【高校数学I】二次方程式が正の解と負の解をもつ条件
妖練習 中学数学 文字式 スーパードリル 900 (中学数学マスターシリーズ)
よう、消しゴムの妖精のクマシロだ。2連続で、湖だ
二次方程式では、
2つの解がどこにあるのか
を調べる問題が出てくるぞ。
たとえば、
正の解と負の解を1つずつもつ条件
を求める問題だ。
二次方程式、
$$
x^2-kx+8-2k=0
$$が正の解と負の解をもつとき、定数、
$$
k
$$の値の範囲を求めてみよう。
今回は、この問題を一緒に解いてみよう。
二次方程式が正の解と負の解をもつ条件
まず、
$$
f(x)=x^2-kx+8-2k
$$
と置こう。
すると、二次方程式、
$$
x^2-kx+8-2k=0
$$
の解は、二次関数、
$$
y=f(x)
$$
のグラフとx軸との共有点のx座標になる。
今回求めたいのは、
正の解と負の解を1つずつもつ
場合だ。
グラフで考えると、
x軸の負の部分と1回、正の部分と1回交わる
ということになる。
つまり、2つの共有点の間に、
$$
x=0
$$
が入っていればいいんだ。

負の解は原点より左、正の解は原点より右。つまり原点をはさんでx軸と交わればいいぞ。
x=0のときのグラフを見る
それじゃあ、x=0のときはグラフどうなってるのかみていくぞ。
今回の二次関数、
$$
y=x^2-kx+8-2k
$$
では、
$$
x^2
$$
の係数が、
$$
1
$$
である。
つまり、放物線は上に開く。
上に開く放物線が、x軸の左側と右側で1回ずつ交わるためには、
$$
x=0
$$
のところでグラフがx軸より下にあればよい。
つまり、
$$
f(0)<0
$$
である。
なぜなら、上に開く放物線では、2つのx軸との共有点の間だけ、
$$
y<0
$$
になるからだ。
もし、
$$
x=0
$$
のとき、
$$
y<0
$$
なら、0は2つの共有点の間にある。
したがって、1つの共有点は負の範囲に、もう1つは正の範囲にあるんだ。
f(0)を求める
では、
$$
f(x)=x^2-kx+8-2k
$$
について、
$$
f(0)
$$
を求めよう。
$$
x=0
$$
を代入すると、
$$
f(0)=8-2k
$$
となる。
正の解と負の解を1つずつもつためには、
$$
f(0)<0
$$
だから、
$$
8-2k<0
$$
となる。
両辺から8を引くと、
$$
-2k<-8 $$ である。 両辺を、 $$ -2 $$ で割ると、不等号の向きが逆になって、 $$ k>4
$$
となる。
したがって、
$$
\boxed{k>4}
$$
が答えだ。
上に開く放物線なら、f(0)<0で原点が2つの共有点の間に入る。これだけで左右に1個ずつだ。
まとめ
よし、以上だ。
もう一度おさらいしておこう。
二次方程式、
$$
f(x)=0
$$
が正の解と負の解をもつということは、
放物線が原点をはさんで、x軸の左右で1回ずつ交わる
ということだ。
上に開く放物線なら、
$$
f(0)<0 $$ 下に開く放物線なら、 $$ f(0)>0
$$
となればよい。
正の解と負の解なら、原点をはさんで左右に1個ずつ。まずx=0を見に行け。
それじゃあな。
妖練習 中学数学 文字式 スーパードリル 900 (中学数学マスターシリーズ)