【高校数学I】背理法とは何かを日常生活の例でわかりやすく解説
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よう、消しゴムの妖精のクマシロだ。
ついにきちゃったな・・・・この単元・・・・そう、
背理法(はいりほう)。
もうね、見た目からして絶対むずいよ・・・・・
って思ってる??
実は意外とシンプル。
背理法とは、
証明したい命題が間違っていると仮定して、矛盾を起こすことで正しさを示す方法
だぞ。
名前は難しそうだけど、流れはシンプルなんだ。
$$
\boxed{
反対だと仮定する
\rightarrow
矛盾する
\rightarrow
元の命題が正しい
}
$$
今回は、
背理法とは何か
なぜそれで証明できるのか
を、数学の例と日常の例で確認していこう。
背理法とは??
ある命題、
$$
P
$$
を証明したいとする。
背理法では、いきなり、
「Pは正しい」
ことを証明しようとはしない。
逆に、
「Pは正しくない」
と仮定する。
つまり、
$$
\bar P
$$
を仮定するんだ。
そして、その仮定から考えを進めていって、
絶対にありえない矛盾
が出てくれば、
$$
\bar P
$$
という仮定が間違っていたことになる。
したがって、
$$
P
$$
が正しいとわかる。

一回「この命題は間違ってる」と仮定してみる。そこで破綻したら、元の命題の勝ちだ。
なぜ背理法で正しいといえるの?
ここが一番大事だ。
命題、
$$
P
$$
については、
Pが正しい
か、
Pが正しくない
か、
どちらかしかない。
つまり、
$$
P
$$
と、
$$
\bar P
$$
で、すべての場合を使い切っている。
そこで、
$$
\bar P
$$
を仮定した結果、
矛盾が起きたとする。
すると、
$$
\bar P
$$
はありえない。
残るのは、
$$
P
$$
だけだ。

だから、
$$
\boxed{
\bar Pが不可能
\Rightarrow
Pが正しい
}
$$
といえるんだ。
数学の例で考えてみよう
次の命題を考える。
三角形の内角のうち、少なくとも1つは60°以上である。
これを背理法で証明してみよう。
まず、
この命題が間違っている
と仮定する。
すると、
三角形の3つの内角は、すべて60°未満である。
ことになる。
3つとも60°未満なら、その合計は、
$$
60^\circ+60^\circ+60^\circ
$$
より小さいので、
$$
180^\circ
$$
未満になる。
ところが、三角形の内角の和は必ず、
$$
180^\circ
$$
である。
つまり、
$$
\boxed{
180^\circ未満
\quadなのに\quad
180^\circ
}
$$
となってしまう。
これは矛盾だ。
したがって、
「3つの内角がすべて60°未満」
という仮定が間違っていたことになる。
よって、
三角形の内角のうち、少なくとも1つは60°以上である。
は正しい。
背理法の流れを整理しよう
背理法は、基本的に次の流れで進める。
$$
\boxed{
1.\ 証明したい命題を決める
}
$$
$$
\boxed{
2.\ その命題が成り立たないと仮定する
}
$$
$$
\boxed{
3.\ その仮定から考えを進める
}
$$
$$
\boxed{
4.\ 矛盾を見つける
}
$$
$$
\boxed{
5.\ 仮定が間違いなので、元の命題は正しい
}
$$
これが背理法の基本形だ。
背理法っぽい日常生活の例
たとえば、
今日は学校が休みである。
ことを確かめたいとする。
そこで逆に、
今日は学校が休みではない。
と仮定する。
もし学校が休みではないなら、
今日は普通に授業がある
はずだ。
ところが、
学校の予定表には「休校」と書いてある。

つまり、
授業がある
と、
休校である
が同時に出てきてしまう。
これは矛盾だ。
だから、
「学校が休みではない」
という仮定が間違い。
したがって、
今日は学校が休みである
とわかる。
背理法は「反対だとしてみる → おかしくなる → じゃあ元が正しい」だ。
背理法はどんなときに使う?
背理法は、
直接証明しにくい命題
で使われることが多い。
とくに、
「〜ではない」ことを示したい
「存在する」ことを示したい
無理数について証明したい
ときなどに使いやすい。
有名なのは、
$$
\sqrt{2}
$$
が無理数であることの証明だ。
これは、
「√2は有理数である」
と仮定して、
そこから矛盾を導くことで証明するんだ。
まとめ
背理法とは、
証明したい命題が成り立たないと仮定して、その仮定から矛盾を導く証明方法
である。
流れは、
$$
\boxed{
否定を仮定
\rightarrow
矛盾
\rightarrow
元の命題が真
}
$$
だ。
大事なのは、
命題とその否定で、すべての場合を使い切っている
ということ。
だから、否定側が矛盾して消えれば、
元の命題が正しいと確定するんだ。
背理法は「反対側を一回泳がせて、矛盾したところで捕まえる」証明法だ。
それじゃあ
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