凝結・露点とはどんな天気用語?
前回は「飽和水蒸気量」を勉強してきたけど、そのほかにも天気の単元で重要なキーワードがあるよ。
それは、
- 凝結
- 露点
の2つ。
凝結とは一体何者??
前回、
飽和水蒸気量とは温度によって変化する
って勉強してきたよね?
温度が下がると飽和水蒸気量が小さくなって、温度が上がると飽和水蒸気量が大きくなるって話だったはず。
この性質を踏まえると、空気を冷やしたら
含んでいる水蒸気の重さが飽和水蒸気をオーバーする
っていう事態が起きると思うんだ。
このとき、飽和水蒸気量を超えた水蒸気たちは水蒸気として存在できず、
水滴として出てきてしまうよ。
このように、
「空気を冷やして水蒸気が水滴になって出てきちゃう現象」のことを
凝結(ぎょうけつ)
と呼んでいるよ。
露点とは一体何者??
そして、凝結が始まる温度のことを
露点(ろてん)
と呼んでいるんだ。
例えば、25℃の水蒸気を冷やして15℃で湿度100%になり、空気中の水蒸気が水滴になって出てきちゃったとしよう。
この時、水蒸気が水滴に変わり始めた「15℃」を「露点」と呼んでいるんだね。
テスト前によーく復習しておこう!
そんじゃねー
Ken