【中学歴史】3分でわかる!打製石器と磨製石器の違い
妖練習 連立方程式 文章題 スーパードリル 700
前回は、人類が
- 猿人
- 原人
- 新人
と進化してきたことを学びましたね。
人類は進化していく中で、ただ歩いたり、火を使ったりしていただけではありません。
道具
も作るようになっていきました。
その中でも、歴史の授業で最初に登場する重要な道具が、
- 打製石器(だせいせっき)
- 磨製石器(ませいせっき)
です。
名前が似すぎてキレそうになってる生徒諸君が多いことでしょう。
そこで今日は、
打製石器と磨製石器の違い
について見ていきます。
打製石器と磨製石器の違い
ズバリいいますよ。
2つの違いは、
石の加工方法
です。
打製石器は、
石を打ち欠いて作った石器
です。
一方、
磨製石器は、
石を磨いて作った石器
です。
つまり、2つの違いを表でまとめると以下のようになります。
| 石器 | 作り方 | 特徴 |
|---|---|---|
| 打製石器 | 石を打ち欠く | 表面が比較的ゴツゴツしている |
| 磨製石器 | 石を磨く | 表面がなめらかになる |
まずは、
打つのが打製石器、磨くのが磨製石器
と覚えてしまいましょう。
打製石器(だせいせっき)とは??
まずは、
打製石器
です。
「打製」という名前の通り、
石と石を、
ガンッ!
と打ち合わせたり、
石の一部を打ち欠いたりして形を整えて作ります。

大きな石のかたまりから一部分を割り取ることで、
- 先端をとがらせる
- 刃のような部分を作る
- 手で持ちやすい形にする
といった加工ができるわけです。
そのため、完成した石器の表面には、
石を割った跡
が残ります。
見た目も比較的、
ゴツゴツ
しています。
打製石器は、獲物を狩ったり、肉を切ったり、木を加工したりするときなどに使われました。
歴史の授業では、
旧石器時代に使われた代表的な道具
として覚えておきましょう。
打製
とは、
打って作る
という意味です。
つまり、
打つ → 打製石器
です。
これは名前そのものなので、かなり覚えやすいですね。
磨製石器(ませいせっき)とは??
磨製石器とは、
石を磨いて作った石器
です。

石を打ち欠いて大まかな形を作るだけでなく、その表面を磨くことで、
- 表面をなめらかにする
- 刃先を整える
- より使いやすい形にする
ことができます。
例えば、木を切ったり削ったりするとき。
ゴツゴツした石よりも、刃の部分をきれいに整えた石器の方が使いやすそうですよね。
磨製石器は、学校の歴史では、
新石器時代を代表する道具
として登場します。
日本史では、
縄文時代にも磨製石器が使われました。
打製石器と磨製石器を比べてみよう
ここまでの違いをまとめてみましょう。
| 種類 | 作り方 | 見た目 | 代表的な時代 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| 打製石器 | 石を打ち欠く | ゴツゴツ | 旧石器時代 | 狩り・切断など |
| 磨製石器 | 石を磨く | なめらか | 新石器時代 | 木の加工など |
ただし、
打製石器がなくなって、すべて磨製石器に置き換わった
という意味ではありません。
磨製石器が登場したあとも、目的に応じて打製石器は使われました。
ですので、
「古い道具=打製、新しい道具=全部磨製」
と考えるのではなく、
加工方法の違い
として理解しておくのが大切ですよ。
なぜ石を磨くようになったのか?
ここで疑問が出てきます。
石を打って作るだけでも道具になるのなら、
なぜわざわざ時間をかけて磨いたのでしょうか??
これは、人間の生活が変わってきたことと関係があります。
旧石器時代の人々は、獲物を追いかけたり、木の実などを集めたりしながら移動する
狩猟・採集中心の生活
を送っていました。
しかし、その後、一部の地域では農耕や牧畜が始まり、人々が一定の場所に住むようになります。
すると、
- 木を切る
- 木材を加工する
- 土地を利用する
- 住居を作る
など、これまで以上にさまざまな作業が必要になってきます。
そこで、石の表面や刃先を磨いて整えた、
より加工された石器
も使われるようになったわけです。
つまり、石器の変化を見ると、
人類の暮らしそのものが変化していったこと
もわかるのですね。
打製石器と磨製石器の覚え方
さて。
テスト前になると、
「どっちがどっちだったっけ……」
となる方が出てきます。
覚え方はズバリ、
漢字を見る!
です。
打製石器は、打って製造した石器。
磨製石器は、磨いて製造した石器。
という感じで、石器の前につく感じにすでにヒントが隠されています。

さらにどっちが先に登場したのかまで覚えたいなら、
まず打って、あとから磨く。
と覚えてみてください。
石を手に入れた人を想像しましょう。
最初は、
ガンガン打って割る。
そして、人類がさらに技術を発達させると、
シャカシャカ磨く。
というイメージです。
したがって順番は、
- 打製石器
- 磨製石器
です。
それでは!
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