湿度の求め方ってなんなん?
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。ランチパック、3連続だね。
天気予報でよく出てくるのが、
湿度
という数値だ。
これはズバリ、
空気の湿り具合を数値で表したもの
で、もっと具体的に言うと、
ある温度の1m³の空気に含まれる水蒸気の質量が、その温度の飽和水蒸気量に対してどれくらいなのか?を百分率で表したもの
なんだ。
湿度の計算式はこんな感じ↓
湿度 [%] = (1m³の空気に含まれる水蒸気の質量)÷(その空気の温度の飽和水蒸気量)× 100
この式を見ればわかるけど、
「1m³の空気に含まれる水蒸気の質量」と「その空気の温度の飽和水蒸気量」が等しかったら湿度は100%になるね。
湿度100%という状態は、限界まで水蒸気がパンパンに詰まっているわけだ。
この事態は全然あり得ることだから、部屋の湿度計が100%で動じることなかれね。
例えば、水蒸気が1m³あたり10g含まれている空気があったとしよう。
飽和水蒸気量が50 g だった場合、湿度は
湿度 [%] = (1m³の空気に含まれる水蒸気の質量)÷(その空気の温度の飽和水蒸気量)× 100
= 10 ÷ 50 × 100
= 20%
になるんだ。
こんな感じで、湿度の計算では
- 空気の中に入っている水蒸気の質量
- その時の温度における飽和水蒸気量
がわかっていれば計算できるね。
湿度の求め方が身につく!練習計算問題
テストでは単純に湿度を計算するだけじゃなくて、
湿度から水蒸気の質量を求める問題
も出てくるよ。
例えば、次のような問題↓
こういう問題は、
湿度の計算公式を変形させりゃいいね。
湿度の公式は
湿度 [%] = (1m³の空気に含まれる水蒸気の質量)÷(その空気の温度の飽和水蒸気量)× 100
だったから、これを「1m³の空気に含まれる水蒸気の質量」について等式変形してやると、
(1m³の空気に含まれる水蒸気の質量)= 湿度 ×(その空気の温度の飽和水蒸気量)÷ 100
になるはず。
この式で「1m³の空気に含まれる水蒸気の質量」を計算してやると、
(1m³の空気に含まれる水蒸気の質量)= 湿度 ×(その空気の温度の飽和水蒸気量)÷ 100
= 40 × 30 ÷100
= 12 [g]
になるね。
つまり、1m³ に12 [g] の水蒸気が入っていたことになる。
というわけで、ここまでの湿度の練習問題が解ければ完璧。
次は「天気図の書き方」を勉強していこう。
そんじゃねー
Ken