √75 = 5√3
- √32 = 4√2
になる。
だから、例題の計算式は、
√18 – √75 +√32
= 3√2 – 5√3 + 4√2
になるね。
Step2. 中身がおなじ項をさがす!
ルートの中身がおなじ項をさがしてみて。
たとえば、
- 3√a
- 2√a
みたいにね。
例題でもルートの中身を確認してみると、
- 3√2
- 4√2
の2つの平方根の中身がいっしょ!
ルートの中身が2だ。
Step3. 整数部分を足し算・引き算する
中身がおなじ平方根の「整数部分」を足し算・引き算しよう。
ルートの中身は足し算・引き算しないでね。
例題で中身がおなじ平方根は、
- 3√2
- 4√2
の2つだね??
整数部分を足し算・引き算すると、
√18 – √75 +√32
= 3√2 – 5√3 + 4√2
= 7√2 – 5√3
になる。
これでルートの足し算・引き算は終了!
中身がちがう「-5√3」は放置していいんだ。
まとめ:ルートの足し算・引き算は中身がおなじもの同士で!
ルートの足し算・引き算の仕方はどうだった?!?
計算のコツはただ1つ。
中身が同じ項の整数部分だけ計算すればいい
だ。
文字式の計算に似てるね。
問題をガンガンといてみよう。
そんじゃねー
Ken