天気の前線がよくわからねえ!
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。深夜に、起きたね。
前回は「高気圧・低気圧」を勉強してきたけど、今日はもう一歩踏み込んで
前線とは何か??
を勉強していこう
気団とは何か??
まず理解しておきたいのが
気団(きだん)
という用語。
気団とはズバリ、
同じ気温や湿度をもった空気の塊のこと
なんだ。
ある空気が大陸や海の上にとどまっていると、同じ温度や湿度の空気になりやすいよ。
例えば、あつい大陸の上にいくつかの空気が集まってきたとする。
しばらくいると、大陸の高い気温に影響されて、上の空気と同じ気温の空気の塊(気団)になったりするんだ。
前線(ぜんせん)とは何か??
そして、いよいよ前線。
天気の世界では、
気温や湿度の違う気団同士が衝突する
という事件が起きるよ。
例えば、 性質の異なる気団A と 気団B が衝突したとしよう。
この時、2つの気団はすぐに交わらず、
境目ができる。
2つの気団の境界面のことを「前線面」、前線面が地面と交わる部分を「前線」と呼んでいるんだ。
前線付近では雲ができやすい
そして、
前線付近では雲ができやすい
という特徴があるよ。
例えば、「冷たい空気」と「暖かい空気」がぶつかったとしよう。
冷たい空気の方が、粒子の運動量が小さく、体積に小さいから密度が大きい。
対して、あったかい空気は粒子の運動量が増えて、体積が大きくなるから密度は小さくなる。
2つの空気の塊が衝突したら、冷たい空気が潜り込むんだね。
なぜなら、冷たい空気の方が、密度が大きいからだ。
性質の異なる空気の塊がぶつかると、こんな感じで前線ができるはずだ。
このとき、あったかい空気は冷たい空気に押し上げられてしまうよ。
雲のでき方で見てきたように、空気は上昇すると断熱膨張が起きて、上昇した空気が冷えてしまうんだ。
結果的に、飽和水蒸気量が下がって水蒸気でいられなくなった水分が水滴として出てきてしまうことになる。
それが雲になるわけね。
次は「前線の種類」を勉強していこう。
そんじゃねー
Ken