こんちゃ!ストーブでやけどしそうになったKenだよ。
中学1年数学の山場は「方程式」。ここさえ超えてしまえばあとは楽勝なんだ。ちょっと難しそうに聞こえても辛抱強く粘ってみよう!

そんで、
前回まで「方程式を解く」ということを勉強してきたけれど、
じつは方程式を解くためにはたった1つのことを利用してやればいいんだ。
それは、
等式の性質
というやつさ。言葉を言い換えれば、
等式にはどんな特徴があるのか???
という話。これさえ理解してしまえば方程式を解くなんてちょちょいのチョイ。中学数学で勉強する「等式の性質」というものはぜんぶで4つあるんだ。
今日はめんどくさいし、せっかくだから等式の性質というものをすべて復習してみよう!
中学の数学で勉強する「等式の性質」とやらは次の4つだ。ちょっと等式というものがよくわからん、というときは等式についての記事の、
っていう2つの記事を参考にしてみてね。きっとピンとくるはずだ。うん。
それじゃあさっそく、等式の性質をみていこう!
1つ目の等式の性質は、
「左の式」と「右の式」に同じ数字を足しても等式は成り立つ!
ということ。ちょっと言葉だけじゃわかりにくいから例題をみてみよう。
たとえば超シンプルな「A = B」という計算式があったとする。
前にも習ったけど、
これは左のAと右のBの値が等しい
ということを表してるね?? そんで、この左右両方にCという数字を足してあげよう。
すると、次のようになる。
同じ数字「C」を左と右の両方に足しても、まだ成り立っているということが言えるんだ。
つまり、
A + C
と、
B + C
の値が等しいということ。これはちょっと理科でならった「てんびん」に似ているね!

てんびんの左右に同じ重さのおもりをのせても釣り合ったよね?? 等式はチョー「てんびん」に似てるんだ。等式の意味を忘れそうになったら理科のてんびんを思い出してみよう!
等式の性質を確認するためにAとかBとかCとか胡散臭い文字を使ったけど、実際の数字を使ったって大丈夫。たとえば、
2 = 2 という等式の、

左右両方に「90」という大きな数字を足してみてもいい。
左にも右にも同じことしてやれば等式は保たれるんだ。これから紹介する残り3つの等式の性質もやってることはだいたい一緒だよ。
等式の2つ目の性質は、
「左と右の両方から同じ数字をひいても等式は成り立つよ」
というもの。1つ目の「等式の性質」の足し算を引き算に変えただけだね。
これもさっきと同じ等式の「A = B」を使って考えてみよう。
この左と右の両方から「C」という数字をひいてあげるんだ。
そうすると、
こうなるね。
同じ数字をひいても等式は成り立つってこと! 1つ目の性質とあまり変わらないね。
この等式の性質もだいたい一緒だ 。
等式の左右両方に「同じ数字」をかけても等式は成り立つってこと!
たとえばさっきの「A = B」という等式に、
Cという数字を左と右の両方にかけてあげる。
すると、こうなるね。
これが3つ目の等式の性質。1つ目と2つ目とだいたい一緒だね!。
もうそろそろ飽きてきたと思うけど、次で最後の「等式の性質」だ。
左と右の両方の式を同じ数で割っても等式は成り立つよ!
っていうのが等式の最後の性質。
さっきと同じように「A = B」という等式があったとすると、
同じ数「C」で左と右の両方の式を割ってあげればいいんだ。
こんなことをしても等式はまだ成り立つということ。こいつもこれまでの等式の性質とだいたい一緒だね。
さあ、ここまで4つの等式の性質をみてきたね。
だいたいどれも似ていたけど、つまり簡単にまとめてしまえば次のような性質になるんだ。
等式の左と右に同じ数字を足しても、ひいても、かけても、割ってもいい
ということ。
つまり、等式の左と右の計算式に同時に同じ数字を四則演算しても等式は成り立つ。
これを覚えていれば問題ないよ。
いかにも当たり前のことを言っているけれど、
これがのちのち方程式の解き方に効いてくるからしっかりと押さえておこうね。
それじゃねー!!
Ken
こんにちは、生姜湯にはまってるKenだよー
前回、「方程式とは何者か!?」ということを勉強したね。そんで、今日はその次のステップとして、
方程式の解ってなに!??
ということをみてみよう。

数学の授業でよく、
方程式を解け!
とか、
方程式を解・い・て・ね!。
とか言われるよね。じつはこの「方程式を解く」ということは、
方程式の解を求める
ということなんだ。だから、方程式の解とはなんぞや?ということがわかっていれば、あとは楽勝なのさ。今日はその方程式の「解」について解説していくね。
前回、方程式の例として、
(a+3)×9 = 45

をとりあげたね。
今日もこの方程式を例に説明していくよ。
ずばり、方程式の解とは、
正体不明の文字の正体
のことなんだ。ちょっとわかりづらいね。意味不明のマスクをかぶった文字が紛れ込んでいる等式のことを「方程式」と呼んだわけだけれども、この文字のほんとうの値・姿のことを「解」と呼ぶんだ。
たとえば、上の方程式でいえば、aの正体は2なんだ、じつは。
だって、aに2を入れてやると、

左の式が「(2+3)×9」となって計算すると「45」になるでしょ!?
これで右の値と等しくなるわけ。等式は左と右の計算式の値が等しいやつだったよね?! だからこれでいいんだ。
ちょっとかっこよく言っちゃえば、
となる。どう?? なんだかクラスで人気になりそうでしょ?。
これで方程式の解も楽勝だね。
方程式の中にまじってる正体不明の文字の真実の姿。
これが方程式の解だ。この「解」を求めるってことが「方程式を解く」ってことなんだ。
これさえわかっちゃえばあとはどんなものでも来いヤー!って感じだね!
そんじゃねー!
Ken
こんにちは、インフルエンザ倒したね。
中学1年の数学で一番やっかいなのは「方程式(ほうていしき)」という単元。
方程式なんて小学校の頃は聞いたこともなかった??
名前がかっこよすぎて仲良くなれなさそうだよね!。

今日はチョーカンタンに、
方程式とはいったい何者なのか!??
ということを振り返ってみよう。
方程式の本質を理解しちゃえばあとは問題練習をするだけでいいんだ。
ちょっと広い心をもっていれば一発で方程式と仲良くなれちゃうぜ。
試しにインターネットで検索してみよう。
この「コトバンク」というサイトによると方程式とは、
未知数を含み、その未知数が特定の値をとるときだけに成立する等式。
のことを指すらしい。
なるほど・・・・・・難しそうでよくわかんねーや。
えっ。それじゃあ困るって!?。
そうだね。
この方程式の定義をちょっとカンタンにしてやると次のようになる。
正体不明の文字が入っている等式で、文字にある値が入ると成り立つやつのこと
えっ。ちょっとカンタンになったけどまだわかりずらい!??
そうだねーじゃあこの定義をゆっくり上から順番にみてみようか。
等式ってもうすでに勉強したよね!? まだいまいちピンときていない奴は等式の記事を確認してくれ。
等式って、シンプルにいっちゃえば、
イコール(=)で結ばれている計算式のことだ。
たとえば、こんな感じ。
(2+3)×9 = 45

左と右の計算式が(=)で結ばれてるでしょ??
これが等式だ。等式のもっとも大きな特徴は、
右と左の計算式の値が等しいということ。
だから「等」式って呼ぶんだ。この性質を覚えておいてね。
そこでだ。
この等式という奴にわけのわからない文字が入ってくると、
等式は「方程式」と呼ばれるようになるんだ。
たとえば、さっきの等式 (2+3)×9 = 45 で、

2の代わりに正体不明の文字「a」を入れてみよう。

これで方程式のできあがりだ!
もし、このaが2のとき、この等式の両辺が45になって成り立つよね。
こんな感じで、
正体不明の文字が入っていて、こいつにある特定の数字を入れると、成り立つ等式のこと
を方程式と呼んでいるんだ。
次回は、方程式の解について詳しく説明していくよ〜
それじゃねー!
Ken
こんにちは、ビタミンEが好きなKenです。
「近似値から誤差」を求める方法を勉強します。
近似値?? 誤差?? とか新しい言葉がいっぱい登場しますね!
ただ、基本を押さえてしまえば「近似値」も「誤差」も怖くないです。

今日は一緒に、近似値から誤差を計算する方法を勉強していきましょう!!
~もくじ~
近似値とはWikipediaによると、
ある数の情報を一部削って得られる値
のことです。数学っぽく言い換えると、
本当の数字をちょっと削ったもの
です。本当の数字のことを「真の値」といいますよ。
「真の値」も「近似値」もほとんど同じだということですね!! この状況を式であらわすと下のようになります。

たとえば、「有効数字の計算」の記事で取りあげた「ハンマー投げ」の例をとって説明しましょう。

http://www.irasutoya.com/2014/02/blog-post_282.htmlより
この癒し系の選手は次のような記録をたたき出しました。
測定技術が進歩しすぎて、こんなに細かい記録をとれちゃったわけです。
ただ、審判のぼくとしては大迷惑。
こんなに詳しくないくていいんです。だいたいあっている「近似値」でいいや!って思っています。
そこで、「有効数字3ケタ」という近似値を用いると、
このようにカンタンに表現できます。
有効数字は近似値の一例だというわけですね!!
「近似値」と「真の値」の差を「誤差」と呼んでいます。
誤差はつぎのような式であらわすことができます。
誤差 = 近似値 - 真の値

せっかくなので、「ハンマー投げ」の誤差を計算してみましょう。
近似値が「67.4000000」、真の値が「67.3986598」なので、

誤差は近似値から真の値をひいた「0.0013402」になります。かなり小さい誤差ですね!!
これは有効数字3ケタという近似値の正確さをあらわしています。や、やるなあ・・・・
これで近似値から誤差を計算できますね!!
有効数字でもなんでもバッチコイです。!!
それじゃねー。
Ken
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こんにちは、折り紙にはまっているKenです。
中1数学における難関の1つに、
有効数字の計算
というものがあります。
有効数字なんて見た目はかなり難しそうですよね?? 一石二鳥のような四字熟語のように見えます。

ただ、有効数字の計算なんて、
考え方さえマスターすれば楽勝!!
になるのです。いきを吹きかけるだけで有効数字を計算できるようになります。
今日は、
有効数字の考え方から計算方法まで幅広く解説します。よかったら参考にしてください。
~もくじ~
有効数字の考え方からまずはみていきましょう。
有効数字とは、
あるデータの中で意味のある数字のこと
です。そして、その有効数字の個数のことを「有効数字のケタ数」と呼んでいます。そして、有効数字で表すときは、
(有効数字)×(10のべき乗)
となります。ただし、有効数字の整数部分は必ず1ケタとしてくださいね。たとえば、67.3ではなく(整数部2ケタ)、6.73にしてください(整数部3ケタ)。
この有効数字の考え方さえわかっていれば、あとはカンタンです!!
実際の例題を確認していきましょう。

たとえば、ハンマー投げを考えましょう。ハンマー投げとはハンマーを遠くに飛ばしたものが勝つスポーツ。鍛え抜いたカラダを駆使してハンマーを遠くになげたとしましょう。
投げた距離は、超高性能メジャーにより計測しました。すると、こんな計測結果が得られたのです。
なんと、
67.3986598!!
メジャーが正確すぎて小数第7位までの細かいデータが得られました。詳細なデータほどいいデータな気がしますよね??
だがしかし、です。
こんな長ったらしい距離をいちいち記録していては日が暮れてしまいます。たぶん、記録係が逃げ出してしまうでしょう。これでは競技中止を余儀なくされます。
そこで、
有効数字をつかってデータの値をシンプルにしてあげるのです。たとえば、審判が、
有効数字3ケタで記録してーー!
と叫んだとしましょう。すると、この長ったらしい記録の左から「3ケタ」だけ抜き出します。
ここでの注意点は、
左から4ケタ目の数字を四捨五入する
ということ。つまり、有効数字にギリギリ含まれなかった数字を四捨五入してやる必要があるのです。
4ケタ目は9。5よりも大きいので、四捨五入すると3ケタ目が「3→4」になります。
よって、
この選手のハンマー投げの記録を有効数字3ケタであらわすと、
6.74×10
になります!!
以上で紹介した有効数字の考え方を踏まえて、計算方法を確認しましょう。
有効数字は次の3ステップからなります。
長ったらしいデータの数字から、
有効数字ケタ数+1
のケタ数を抜き出します。有効数字3ケタだったら4ケタというわけです。
次に、一番小さなケタ数で四捨五入します。
有効数字が3ケタだったら4ケタ目ですね!
最後に、四捨五入した有効数字と10のべき乗であらわします。
ここで注意するのは、有効数字のケタ数。整数部はかならず1ケタとしてくださいねー!
これで有効数字の計算は終了。意外とカンタンでしたね!!。
以上で有効数字の解説はおわりです。
これから有効数字をじゃんじゃんつかって理科でも数学でも活躍しちゃいましょう!!
そんじゃねー!!
Ken
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こんにちは、血糖値が高いKenです。
中学数学で「範囲(レンジ)」という言葉がでてきますよね??
「テストの範囲」の「範囲」と同じ意味です。
ただ、数学でならう「範囲」の意味はちょっと違ってきます。

今日は数学の「範囲(レンジ)」を徹底解説していきます!!
~もくじ~
それでは上から順にみていきましょう!
中学数学で勉強する「範囲(レンジ)」とはずばり、
データの最大値と最小値の差
です。これ以上でも以下でもありません。言葉だけじゃわかりにくいので、例題をみてみましょう。
たとえば、期末テストの結果がこんな点数だったとします。
国語67点、数学89点、英語47点、理科97点、社会72点・・・・・
テストの点数って一種のデータです。この5つのデータの範囲(レンジ)を求めてみましょう!
いちばん大きいデータは理科の点数で97点。
逆に、いちばん小さいデータは英語の47点。
範囲(レンジ)とは「一番大きいデータ」と「一番小さいデータ」の差のことですよね??
よって、
97-47でレンジは「50」になります!!
引き算さえ間違わなければいいのです。レンジでちんするより簡単ですね!!
範囲の計算の方法はわかりましたね??
さて、それでは範囲(レンジ)って何のためにあるのでしょうか?!? 数学のレンジなんて食べられないし、チンできないし、おいしくなさそうです。
じつは、数学の「範囲」って、
データの散らばり具合
を表したものなのです。たとえば、もしたくさん勉強して次のようなテストの点数をとったとします。

国語97、数学91、英語94、理科94、社会95・・・といったハイスコア。月々のおこづかいがアップしそうな点数ですね。
このデータの範囲って、
最大値 97 – 最小値 91 = 6
ですよね!!
まとめると、
1つ目のテストのデータより、
2つ目のデータのほうが、
データの散らばり具合が少ないといえます。その理由は、範囲(レンジ)の値が小さいからです。
範囲は代表値とならぶ、データに意見を付け加えることができる道具なのです!!
以上が範囲(レンジ)の解説です。
意見をいうときの材料として範囲(レンジ)を利用してみてください。
より多くのことがデータからわかるはずです。
そんじゃねー!
Ken
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こんにちは、かまぼこにはまっているKenです。
「資料の活用」で「代表値」がでてきますよね!??
代表値に関しては「中学数学で勉強する「代表値」とは??」という記事で解説しました。
よかったら参考にしてくださいね。

今日はもう一歩踏み込んで、
代表値の求め方
を徹底解説します!!
3つの代表値「平均値」、「中央値(メジアン)」、「最頻値(モード)」の求め方を確認していきます。テスト前にチラ見してください。
代表値の1つである「平均値」。
平均値の求め方は以下の式であらわせます。

度数分布表では「階級値」をつかって平均値を計算しましょう!

よって、「階級値×度数」を「データの合計数」でわると5.89という平均値が得られます。
平均値は3つの代表値の中で唯一、計算する値です。計算ミスをしないように気をつけましょうねー。
詳しくは平均値の求め方を読んでみてください。
「度数分布表から平均値を求めたいんだよ!」
というときはこちらの「度数分布表から平均値を求める方法」を読んでみましょう。
中央値、通称「メジアン」。
中央値とは、
データを大きい順に並べたときに真ん中になっているもの
です。中央値を求めるにはデータの並べかえが必要なのです。大きい順に!!
つぎのデータをみてみましょう。

「マメをつかんだ個数」は大きい順に並んでません。むちゃくちゃな順番です。
これを大きい順に左から並べてやると、

「5」と「6」が真ん中のデータであることがわかりますね!
真ん中の数が2つある場合は、その平均が中央値となるので、この例でいうと、
(6+5)÷2
= 5.5
が中央値になりますね。この例のように、データの総数が偶数のときは真ん中の2つの数字の平均をとってあげましょう。
では、
データ数が奇数になったときは中央値はどうなるのでしょうか?
たとえば、
8, 7, 6, 6, 5, 5, 5, 4, 2
というデータが得られたとしましょう。
この場合は真ん中のデータの「5」がそのまま中央値(メジアン)になりますね。

詳しくは「中央値の求め方」を読んでみてくださいね。
最後の代表値は「最頻値(モード)」。
最頻値とは、
データの中でもっとも頻繁にでてくる数字のこと
です。最頻値では、データの全体をながめる技術が必要です。さらーっとみていちばん多いデータの値をチョイスしましょう。
ただ、ミスを防ぐためにデータを大きい順に並び替えるのも1つの手です。
この場合、「5」というデータがいちばん多く含まれているので、
最頻値は「5」!!
ということになります。
詳しくは最頻値の求め方を読んでみてくださいね。
以上で「代表値の求め方」は終了です。
をしっかりマスターして「資料の活用」であばれちゃいましょう!!
それでは!
Ken
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こんにちは、こんにゃくゼリーにはまってるKenです。
「資料の活用」で「代表値」が登場します。
「代表」と聞くと、サッカーや野球を想像しちゃいますよね?!?
いえいえ。
数学の「代表値」はまったくスポーツとは関係ありません。

今日は、中学生のために代表値を徹底解説します。
代表値にピンと来てないときは読んでみてくださいねー。
~もくじ~
代表値とは、
データから考えをのべるときに参考する代表的な値のこと
です。
ただ、データをぼーっと眺めるだけじゃ何も生まれないですよね?? 暇つぶしにはちょうどよさそうですけどね。
だから、
データを活用するためには眺めてるだけじゃダメなんです。
何か、自分の考えをつけたさなければデータに意味がありません。

データに自分の考えをつけたすときに参考にするのが「代表値」だというわけです。
「データを代表した1つの値」を参考にして意見を述べる。代表値はデータに価値を出すための材料なんです。
代表値とはなにか??
ちょっとまだピンと来てないですか?!
代表値の理解を深めるために例をみていましょう。
代表値の例として「平均値」をみましょう。詳細は「平均値の出し方」の記事を参考にしてくださいね。
さて、今回の期末テストで上の表のようなテストの結果が得られたとします。
このときの平均点は、
です。
あれ?? 代表値ってデータに意見をつけたすための材料でしたよね?? だけど、5教科の平均点だけじゃ何もわかりません。
でもでも、たとえば、
この点数を「学年の平均点(5教科)」と比べたらどうでしょうか???
学年平均が50点だった場合、
同い年の生徒と比べるとけっこういい成績をとっている!
と意見をいえますよね!あ、たとえば親御さんとかに。
だがしかし、学年平均が98点だった場合。とんでもなくテストが簡単だったんでしょうね。
そんなときは、
テストが簡単だったけど、うまく点数がとれなかった
という意見をいえますね。ただ、これは非常に都合が悪いので、大抵の生徒は隠すでしょう。
こんな感じで、
平均点という代表値を2つ以上出してくれば、データに「考え」や「意見」を付け足せます。
これが代表値の強みというか役割です。
えっ。まだ代表値にピンときてないですって?!?!
次回は「代表値の求め方」を解説していきます。よかったら参考にしてくださいね。
そんじゃねー!
Ken
こんにちは、ヨガにはまりそうなKenです。
中1数学で「相対度数」を勉強します。
相対度数ってよくわからないですよね??
相対? へ? 度数!?

今日は、
「相対度数の求め方」
を解説します。よかったら参考にしてください。
~もくじ~
相対度数とはずばり、
「ある階級の度数」の「度数合計」に対する相対的な割合
のことです。
ぜんぜんわかりませんね。
言葉をいいかえれば、
「ある階級の度数」が度数全体の何%をしめるのか、
ということを表したものです。
度数の求め方は以下のようになります。

ちょっとピンとこないので例題をみてみましょう。
たとえば、以下の度数分布表があったとします。
これはマメつかみゲームの結果。せっかくなので度数分布表にしてみました。

ここでいう「マメをつかんだ個数」が階級、その階級にあてはまるゲームの回数が「度数」ですね!
それじゃあ、ついでのついでに度数分布表で相対度数を計算してみましょう。

度数をぜんぶ足すと「9」になります。
この「度数の合計」の9で、各階級の度数をわれば「相対度数」が計算できるわけですね!!
たとえば、階級が「0~2」の相対度数。度数は0ですので相対度数は「0.00」になります。
同じように、階級が「2~4」のときの相対度数は、

0.11となります!!
こんな感じですべての階級の度数の「相対度数」を求めてやればいいわけですね。
「相対度数を求め方」で気をつけるべき2つのポイントをお伝えします。
相対度数の合計は「1」になります。先ほどの例でも、
かお
相対度数の合計が1になっていますよね??
相対度数の問題では「合計が1になっているか」確認しましょう!
相対度数のケタ数に注目してください。
相対度数は割り切れない小数になることが多いです。そのため、
相対度数をどこで四捨五入するか??
ということが重要になってきます。
指定してあれば、その「ケタ数」になるように四捨五入をしましょう。もし相対度数のケタ数について何も書いてない場合。
そのときは、周りの様子をうかがう作戦にでましょう。
大抵、相対度数は以下のような度数分布表の穴埋めで出題されます。
階級が「4~6」の相対度数はいくつですか!?!
といった具合です。

虫食いになっている以外の「相対度数」のケタ数をみてみると、
小数第二位
までケタ数が表示されていますね!?? ってことは、穴埋めになっている相対度数も小数第二位でいいはずです。
相対度数の合計は1になるので、そこから他の相対度数の合計を引いてやるとモザイクの数が出ます。
(相対度数の合計)-(モザイク以外の相対度数)= 1 – (0.00 + 0.11 + 0.33 + 0.11)
= 0.45
よって、モザイクに入る数字は、
0.45
となります。
相対度数の求め方を勉強してみました。
むずかしく聞こえますが、案外カンタンそうで安心ですね!
次回はいよいよ「代表値の求め方」を解説していきますねー。
そんじゃねー
Ken
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中1数学で「階級値(かいきゅうち)」を勉強します。
階級値ってリッチな響きしません??。 ただ、階級値ってカンタンでとっつきやすい用語なんです!
今日は、そんな「階級値」くんを解説していきます!
テスト前によかったら確認してみてくださいね。
~もくじ~
中学数学にでてくる「階級値」とはずばり、
階級の端と端のまん中の値
です。階級とは度数分布表における「あるデータの範囲」のことでしたね??

データの範囲であるため、階級は「○○~□□」というように2つの端となる数字が存在します。

つまり、この「0~2」という階級の「階級値」は0と2の半分。両方をたしたものを2で割ればいいわけです。

うぬ、思ったより「階級値」もカンタンでしたね!?。
階級値の計算方法はわかりましたね!
ただ、ひとつ疑問なのが、
なぜ「階級値」が必要なのか??
ということです。
階級値はおもに、
度数分布表の平均値をだす
ときに使います。

たとえば、上の度数分布表の平均値を求めたいとき。
ゲーム結果が「4~6」個のときは4回あった、ということはわかります。だがしかし、1つ1つのデータの記録ってわかりませんよね?
階級にあてはまるデータ値がすべて「階級値」だったとすれば、
次のように度数分布表の平均値を計算できます。「階級値×度数の合計(53)」を「度数の合計(9)」でわればいいんですね!
つまり、平均すると5.89個のマメをつかめていた!というわけですね。
以上で階級値の解説は終了です。
階級値の求め方はシンプル。度数分布表の平均値を出すときに使えばいいんですね!
じゃんじゃん階級値を利用していきましょう。
階級値の求め方の動画も作ってみたので良かったら参考にしてくださいね。
そんじゃねー!
Ken
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こんにちは、家で凍えそうなKenです。
中1数学の「資料と活用」で勉強する大切なことといえば、
平均値の出し方
です。平均値の出し方をしっていると日常生活でかなり役立ちます。
たとえば、テストの平均点だったり、1年のおこづかいの平均額などなど。
平均値を知っておくにこしたことはありません。

そこで今日は、
3分でわかる!平均値の出し方
を伝授しますよ!
あるデータにおける平均を求める式は、
です。「データの値をすべてたしたもの」を「データ数」でわればいんですね!
たとえば、期末テストの平均点を出してみましょう。
学期末テスト(5教科)の点数がつぎのような場合。
さっき紹介した「平均を求める式」で計算してみましょう。
「データの数」は、国・数・英・理・社の5つですよね!?
そんで、
「データの合計値」は、
国語67+数学89+英語47+理科97+社会72 = 372
になりますね!
よって、テストの平均値は次のようになります。
どんな平均値でも出せそうですね!
「平均値の出し方」の式をおぼえていればマッタク問題ありません!
平均値の出し方がわかれば「資料の活用」なんて怖くないです!
じゃんじゃん資料を活用していきいましょう!
それではー!。
Ken
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こんにちは、風が強くて鼻水がとまらないKenです。
中1数学の「資料の活用」で、
度数の求め方
を勉強します。度数って強そうなイメージですよね?? ただ、案外、度数ってたいしたことないんです。すぐに求めることができますよ。

~もくじ~
度数の求め方を確認する前に、
度数とはなにか??
ということを復習しましょう。
度数とは、
ある階級にあてはまるデータの個数
のことです。ちょっとよくわからないので例題とともにみていきましょう。
たとえば、ぼくが「マメを箸で掴んで運ぶゲーム」を体験したとしましょう。すると、次のようなデータが得られました。
ぜんぶで10回ゲームをしたときの結果の表ですね。

このデータからぼくのゲーム成績をだすために、
0~2回つかめたゲームは何回??
2~4回つかめたゲームは何回??
というように、何個つかめたゲームが多かったのかということを調べていきます。

このとき、マメをつかめた個数の範囲を「階級」といい、
階級にあてはまるデータの個数を「度数」といいます。
あまりむずかしくなさそうですね!?
「度数の求め方」は1つしかありません。
階級にあてはまるデータの数を数える!!
これにつきます。
さきほどの例だと、
0~2個つかめたときのデータ数は・・・0、
2~4個つかめたときのデータ数は・・・1、
4~6個つかめたときのデータ数は・・・4、
・・・・・・・・・・・・
というようにじゃんじゃんデータの数を数えていきます。
ある階級にあてはまるデータ数が「度数」ですよね?? つまり、数えるだけで度数を求めることができるんです。思ったよりもカンタンですね。
ただ、1つだけ「度数の求め方」で注意点があります。それは、
階級の区間の範囲
です。○○〜□□とあるけど、○○は階級の区間内のなのか?? □□はどうなのか?? これを知っていなければいけないです。
基本的に階級は、
前の数字「以上」、後ろの数字「未満」となっています。

「○○以上」というときは「○○」も範囲にふくまれます。
逆に、
「○○未満」というときは「○○」は範囲外ですので気をつけてくださいな!
以上で度数の求め方は終了です。
これからじゃんじゃん度数を求めていきましょう!!
そんじゃねー!
Ken