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【高校数学I】条件の否定とは?『かつ・または』の否定とド・モルガンの法則をわかりやすく解説

妖練習 連立方程式 スーパードリル 500

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クマシロ
クマシロ

よう、消しゴムの妖精のクマシロだ。ストリートに、イン

 

命題や条件を勉強していると、

条件の否定

というものが出てくるよな。

今日はここを掘り下げていくぞ。

 

条件の「否定」とは??

条件の否定とは、

その条件が成り立たない場合をすべて表した条件

のことだ。

たとえば、

$$
x>3
$$

という条件を考える。

この条件が成り立たないのは、

$$
x=3
$$

の場合と、

$$
x<3 $$ の場合だ。 つまり、 $$ x\leq3 $$ となる。 したがって、 $$ \boxed{ x>3
\text{ の否定は }
x\leq3
}
$$

である。

クマシロ
クマシロ

否定は「逆っぽい条件」じゃないぞ。「元の条件じゃない場合を全部集めたもの」だ。

 

数についても同じだ。

条件、

「xは有理数である」

の否定は、

「xは有理数ではない」

である。

実数の範囲で考えているなら、

「xは無理数である」

と言い換えることができる。

つまり、

$$
\boxed{
xは有理数
\text{ の否定は }
xは無理数
}
$$

となる。

 

「pかつq」の否定はどうなる?

では、

「pかつq」

の否定を考えてみよう。

「pもqも両方成り立つ」

ことの否定は、

少なくともどちらか一方が成り立たない

ということになる。

つまり、

pではない、またはqではない

だ。

したがって、

$$
\boxed{
\overline{p\text{ かつ }q}
\Leftrightarrow
\bar p\text{ または }\bar q
}
$$

となる。

 

「pまたはq」の否定はどうなる?

次に

「pまたはq」

の否定は、

pもqもどちらも成り立たない

ということだ。

つまり、

pではない、かつqではない

になる。

したがって、

$$
\boxed{
\overline{p\text{ または }q}
\Leftrightarrow
\bar p\text{ かつ }\bar q
}
$$

となる。

 

 

「かつ・または」の否定をまとめよう

ここまでを整理すると、

$$
\boxed{
\overline{p\text{ かつ }q}
\Leftrightarrow
\bar p\text{ または }\bar q
}
$$

そして、

$$
\boxed{
\overline{p\text{ または }q}
\Leftrightarrow
\bar p\text{ かつ }\bar q
}
$$

となる。

つまり、

否定すると、「かつ」と「または」が入れ替わる

んだ。

 

これはド・モルガンの法則そのもの

ここで、

どこかで見たことあるな

と思ったかもしれない。

そう。

これは、集合で勉強した、

ド・モルガンの法則

と同じ考え方なんだ。

集合では、

$$
\overline{P\cap Q}
=
\overline{P}\cup\overline{Q}
$$

そして、

$$
\overline{P\cup Q}
=
\overline{P}\cap\overline{Q}
$$

だった。

条件では、

$$
\boxed{
\overline{p\text{ かつ }q}
\Leftrightarrow
\bar p\text{ または }\bar q
}
$$

$$
\boxed{
\overline{p\text{ または }q}
\Leftrightarrow
\bar p\text{ かつ }\bar q
}
$$

となる。

つまり、

集合のド・モルガンの法則と、条件の否定は同じ構造

なんだ。

 

クマシロ
クマシロ

集合でやったド・モルガンが、今度は条件の世界に出てきたってわけだ。

否定と補集合の違い

ここまで勉強してくると、

否定

と、

補集合

がかなり似て見えてくる。

 

実際、考え方はよく似ているんだ。

でも、

何に対して使う言葉なのか

が違う。

 

否定

は、

命題や条件

に対して使う。

たとえば、

$$
p:x>3
$$

という条件があるとする。

この否定は、

$$
\bar p:x\leq3
$$

である。

つまり、

$$
\boxed{
否定=\text{「その条件ではない」}
}
$$

ということだ。

 

一方、

補集合

は、

集合

に対して使う。

たとえば、全体集合Uの中で、

$$
A=\{x\mid x>3\}
$$

という集合を考える。

このとき、Aの補集合は、

$$
\overline{A}
=
\{x\mid x\leq3\}
$$

となる。

つまり、

$$
\boxed{
補集合=\text{「その集合に入っていない要素の集合」}
}
$$

ということだ。

 

したがって、

$$
\boxed{
否定
\longrightarrow
命題・条件
}
$$

$$
\boxed{
補集合
\longrightarrow
集合
}
$$

と整理できる。

 

クマシロ
クマシロ

否定は文をひっくり返す。補集合は集合をひっくり返す。対象が違うんだ。

 

それじゃあな。

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妖精

ここまで読んでくれてありがとう!おつかれさまでした。

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