水素の発生方法(作り方)・集め方・性質って??
こんにちは!この記事を書いているKenだよ。ジャストインタイムだね。
中1理科の身のまわりの物質では、色々な気体を発生させて、集めて、性質を調べていくよね。
ここまで、
っていう2つの気体を勉強してきたね。
今日はもう一歩頑張って、
水素
という気体について勉強していこう。
この記事で勉強していく項目は次の3つ。
- 水素の発生方法
- 水素の性質
- 水素の集め方
3分でわかる!水素の発生方法・作り方
まずは水素の発生方法から見ていこう。
水素は、
鉄や亜鉛に、
うすい塩酸や硫酸を加えると発生するんだ。
だからまあ、
- 亜鉛
- 硫酸
の組み合わせでもいいし、
- 鉄
- 塩酸
でもいいってわけ。
水素の性質ってどんなの??
さて、じゃあ水素の性質にはどんなものがあるんだろうね??
中学理科で勉強する水素の性質は次の4つ。
性質1. 密度がむちゃくちゃ小さい
水素の性質の中の一つとして、
水素の密度はものすごく小さい
ってことがあるんだ。
どれくらい小さいのか、空気や、これまで勉強してきた気体の密度と比較してみよう。
密度(1気圧 0℃)[kg/m³] | |
---|---|
二酸化炭素 | 1.977 |
空気 | 1.293 |
酸素 | 1.429 |
水素 | 0.089 |
うわっ!
一人だけちいさ!!
空気と比較すると、空気の密度の、
0.069倍じゃないか!!
つまり、ある空気の塊と同じ質量の水素を用意したかったら、水素を空気の14倍以上集めてくる必要があるわけだね。
水素軽すぎ。
水素はすべての気体の物質の中で一番軽いんだ。おそるべしだね。
性質2. 無色無臭
水素には、色もにおいもない。
水素がそこらへんに浮かんでいても、人間の目には映らないし、鼻も存在をキャッチでいないね。
性質3. 水に溶けにくい
水素という気体は、水に溶けにくい。
性質4. 燃えると水になる
気体の水素は、燃えると、水になるんだ。
気体の水素に、火をつけたマッチ棒を近づけていくと、
ぽん!
って音がして、水ができちゃうね。
絶対に漏らさない!水素の集め方
さて、最後に水素の集め方を見ていこう。
水素は「水上置換法」で集めていくよ。
水と気体を置き換えて、気体を集めていく方法だったね。
なぜ、水素を水上置換法で集めるのかというと、水素の性質に、
水に溶けにくい
というものがあったからね。
水素は水に溶けにくいから、気体が水に溶けてとり逃がすといったことが少なくなるわけ。
>>詳しくは「気体の集め方」を復習をしてみて
水素の発生方法(作り方)・集め方・性質も完璧!!
と、以上が水素の発生方法(作り方)・集め方・性質だよ。
最後にもう一回、復習しておこう。
水素は、
- 金属(亜鉛、鉄)
- 塩酸または硫酸
を混ぜると発生して、
次の4つの性質を持っていて、
- 密度がものすごく小さい
- 無色無臭
- 水に溶けにくい
- 燃えると水になる
水素は水に溶けにくいから、
水上置換法
で集めていくんだ。
水素を発生させる実験はだいたいこんな感じになるね。
テストに出やすいからよーく復習しておこう。
そんじゃねー
Ken