ここでは、
化合(かごう)
を勉強していこう。
化合の意味とはなに??
化合とは、
2種類以上の物質から新しい物質ができる化学変化のこと
だよ。例えば
- 物質A
- 物質B
が化学変化を起こして、新しい物質Cになったとしよう。
このような化学変化を化合、新しくできた物質を化合物と人間界では呼んでいるんだ。
化合の身近な例として、
水素と酸素から水ができる化学変化があるよ。
水素と酸素を混ぜて火をつけると、音が鳴って水ができる、っていう実験やったよね。
「水素」と「酸素」という2種類の物質が化学変化を起こして新しい「水」という物質になった現象なんだ。
このような現象を「化合」、新しくできた水が「化合物」さ。
化学変化と化合の違いは??
それじゃあ、ここまでで勉強してきた化学変化との違いは何なんだろうね。
ずばり、
化合は化学変化の1種に過ぎないんだ!
この様子を図で表すとこんな感じ。
つまり、化学変化には化合意外の種類も存在しているってわけ。
その化合以外の化学変化の1つの例として、
分解があるね。
分解とは、
「ある1種類の物質」に「あること」をしたら「2種類以上の物質になること」
だったよね?
野菜に例えるなら、化学変化が野菜。
で、そのうちの野菜のうちの1つのトマトが化合に当たるってわけだ。
野菜には他にも、キャベツ、ナス、ピーマン・・・・があるよね。
それと同じで、たくさんある化学変化の1種類が化合であるんだ。だから、化合は化学変化であるけど、化学変化は化合ではないんだ。
トマトは野菜だけど、野菜はトマトでないのと一緒だね。
分解と化合の違いは??
それじゃあ分解と化合の違いはなんだろうね。
分解はちょうど化合とは反対の化学変化だって考えるとわかりやすいね。
分解とは、
「ある1種類の物質」に「あること」をしたら「2種類以上の物質になること」
だったね。
一方、化合は
2種類以上の物質から新しい物質ができる化学変化のこと
だった。
分解と化合はともに化学変化の1つであることは間違いない。
けれども、その意味は逆で化学変化の内容は異なる、ってことを頭に入れていこう。
そんじゃねー