【中2理科】等圧線とは一体何ものなのか??

等圧線とはなにもの??

こんにちは!この記事を書いているKenだよ。ドラえもん、出てきたね。

 

「天気の単元」で重要になってくるのが、

等圧線

というツールだ。

等圧線とは、

(同じ時間に観測した)気圧が等しい地点を滑らかに結んだもの

だよ。

 

例えば、 A ・ B・C 地点 という3つの観測地点があったとしよう。

等圧線とは

このとき、正午12時に観測した気圧がぜーんぶ1020 hPa だったら、A・B・Cを滑らかに結べばいいんだ。

等圧線とは

この線が「等圧線」だ。

 

等圧線の間隔はどれくらい??

等圧線の間隔には、

  • 1000hPaを基準にする
  • 4hPa ごとに実線
  • 20hPaに太線にする

っていうルールがあるよ。

2hPaごとに点線を引く等圧線もあるらしい

 

等圧線とは

 

例えば、990 hPa から1030hPaまで等圧線をかくとこんな感じになるね↓

 

等圧線とは

 

ポイントはやはり、

  • 等圧線の間隔は4hPaごと
  • 20 hPa ごとに太線
  • 2 hPaの間隔は点線に

かな。

ルールに従って等圧線を書いてあげれば大丈夫。

 

 

等圧線と風の関係は??

あともう一つ、等圧線で押さえておきたいのは、

等圧線と風の関係

実は「風」というものは、

気圧の高いところから低いところに空気が流れる現象のこと

なんだ。

等圧線とは

 

風の向き

だから、等圧線の気圧が高いところから、低いところに向かって風が吹くことになる。

等圧線とは

 

風の強さ

そして、「風の強さ」も等圧線からわかるよ。

ズバリ、

等圧線の間隔が狭いほど強い風が吹くんだ。

等圧線とは

逆に、等圧線の間隔がゆるければ風が弱くなるね。

等圧線とは

 

この等圧線と風の強さの関係は、

山の斜面にボールを置いたシチュエーション

を想像するとイメージしやすいかな。

等圧線とは

山の上にボールを置いたら転がると思うんだけど、急な斜面の方がボールのスピードが速くなるよね。

これと同じで、気圧の場合も

「気圧がどれくらい変化したのか?」という変化量が大きいほど、風が強くなるんだ。

 

次は「高気圧・低気圧」について勉強していこう。

 

そんじゃねー

Ken