連立方程式の加減法の解き方はムズい??
連立方程式の加減法はチョー便利。
テストではだいたい「加減法」を使うからね!
「代入法」を使うのは結構だるいんだよ。
「加減法」なら楽できるってわけさ。

今日は、
連立方程式の解き方「加減法」をわかりやすく解説していくよ。
よかったら参考にしてみてね。
連立方程式の加減法の解き方がわかる4ステップ
つぎの例題をときながらみていこう!
つぎの連立方程式を、加減法で解きなさい。

加減法なら4ステップで解けちゃうよ。
Step1. 文字の係数をそろえる!
文字の係数をそろえちゃおう!
文字の項のうち、1つでも係数が一緒ならいいんだ。
例題の連立方程式をみてみると、
x・yの係数は一緒じゃない
ことがわかるよね?

たとえば上のxの係数は「2」だし、
下の
これは
こういうときは、
それぞれの方程式に「ある数」をかけて係数をそろえるんだよ。
等式の性質のうち、
同じ数を両辺にかけても等式は維持される
ということを使ってやろう。
たとえば上の
の両辺に「3」をかけてやると、
になるよね?

これと同じように下の
に「2」を両辺にかけてやると、
になる。
どっちの方程式でも「xの係数」が「6」になったね。
Step2. 文字を消す
文字の係数が同じになった??
今度はその文字を消しちゃおう!
消し方は、
2つの方程式を「足し算」するか?
それとも「引き算」するか?
の2パターンさ。
消したい文字の符号が同じならば「引き算」。
符号が違うなら「足し算」すればいいんだよ。
例題ではxの係数は「6」で同じで、
さらに符号も「+」だから一緒だね。

2つの方程式を「引き算」すればいいんだ ↓↓
引き算してやると、xが消されて、
になるね。

Step3. 一元一次方程式をとく!
文字が一つになった??
文字が1つの方程式の解き方って中1数学でならったよね??
勉強したことを使ってやればいいんだよ。
例題でいうと、
の両辺をyの係数「29」わってみよう。

すると、
っていう解がゲットできたね!
あとはxだけだ!
Step4. 解を代入するっ!
解を方程式に代入してみよう!
代入して方程式をとけばいいのさ。
例題の「
に代入してみよう。

すると、
になるね。
この方程式をとくと、
になるね。これがxの解さ。

おめでとう!
これで連立方程式の解の
が得られたね。
まとめ:連立方程式の加減法は係数をあわせるだけ!
連立方程式の加減法はよく使うよ。
だからこそ、
時間がかかってもいい。
間違えずに解けるようにしたいね。
- 係数をあわせる
- 文字を消す
- 一元一次方程式をとく
- 代入する
っていう4ステップだけさ。
身に付くまで繰り返し問題を解いてみよう!
そんじゃねー