中学理科で勉強する力の種類って??
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。タイカレーで復活だね。
中学理科では力について勉強していくんだけど、まず覚えなきゃいけないのが、
力の種類
だ。
「身のまわりにはどんな力の種類があってどのようなはたらきをしているのか?」
これを押さえておけばテストでビビることはないね。
中学理科のテストに出やすい!力の種類6つのまとめ
中学理科で勉強する力の種類は次の6つだ。
力1. 「垂直抗力」
まずは垂直抗力(すいちょくこうりょく)という力だ。
これはどういう力かというと、
静止している物体が、接している面から受ける垂直で上向きの力のこと
だね。
たとえば、消しゴムが机の上で静止していたとしよう。
この消しゴムは、机を垂直に上から押しているよね?
こんな感じで力が働いてるはずだ。
しかし、だよ?
こんなに消しゴムから机に対して押す力が働いているのに、机は変形しないし、沈まないし、くぼまない。
なぜなら、
消しゴムの力に対して逆向きで大きさが同じ力が働いているからなんだ。
この机が消しゴムを押し返す力のことを「垂直抗力」と呼んでいるよ。
力2. 重力
2つ目の力は「重力(じゅうりょく)」だ。
重力とは、地球に乗っかってる全てのものが地球から受ける力のことで、地球の中心に向かって力が働いているんだ。
丸い地球の上にのっかっっていても、地球の上に立っていられるのが重力のおかげ。地球がぼくらを真ん中に引っ張ってくれているわけさ。
ボールを放したら地面に落ちるのも重力の仕業で、地面が地球の中心方向にボールを引っ張ってるからなのさ。
3. 弾性力
3つ目の力は「弾性力(だんせいりょく)」だ。
これは、
変形した物体が元の形に戻ろうとするときに働く力だね。
たとえば、バネ、あるでしょ?
あれを引っ張ってやると、引っ張った方向に伸びるよね?
しかし、このときバネも黙っちゃいない。
引っ張った向きとは逆向きにバネから引っ張られるはずなんだ。
このバネが元に戻ろうとする力のことを「弾性力」というよ。
摩擦力
お次は摩擦力(まさつりょく)だ。
これは2つの物体が接している時、接触している面に働く平行な力のことだね。
たとえば、机に乗っかってる消しゴムを動かしてやると、動かした逆向きに摩擦力が働くよ。
摩擦力は物体の滑らかさとかの環境によって大きさが異なるよ。
ツルツルの机で消しゴムを移動させれば摩擦力が小さいし、ゴリゴリの机でやれば摩擦力が大きい。
ちなみに、摩擦力は止まっているものを動かす時の摩擦力と、動いているものが受ける摩擦力の2種類があるんだけど、大きさでいうと、止まっているものを動かす時の摩擦力の方が大きいんだ。
だから、重たいものを押して運ぶときは動き始めが一番きついってわけね。
磁石の力(磁力)
磁石にも力が働いているよ。
磁石にはN極とS極の2種類があったよね?
同じ種類の極同士を近づけると、反発し合う力が働いて、
違う種類の極同士を近づけると、引き合う力が働くんだ。
これを磁石の力(磁力)と呼んでいるよ。
電気の力
じつは、電気にも力があるよ。
電気には、磁石と同じように、
- プラスの電気
- マイナスの電気
という2種類いるんだ。
そう。御察しの通り、
同じ種類の電気だと反発し合う力が働いて、
違う種類の電気だと引き付け合う力が働くのさ。
力の種類は具体例と一緒にたたき込もう!
以上が中学理科で勉強する力の種類だよ。
- 垂直抗力
- 重力
- 弾性力
- 摩擦力
- 磁力
- 電気の力
の6つを覚えておけば、なんとかなるんじゃないかな。
覚えるときに大切なのはその力を身近な具体例と結びつけること。
イラストと一緒に覚えてみよう!
「力の種類がしっくりきた!」
ってなったら次は力の単位(ニュートン)を勉強してみよう。
そんじゃねー
Ken