右ねじの法則の次は「右手の法則」だ!
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。サングラス、救出したね。
前回の「右ねじの法則」で、
導線に電流を流すと磁界ができる
という現象を勉強してきたね?
詳しくは「右ねじの法則」を読んでほしいんだけど、この性質を踏まえると、
円形に巻いたコイルに電流を流すと磁界ができる
はずなんだ。
例えば、銅線を円形状に巻いたコイルがあったとしよう。
そこに電流を流すと、導線に生じる磁界の向きは「右ねじの法則」により、このようになっているはず↓
1つ1つの導線に生じる磁界の向きを合わせてやると、コイル全体では、
右から左に流れるような磁界が生じているんだ。
このコイルの磁界の向きを覚えるために使うのが
右手の法則
になってくるわけだ。
コイルに生じる磁界の向きがわかる右手の法則とは??
ってことで、「右手の法則」の使い方を解説していこう。
その名の通り「右手」を使う法則だ。
右の「小指〜人差し指」がコイルに流れる電流の向き、親指の向きが磁界の向きを表しているんだ。
電流の向きに「人差し指から小指」の4本の向きを合わせてやる。
このとき、残りの「親指」の方向に磁界が発生する。
これが右手の法則。
こいつを使ってやれば、
コイルに電流を流したら生じる磁界の向きをいつでも思い出せるってわけ。
例えば、このようにコイルに電流が流れている場合を考えてみよう。
右手の「人差し指〜小指」を電流の向きに合わせればいいから、右手をくるっと回すことになる。
あとは右手の親指の向きに注目。
親指は右に向いているから、コイルの中を通る磁界の向きは
左から右
になるね。
「右手の法則」を忘れたら「右ねじの法則」で解決
こんな感じで、右手の法則は大活躍。
えっ、右手の法則を忘れた時はどうすればいいのかって?!
そういう時は、右ねじの法則を使ってみよう。
1つの1つのコイルの部分に注目して、右ねじの法則を使っていけば、コイルの中の磁界の向きがわかるはずだ。
ちょっとめんどくさいけど、右手の法則なら2秒ぐらいで磁界の向きがわかるから使っていこう!
そんじゃねー
Ken