こんにちは、竹生まれの妖精ドイサキだよ!
ドイサキ
生物は、
細胞の数によって2種類にわけられるんだ!
単細胞生物 | 1つの細胞で生きる生物 |
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多細胞生物 | 2つ以上の多くの細胞で生きる生物 |
この2つの生物の違いはもちろん細胞数が違うってことがある。
この細胞数の違いに加えて、それぞれの生物は次の特徴があるよ。
単細胞生物の特徴
単細胞生物の細胞は1つしかない。
1つの細胞の中に生きるためのすべての機能が備わっているんだ!
例えば、単細胞生物のゾウリムシ。
細胞は1つしかない。
だけど、この細胞の中に多くの機能が備わっているんだ。
まず「べん毛」。
これを動かすことでゾウリムシは自由に泳ぐことができる。
つづいで「口」。
これがあるから、食物を体内に取り込める。
うん、移動できるし外からエネルギーも得られる。
1つしか細胞がなくても生きていけるのが単細胞生物なんだ。
多細胞生物の特徴
一方、多細胞生物は1つの細胞だけでは生きていけない。
多くの細胞が集まって生きているんだ。
それじゃあ、単細胞生物のほうが強いのか??
いや、そういうわけではない。
多細胞生物では、複数の細胞がグループを作って、生きるための機能を実現しているよ。
- 形
- 機能
が似ている細胞同士がグループを作るのさ。
複数の細胞が集まってできる最初のグループを
組織(そしき)
と人間界では呼んでいるよ。
そして、その「組織」が複数集まって、今度は
器官(きかん)
というさらに大きなグループを作るんだ。
器官は具体的なはたらきを持つ生物のパーツのこと。人間でいうと
- 目
- 耳
- 心臓
とかが器官に当たるね。
そして、その器官が複数集まって今度は
個体(こたい)
を作るんだ。
このように多細胞生物では
- 組織
- 器官
- 個体
という3種類のグループがつくられるよ。
小さなグループから徐々に大きなグループを作り、最終的に1つの生物の体(個体)ができあがる仕組みさ。
多細胞生物の細胞はバラバラに集まっているわけではない!
ドイサキ
次は消化液と消化酵素の違いについて勉強していこう。
そんじゃねー