食物連鎖と食物網の違い・役割

食物連鎖と食物網の違い、ズバリ言っちまうぞ。

それはな、

スケール

だ！！

 

食物連鎖（しょくもつれんさ）とは？

食物連鎖とは、

食べる・食べられるの関係を一本の流れで表したもの

さ。

生物がどのようにエネルギーを獲得し、どのように栄養を伝えていくかを示す一本の筋だ。

例えば、草が虫に食べられ、虫が鳥に食べられ、そして鳥が狐に食べられる。

このように一直線に繋がるのが食物連鎖なのさ。

 

食物網（しょくもつもう）とは？

食物網は、

複数の食物連鎖が網目状につながったもの

だ。

食物連鎖は、

草 → 虫 → 鳥 → 狐

って感じで、1本の流れだったよな？？

 

食物網になると、

同じ生き物が、複数の相手とつながるんだ。

例えば、虫は草と鳥とかしか繋がってなかったけど、じつは、ネズミとも繋がってるかもしれねえ。

そして、そのネズミが今度は狼とつながる。

このように、食物網は食物連鎖が互いに絡み合うんだな。

 

食物連鎖と食物網がわかる身近な例

おっと、まだしっくりきてねえみたいだな。

家族の中だと弟だけど、部活では先輩

っていう身近な例えでしっくりこようぜ。

家族の中では「弟」だと、立場は「下」。

そう、パシリだ。

だが、部活では中学2年生だから「先輩」に。

そう、立場は「上」だ。

 

つまりつまり、

同じ人なのに、立場が変わってるよな。

 

これを生物に当てはめるとどうだ？？

食物連鎖では、

草 → 虫 → 鳥 → 狐

という感じで、虫は「食べられる側」の立場で固定だった。

 

でも、食物網だと、別の食物連鎖もあるから、

虫が強者になって、別の小さい虫や菌類を食べているかもしれねえ。

草 → 小さい虫 → 虫

みたいになっている可能性もあるわけだ。

つまり、食物網だと状況ごとに立場が変わるってことさね。

 

まとめ

• 食物連鎖は食べる・食べられるの関係を一本の流れで表したもの
• 食物網は複数の食物連鎖が網目状につながったもの