「同様に確からしい」の意味ってなに??
こんにちは!この記事をかいているKenだよ。晴れが好きだね。
中学で確率を勉強していると、
同様に確からしい
っていう言葉がでてくる。
正直、意味不明だよね??
こんなフレーズ、きいたことがない。
いや、むしろ使ったらぎょっとされる言葉だ。
今日は、そんな難しそうな「同様に確からしい」の意味を勉強していこう。
3分でわかる!「同様に確からしい」の意味とは??
「同様に確からしい」とはずばり、
あることがらが起こる可能性・確率が等しい
ということだ。
たとえば、サイコロの例をかんがえてみよう。
○ 同様に確からしい場合
ふつうに、カジュアルに、サイコロをふったとしよう。
このとき、
- 1のでる確率
- 2のでる確率
- 3のでる確率
- 4のでる確率
- 5のでる確率
- 6のでる確率
は等しいよね??
つまり、
どの目がでる可能性・確率も等しい
ってことさ。
1~6の目があるサイコロなら当然だね。
だからこそ「すごろく」が面白い。
いっきに6マスすすめるかもしれないし、
1マスしか進めないかもしれないからね。
それが「ゲーム」ってもんだ。
× 同様に確からしくない場合
逆に、同様に確からしくない場合を考えてみよう。
サイコロでいうと、
1~6の目がでる確率が等しくなっていない
場合だね。
たとえば、サイコロが立方体ではなくて、
ゆがんでいる直方体だったとしよう。
このサイコロの場合、1~6のでる確率は等しくない。
おそらく、
サイコロの面が広い、
- 2の目
- 5の目
がでる可能性が高いはず。
だから、すごろくをこのサイコロでプレイしていると、
えっ、また5?? お、おまえもかよー
みたいな感じで、ゲームがまんねり化してくるね。
もしかしたら、
2か5がでる前提で戦略を考えるやつもいるかもしれない。
これはスゴロクのゲームの醍醐味である、
なにが起こるかわからない
っていう面白みをだいぶそこねているね。
また、中には、サイコロに磁石をしこむやつがいるかもしれない。
もし、サイコロの1に小型マグネットを仕込み、
鉄製の机の上でサイコロをふったとしよう。
自分だけ磁石入りのサイコロをふれば、6を連発することだって可能なんだ。
こんな感じで、
いかさまみたいな行為をするやつがいてもダメ。
同様に確からしいとはいえないんだ。
なぜ、「同様に確からしい」が必要なの??
論理上で確率を計算するときに、
「同様に確からしい」っていう前提
が必要になってくるんだ。
なぜなら、そうしないと確率を計算できないからね。
同様に確からしくないサイコロをふった場合の確率は複雑すぎるんだ。
どういう形をしているとか、どこに磁石が入っているかによるからね。
だから、便宜上、
同様に確からしい
と仮定するわけさ!
まとめ:「同様に確からしい」と確率の計算がしやすい!
「同様に確からしい」の意味はどうだった??
あることがらが起こる可能性・確率が等しい
っていう意味だったね。
ちょっとずつでいいから、確率の用語になれていこう!
そんじゃねー
Ken