こんにちは、竹生まれの妖精ドイサキだよ! 坂いってくるよ
ドイサキ
中学理科では、
質量保存の法則
を勉強していくよ。
質量保存の法則とはわかりやすくいうと何?
これは
ある物質が変化して別の物質になってもその質量は変わらない
という法則なんだ。
例えば、物質Aが物質Bと物質Cになったとしよう。
変化する前の物質Aが100 [g] だったとする。
変化後の物質Bと物質Cの質量をたしたら、Aと同じ100 [g] になる!
っていうわけね。
この質量保存の法則は化学変化で有効であるとされているよ。
化学変化とは、
「ある物質」に「あること」をしたら「別の物質」ができること
だったよね。
なぜ、化学変化でも質量保存の法則が使えるのか?
それは、
物質が変化しても、物質を構成している原子は消えない、と考えられるからさ。
さっきの例でいうと、変化前の物質Aの中に入っていた原子たちは、消えてなくなったわけじゃない。
物質Bと物質Cに分かれて散らばっただけと考えるのさ。
それぞれの原子の重さが同じとするなら、変化前の物質Aと、変化後の物質Bと物質Cの質量の合計は変わらないんだね。
質量保存の法則の具体例は??
そんな質量保存の法則の具体例を見てみよう。
例えば、水素と酸素が合体して水になる化学変化。
水素が20 [g]、酸素が10 [g] だったら、新しくできる水はどれくらいの重さになるかな?
そう、そいつらを合わした質量の30 [g] ってことになるんだ。
この質量保存の法則は化学変化だけじゃなくて、物理変化でも有効と確かめられているよ。
物理変化とは、
物質の形が変わるだけで、物質の中身はそのままの変化のこと
だね。
また、中1理科で習った「状態変化」でもこの質量保存の法則は有効とされるよ。
うん、以上。
質量保存の法則をマスターしたら、次は発熱反応と吸熱反応について勉強していこう
ドイサキ
そんじゃねー