【中学国語】文章・段落・文・文節・単語の違いとは?大きい順・小さい順と覚え方を解説
妖練習 連立方程式 文章題 スーパードリル 700
中学国語の文法では、言葉をつぎの単位に分けて考えますわ。
- 文章
- 段落
- 文
- 文節
- 単語
大きい順にみてまいりましょう。
文章(ぶんしょう)とは??
文章とは、考えや出来事などを、文を使って表したまとまりのことでございます。

例えば、次のようなものが文章にあたります。
- 物語
- 説明文
- 作文
- 日記
- 手紙
学校の国語の教科書に載っている物語や説明文も、文章でございます。
例えば、次の文章をご覧ください。
今日は天気がよい。私は公園へ行った。公園では友達が遊んでいた。
この文章には、3つの文がございます。
- 今日は天気がよい。
- 私は公園へ行った。
- 公園では友達が遊んでいた。
このように、複数の文が集まって一つの文章になることがございます。
ただし、文章が必ず複数の文からできているとは限りません。
一文だけで内容が完結する文章もございます。
段落(だんらく)とは??
段落とは、文章を内容などによって区切ったまとまりのことでございます。

文章が長くなると、話題や内容の区切りがわかりにくくなってしまいます。
そこで、内容のまとまりごとに段落を分けるのでございます。
段落の具体例
例えば、次の文章をご覧ください。
私は犬が好きだ。犬は人になつきやすく、一緒に遊ぶこともできる。
しかし、犬を飼うには責任が必要だ。毎日の散歩や食事の世話をしなければならない。
この文章は、2つの段落に分かれております。
最初の段落では、犬が好きな理由について説明しています。
次の段落では、犬を飼うときの責任について説明しています。
このように、内容のまとまりごとに区切ることで、文章が読みやすくなるのでございます。
形式段落と意味段落
実は、国語では段落をさらに2種類に分けて考えることがございます。
- 形式段落
- 意味段落
形式段落とは、改行などによって区切られた段落でございます。
一方、意味段落とは、内容のつながりによって、複数の形式段落をまとめたものでございます。
例えば、5つの形式段落からなる文章でも、内容によって大きく2つの意味段落に分けられることがございます。
学校の問題で単に「段落」と書かれている場合は、設問の指示や文脈を確認しましょう。
文(ぶん)とは??
文とは、一つのまとまった内容を表す言葉の単位のことでございます。

書き言葉では、一般的に句点(。)によって区切られます。
例えば、
私は本を読む。
これは一つの文でございます。
句点(。)に注目する
次の文章をご覧ください。
今日は日曜日だ。私は朝から勉強した。午後は友達と遊んだ。
この文章には、いくつの文があるでしょうか。
正解は、
3つ
でございます。
句点(。)で区切ると、
- 今日は日曜日だ。
- 私は朝から勉強した。
- 午後は友達と遊んだ。
となります。
したがって、3つの文があることがわかります。
ただし、会話文や引用文などでは、句点の数だけでは文の数を正しく判断できない場合もございます。
まずは基本的な文で練習するとよろしいですわ。
文節(ぶんせつ)とは??
文節とは、文を意味が通じるように区切ったときの単位でございます。

例えば、
私は学校へ行く。
という文を文節に分けてみましょう。
私は / 学校へ / 行く。
この文は、3つの文節に分けられます。
「ね」を入れて区切る
文節を区切るときには、「ね」を入れてみる方法がよく使われます。
例えば、
私は(ね)学校へ(ね)行く(ね)。
としてみましょう。
自然に区切ることができますわね。
このように、文の途中に「ね」を入れて読んでみると、文節の区切りが見つけやすくなります。
ただし、「ね」を入れる方法は、あくまで見分けるための目安です。
最終的には、文の意味や言葉のつながりを考えて区切りましょう。
文節の数を数える問題
例えば、次の文をご覧ください。
昨日、私は図書館で本を読んだ。
文節に区切ると、
昨日 / 私は / 図書館で / 本を / 読んだ。
となります。
したがって、
5文節
でございます。
文節の問題では、どこで区切るのかを正しく判断することが重要です。
単語(たんご)とは??
単語とは、意味や文法上の働きを持つ、言葉の最小の単位のことでございます。

文節をさらに小さく分けると、単語になります。
例えば、
私は学校へ行く。
という文を単語に分けると、
私 / は / 学校 / へ / 行く
となります。
全部で5つの単語でございます。
助詞も一つの単語になる
ここで注意したいのが、「は」や「へ」のような助詞でございます。
これらは単独では使いにくい言葉ですが、文法上の働きを持っているため、一つの単語として数えます。
例えば、
私は
という文節は、
- 私
- は
という2つの単語からできております。
一つの文節に、複数の単語が含まれることがあるのです。
助動詞も一つの単語になる
助動詞にも注意が必要でございます。
例えば、
私は本を読んだ。
という文を単語に分けると、
私 / は / 本 / を / 読ん / だ
となります。
「読ん」は動詞「読む」の活用した形、「だ」は過去・完了などを表す助動詞「た」が音の変化によって「だ」となったものでございます。
したがって、この文は6つの単語に分けられます。
文節と単語の違いとは?
ここまで学習したところで、特に間違えやすい「文節」と「単語」の違いを確認しましょう。
どちらも文を小さく区切った単位ですが、区切り方が異なります。
文節は意味が通じるように区切る
例えば、
私は学校へ行く。
という文を文節に分けると、
私は / 学校へ / 行く
となります。
つまり、3文節でございます。
単語はさらに小さく区切る
同じ文を単語に分けると、
私 / は / 学校 / へ / 行く
となります。
つまり、5単語でございます。
| 区切り方 | 結果 | 数 |
|---|---|---|
| 文節 | 私は/学校へ/行く | 3 |
| 単語 | 私/は/学校/へ/行く | 5 |
このように、一つの文でも文節の数と単語の数は異なります。
文章・段落・文・文節・単語の練習問題
それでは、ここまで学習した内容を確認しましょう。
まずは基本問題からでございます。
問題1:大きい順に並べる
次の言葉を、大きい順に並べなさい。
文節・文章・単語・段落・文
問題2:小さい順に並べる
次の言葉を、小さい順に並べなさい。
段落・文・単語・文章・文節
問題3:言葉の単位
次の説明に当てはまる言葉を答えなさい。
- 文を意味が通じるように区切った単位。
- 意味や文法上の働きを持つ最小の言葉の単位。
- 文章を内容などによって区切ったまとまり。
- 一つのまとまった内容を表す言葉の単位。
- 考えや出来事などを文を使って表したまとまり。
問題4:文の数
次の文章には、いくつの文があるでしょうか。
今日は晴れている。私は公園へ行った。公園では友達が遊んでいた。私も一緒に遊んだ。
問題5:文節の数
次の文を文節に分け、その数を答えなさい。
私は毎朝公園を散歩する。
問題6:単語の数
次の文を単語に分け、その数を答えなさい。
私は本を読む。
練習問題の解答・解説
それでは、答え合わせをしてまいりましょう。
問題1の答え
文章 → 段落 → 文 → 文節 → 単語
文章が最も大きく、単語が最も小さい単位です。
問題2の答え
単語 → 文節 → 文 → 段落 → 文章
問題1の反対の順番になります。
問題3の答え
- 文節
- 単語
- 段落
- 文
- 文章
それぞれの言葉の意味を覚えておきましょう。
問題4の答え
4つ
句点(。)で区切ると、4つの文になります。
問題5の答え
私は / 毎朝 / 公園を / 散歩する。
したがって、4文節でございます。
問題6の答え
私 / は / 本 / を / 読む
したがって、5単語でございます。
「は」「を」のような助詞も、それぞれ一つの単語として数えることが重要です。
まとめ:文章・段落・文・文節・単語の違い
最後に、今回学習した内容を整理しておきましょう。
ポイント
- 言葉の単位は、大きい順に「文章・段落・文・文節・単語」。
- 小さい順は「単語・文節・文・段落・文章」。
- 文章は、考えや出来事などを文で表したまとまり。
- 段落は、文章を内容などによって区切ったまとまり。
- 文は、一つのまとまった内容を表す単位。
- 文節は、文を意味が通じるように区切った単位。
- 単語は、意味や文法上の働きを持つ最小の言葉の単位。
- 文節を区切るときは「ね」を入れてみる方法が役立つ。
- 「は」「を」「へ」などの助詞も一つの単語として数える。
一言でいうと
文章・段落・文・文節・単語は、言葉を大きさによって分けた5つの単位でございます。
大きい順に、
文章 → 段落 → 文 → 文節 → 単語
と覚えておきましょう。
それでは、ごきげんよう。
妖練習 連立方程式 文章題 スーパードリル 700