単項式と多項式ってどう違うの??
中2数学の「式の計算」で押さえたいことは、
「単項式」と「多項式」の違い
だね。この2つはごっちゃにしやすい数学用語なんだ。
だって、「単項式」と「多項式」って漢字で1文字しか違わないし、
ひらがなに直しても1文字違いだからね。
当然、勉強していると、
単項式と多項式をごっちゃまぜにする
という事態におちいるわけさ。
今日は、そんなミスをなくすために、こんな記事をかいてみたよ。
その名も、
3分でわかる!単項式と多項式の違い
さ。「単項式」と「多項式」の違いがわからないときに参考にしてみて。
3分でわかる!単項式と多項式の違い
「単項式」と「多項式」ってどっちも、
「文字」と「数字」でできた式
のことなんだ。
それで、こいつらにはこんな違いがあるんだ。
- 単項式→「かけ算 (×)」だけでできた「文字と数字の式」
- 多項式→「かけ算 (×) 」と「たし算 (+)」でできた「文字と数字の式」
つまり、
「かけ算」だけできた文字式は「単項式」、
「かけ算」と「たし算」で成り立つ文字式は「多項式」ってことになるね。
それじゃあ、単項式と多項式をそれぞれ詳しくみてみよう!!
単項式ってなんだろう??
改めてもう一度復習だね。
単項式って、
「かけ算のみ」で表される「文字」と「数」の式のこと
なんだ。
たとえば、「5a」っていう式は単項式だね。
なぜなら、
「5」という数字と「a」っていう文字が「かけ算のみ」でつながっているからね。
また、文字だけの「p」っていう式も「単項式」だし、
数字だけの「5000」っていう式も単項式だ。
だって、なにもかかっていないように見えても
「1」がかけられているからね。
足し算が含まれていなければ単項式になる
ってことを覚えておこう!
多項式ってなに??
多項式とは、
「かけ算」と「足し算」でできた「文字と数字の式のこと」
を言うんだ。
たとえば、
2a+7
とか、
a^2 + 3abc + 7
とかね。
もっといっちまえば、
単項式を+でつなげたもの
ともいえる。
だって、多項式の中の1つ1つの項は単項式になっているからね。
さっきあげた例でいうと、
「a^2」「3abc」「7」はすべて単項式
だね。
単項式を足し算で結ぶもの。
それが多項式だ!!
ただ、1つだけ多項式で注意すべきことがあるんだ。
それは、
「引き算」が含まれている文字式も多項式
ってことさ。
たとえば、
7a -9
なんかね。その理由は、
「-」は「-の項をたす」って解釈できるからだよ。
引き算ではなく、「−の項」を足しているってすればいいんだ。
−が含まれる単項式の集まりも多項式である
ってことを忘れずにね。
まとめ:単項式と多項式は「たし算」を含むかどうかが違う!
単項式と多項式の違いはどうだったかな??
発音はすげえ似てるけど、
単項式と多項式は「たし算」を含むかどうかが違う!
って覚えておこう。
そんじゃねー!