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【高校数学I】背理法とは何かを日常生活の例でわかりやすく解説

妖練習 連立方程式 スーパードリル 500

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クマシロ
クマシロ

よう、消しゴムの妖精のクマシロだ。

 

ついにきちゃったな・・・・この単元・・・・そう、

背理法(はいりほう)。

もうね、見た目からして絶対むずいよ・・・・・

って思ってる??

 

実は意外とシンプル。

背理法とは、

証明したい命題が間違っていると仮定して、矛盾を起こすことで正しさを示す方法

だぞ。

名前は難しそうだけど、流れはシンプルなんだ。

$$
\boxed{
反対だと仮定する
\rightarrow
矛盾する
\rightarrow
元の命題が正しい
}
$$

今回は、

背理法とは何か

なぜそれで証明できるのか

を、数学の例と日常の例で確認していこう。

 

背理法とは??

ある命題、

$$
P
$$

を証明したいとする。

背理法では、いきなり、

「Pは正しい」

ことを証明しようとはしない。

逆に、

「Pは正しくない」

と仮定する。

つまり、

$$
\bar P
$$

を仮定するんだ。

そして、その仮定から考えを進めていって、

絶対にありえない矛盾

が出てくれば、

$$
\bar P
$$

という仮定が間違っていたことになる。

したがって、

$$
P
$$

が正しいとわかる。

 

クマシロ
クマシロ

一回「この命題は間違ってる」と仮定してみる。そこで破綻したら、元の命題の勝ちだ。

 

なぜ背理法で正しいといえるの?

ここが一番大事だ。

命題、

$$
P
$$

については、

Pが正しい

か、

Pが正しくない

か、

どちらかしかない。

つまり、

$$
P
$$

と、

$$
\bar P
$$

で、すべての場合を使い切っている。

そこで、

$$
\bar P
$$

を仮定した結果、

矛盾が起きたとする。

すると、

$$
\bar P
$$

はありえない。

残るのは、

$$
P
$$

だけだ。

だから、

$$
\boxed{
\bar Pが不可能
\Rightarrow
Pが正しい
}
$$

といえるんだ。

 

数学の例で考えてみよう

次の命題を考える。

三角形の内角のうち、少なくとも1つは60°以上である。

これを背理法で証明してみよう。

まず、

この命題が間違っている

と仮定する。

すると、

三角形の3つの内角は、すべて60°未満である。

ことになる。

3つとも60°未満なら、その合計は、

$$
60^\circ+60^\circ+60^\circ
$$

より小さいので、

$$
180^\circ
$$

未満になる。

ところが、三角形の内角の和は必ず、

$$
180^\circ
$$

である。

つまり、

$$
\boxed{
180^\circ未満
\quadなのに\quad
180^\circ
}
$$

となってしまう。

これは矛盾だ。

したがって、

「3つの内角がすべて60°未満」

という仮定が間違っていたことになる。

よって、

三角形の内角のうち、少なくとも1つは60°以上である。

は正しい。

 

背理法の流れを整理しよう

背理法は、基本的に次の流れで進める。

$$
\boxed{
1.\ 証明したい命題を決める
}
$$

$$
\boxed{
2.\ その命題が成り立たないと仮定する
}
$$

$$
\boxed{
3.\ その仮定から考えを進める
}
$$

$$
\boxed{
4.\ 矛盾を見つける
}
$$

$$
\boxed{
5.\ 仮定が間違いなので、元の命題は正しい
}
$$

これが背理法の基本形だ。

 

背理法っぽい日常生活の例

たとえば、

今日は学校が休みである。

ことを確かめたいとする。

そこで逆に、

今日は学校が休みではない。

と仮定する。

もし学校が休みではないなら、

今日は普通に授業がある

はずだ。

ところが、

学校の予定表には「休校」と書いてある。

つまり、

授業がある

と、

休校である

が同時に出てきてしまう。

 

これは矛盾だ。

だから、

「学校が休みではない」

という仮定が間違い。

したがって、

今日は学校が休みである

とわかる。

 

クマシロ
クマシロ

背理法は「反対だとしてみる → おかしくなる → じゃあ元が正しい」だ。

 

背理法はどんなときに使う?

背理法は、

直接証明しにくい命題

で使われることが多い。

とくに、

「〜ではない」ことを示したい

「存在する」ことを示したい

無理数について証明したい

ときなどに使いやすい。

有名なのは、

$$
\sqrt{2}
$$

が無理数であることの証明だ。

これは、

「√2は有理数である」

と仮定して、

そこから矛盾を導くことで証明するんだ。

 

まとめ

背理法とは、

証明したい命題が成り立たないと仮定して、その仮定から矛盾を導く証明方法

である。

流れは、

$$
\boxed{
否定を仮定
\rightarrow
矛盾
\rightarrow
元の命題が真
}
$$

だ。

大事なのは、

命題とその否定で、すべての場合を使い切っている

ということ。

だから、否定側が矛盾して消えれば、

元の命題が正しいと確定するんだ。

 

クマシロ
クマシロ

背理法は「反対側を一回泳がせて、矛盾したところで捕まえる」証明法だ。

 

それじゃあ

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妖精

ここまで読んでくれてありがとう!おつかれさまでした。

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