今日は中学理科の
化学変化
と
分解
について勉強していこう。
化学変化とは?
「ある物質」に「あること」をしたら「別の物質」ができること。
これを人間界の化学では「化学変化」または「化学反応」と呼んでるよ。
例えばカチコチの地から掘り出したばかりのサツマイモがあったとしようか。
そのサツマイモをアルミホイルで包んで50分ぐらい加熱するんだ。
すると、ふわふわの焼き芋ができるよね。
明らかにサツマイモの中身が変化している!!
生のサツマイモは固すぎて食べられなかったけど、今はどうだろう?
長時間加熱して「焼き芋」になった瞬間、人間でも食べやすくそして甘味を一層強く感じられるように変化したんだね。
このように、
サツマイモから焼き芋を作ること
も化学変化の1つと言えるね。
なぜなら、
あるもの(さつまいも)があること(加熱)をしたら別のもの(焼き芋)に変化したからね。
身近なところにこの「化学変化」の具体例はたくさんあるはずだよ。探してみてね。
分解とは?
その化学変化の1つの種類の中に
分解
があるんだ。
これは「ある1種類の物質」に「あること」をしたら「2種類以上の物質になること」だよ。
例えば、物質Aにあることしたら、
- 物質B
- 物質C
に分かれることも分解だね。
変化する物質は2種類以上だから、物質Bと物質Cの2つだけではなくて、
- 物質B
- 物質C
- 物質D
- 物質F
のように2つ以上でもこれは分解だね。
熱分解とは?
そして、この分解における「あること」が「熱を加えること」ならば「熱分解」と言うんだ。
例えばさっきのサツマイモの例で考えてみよう。
サツマイモを加熱すると、焼き芋になる同時に、水分が芋の中から出てくるんだ。
カラカラのサツマイモに熱を加えたら
- おいしい焼き芋
- 水分
にわかれたんだ。
この焼き芋現象も分解の1つの例と言えるんだ。
電気分解とは?
そしてこの「分解」において「あること」が加熱ではなくて、「電気を流すこと」だった場合があるんだ。
その分解は「電気分解」と人間界では呼んでいるよ。
つまり、ある物質に電気を流して2つ以上の物質に分かれることを電気分解と言うんだね。
例えば、水に電気を流したら「水素」と「酸素」に分かれることが人間界では確かめられているんだ。
この現象も1つの電気分解と言えるね。
物質を分解しまくったらどうなる??
ここで疑問に思うのが、
物質を分解しまくったらどうなるのか
だよね。
ある物質に化学変化を起こして2つ以上の物質に分解できるんなら・・・・
そう。
物質を分解しまくれば、どうなるだろう・・・・・
そう。
やがて「これ以上分解できなくなる限界」があるんじゃないか、と思うよね。
そんじゃねー