アンモニアの発生方法(作り方)・集め方・性質って??
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。トイレに並んでみたね。
中学1年生の理科の身のまわりの物質という単元では、いろんな気体の性質をみてきたね。
などなど、これでもかってぐらい気体の種類を詳しくてみてきたから、もう気体でお腹いっぱいかもしれない。
でも、でも、あと1つだけ、詳しく勉強しておきたい気体があるんだ。
それは、
アンモニア
だ。
今日はアンモニアという気体についても、
- 発生方法・作り方
- 性質
- 集め方
の3つをみていこう
3分でマスター!アンモニアの発生方法(作り方)
まずはアンモニアの作り方からね。
アンモニアは、
- 塩化アンモニウム
- 水酸化カルシウム
を混ぜて加熱すればアンモニアが発生するんだ。
酸素や水素や二酸化炭素は物質を混ぜるだけで発生したけど、アンモニアは混ぜた後に加熱しなきゃいけない点に注意ね。
テストに出やすい!アンモニアの性質
アンモニアには次の4つの性質があるよ。
性質1. 刺激臭がする
アンモニアの性質の一つとして、
におい
があるってことだ。
それも、香水のようにうっとりするにおいじゃなく、
鼻を刺すようなものすごい刺激的なにおい
なんだ。
アンモニアが発生しているかどうかは、鼻をクンクンさせればよくわかるはず。
性質2. 水によく溶ける
アンモニアはよく水にとける気体だ。
気体のアンモニアと一緒に水を入れてやると、すぐに水にとけちゃって、気体のアンモニアが姿を消すわけ。
この性質を利用すると、アンモニアの噴水の実験ができるのね。
性質3. 水に溶けるとアルカリ性
気体のアンモニアが水に溶けると、
アルカリ性
になるよ。
だから、アンモニアが溶けた水に、リトマス紙(赤)をつけると、リトマス紙が青色に変化するんだ。
性質4. 空気よりも密度が小さい
あとは、アンモニアの密度だね。
アンモニアの性質で知っておきたいこととして、
密度が空気より小さい
ってことがあるよ。
密度(1気圧 0℃)[kg/m³] | |
---|---|
アンモニア | 0.772 |
空気 | 1.293 |
空気と比べると、密度は0.6倍だ!
つまり、同じ体積のアンモニアと空気を同じ重さにするためには、アンモニアを1.6倍多く盛る必要があるわけね。
取りこぼしなし!アンモニアの集め方
最後に、アンモニアの集め方もマスターしておこう。
アンモニアは「上方置換法」を使って集めていくよ。
なぜなら、アンモニアには、
- 水に溶けやすい
- 空気より密度が小さい
っていう2つの性質があるからね。
水に溶けやすいから、水上置換法で集めると、水に溶けて気体のアンモニアがなくなっちゃう。
空気より密度が小さいから、ほおっておくと、どんどん上に昇って行っちゃうんだ。
だから、下方置換法だとぜんぜん全く、気体のアンモニアを捕まえることはできないね。
消去法として、上方置換法を使ってアンモニアを集めていくんだ。
詳しくは「気体の集め方」を読んでみてね
アンモニアの発生方法(作り方)・集め方・性質も完璧!
これでアンモニアの発生方法(作り方)・集め方・性質もマスターだね。
念のため、最後に復習しておこう。
アンモニアは、
- 塩化アンモニウム
- 水酸化カルシウム
の2つを混ぜて加熱することで発生するんだったね。
んで、アンモニアには次の4つの性質があって、
- 刺激臭
- 水によく溶ける
- 水に溶けるとアルカリ性
- 空気より密度が小さい
「水によく溶ける」、「空気より密度が小さい」っていう2つの性質がアンモニアにはあるから「上方置換法」で集めるよ。
最終的に、アンモニアの発生実験はこんな感じで行われるね。
アンモニアもテストに出やすいからよーく復習しておこう。
そんじゃねー
Ken