地震の種類にはどんなのがあるの??
こんにちは!この記事を書いてるKenだよ。波で集中してるね。
大地が揺れまくる現象、地震。
地震には大きくわけて2種類存在するって知ってたかな??
ぼくらにとってはただの揺れでしかないけど、地震が起きる仕組みによって次の2種類にわけられるんだ↓
- 海溝型地震
- 内陸型地震(直下型地震)
今日はこの地震の種類と仕組みを詳しく見ていこう。
=目次=
- 地震を引き起こす原因
- 地震の種類と仕組み
地震を引き起こす原因は誰?
まず、
地震が起きてしまう原因
を暴いていこう。
じつは地震を引き起こしているのは次の2つ。
- プレート
- 断層
プレートとは?
まずプレートだね。
プレートといっても、給食でお皿を載せるやつじゃない。
ここでいうプレートとは、
地球の表面を覆っている厚みのある岩盤のことで、日本周辺には、
- フィリピン海プレート
- 太平洋プレート
- ユーラシアプレート
- 北アメリカプレート
の4つのプレートがうごめいていることで知られているよ。
こいつらはただ地球の表面を覆っている岩盤なんかじゃない。
それぞれ一定の方向に動いていて、地球の内部に沈んだり、地球の内部から出てきたりして、常に動いているんだよ。
断層とは?
で、このプレートという岩盤が動いて、プレート同士の境界で沈んだり、地球の内部から出てきたりしているよね?
だから、当然、
プレートは無事では済むわけがない。
あちこちから力がかかってくると、当然、その力に耐えきれなくて壊れちゃう部分が出てくるのさ。
このように、プレートの動きに耐えられなくて壊れてしまった部分を「断層」と呼ぶんだ。
こいつが原因となる地震もあるわけだ。
中学理科で押さえておきたい地震の種類は2つ
ここまでで地震の原因となっている犯人が見えてきたね。
お次はこれらが原因となって発生する地震の種類を見ていこう。
種類1. 海溝型地震
プレート境界部でプレートの動きが原因で引き起こされる地震を「海溝型地震」というよ。
複数のプレートが集まっている境界部では、一方のプレートに、ほかのプレートが沈み込んだりしているんだ。
で、プレートが沈み込むと、当然、沈み込まれたプレートもちょっと巻き込まれて一緒に沈んじまう。
この沈み込まれたプレートは最後まで沈みきれないから、あるところで元の位置に戻ろうとする力が働いて元に戻るんだ。
つるん、とね。
このプレートが元に戻った動きにより、プレート上には揺れが生じることになる。
これが海溝型地震という種類だね。
4つのプレートの境界が集まっている日本ではこの種類の地震が起きやすいわけだ。
しかも、プレートの境界は海の下にあるから、海底で地震が起きて津波になってしまうこともあるのね。
種類2. 内陸型地震(直下型地震)
続いて「内陸型地震」というやつだ。
巷では「直下型地震」と呼ばれることもあるね。
こいつは、
断層がずれることで引き起こされる地震だ。
プレートの動きで生じてしまった岩盤の亀裂が断層だったね?
この断層は一度生じてしまうと、修復は不可能。
岩盤に切れ目が入った状態で生きていくしかないんだ。
プレートはそれでも動き続けるから、断層ができた時と同じく、岩盤にプレートによって大きな力が働く。
そして、この断層がまたずれてしまうときがあるんだ。
するっとね。
このように、一度生じてしまった断層がまたずれてしまうことで生じる地震を「内陸型地震」と呼んでいるんだ。
ちなみに、このように再びずれる可能性がある断層を「活断層」と呼んでいるよ。
活断層は日本に結構あるみたいで、産業技術総合研究所が出している「活断層マップ」で確認できちゃうね。
まとめ:地震は発生の仕組みによって2種類ある
以上が地震の種類と仕組みだったね。
忘れないように最後にもう一度復習しておこう。
地震を引き起こす原因は主に、
- プレートの動き
- 断層
の2つがある。
プレートがうごめく境界で、プレートが沈み込みすぎて耐えきれなくなったプレートが反発して地盤が揺れる地震を「海溝型地震」、
断層がプレートの動きでずれて起きてしまう地震を「内陸型地震」とよぶんだったね。
テスト前によーく復習しておこう。
地震の種類をマスターしたら次は「堆積岩」について勉強してみてね。
そんじゃねー
Ken